忍者ブログ
[363] [364] [365] [366] [367] [368] [369] [370] [371] [372] [373]

 閃いた! 公務員は、生活保障がされてる訳ですから、300万円以上貯金しちゃいけない法律を作りましょう。これで毎年、ウン兆円の経済効果が見込めるはずです。

( ・ω・) まあ、うまいこと隠し資産を作るだけで、むしろ地下に金が潜る気はする

「ってことは、ひょっとして警戒する必要全く無いってこと?」
「さー? 子供と見せかけて、実は只の小男で、暗殺拳法を極めてる可能性もある訳だし」
 そこまで能力のある人間だったら、あんなチンピラの手駒にはならないし、大体、白昼堂々、襲撃もしてこないと思う。
「んーと」
 前かがみになって、フードの中を覗き込んでみる。女の子、なのかな。多分、トヨ様と同年代なんだろうけど、あれくらいはっきり女装束を纏ってる人ならともかく、面立ちだけで性別を判断するのは難しい年頃――。
「くーくー」
「……」
 今、何か不穏当な声が聞こえなかった?
「ひょっとして、寝ておりますの?」
「あんまり認めたくないんだけど、どうもそうみたい」
 この子も、アクアさんみたいに神経が人とは掛け離れてるんだろうなぁ。
「もしもーし、朝ですよー」
「……おはよう、ございます」
 あ、声から察するに、完全に女の子だね。女声の少年の可能性も無い訳じゃないけど、キリがないし女の子ってことにしちゃおうよ。
「ここ、どこ?」
「……」
 女の子は、キョロキョロと周囲を見回しながら、そんなことを口にした。
 何だろう、この霧を相手に剣を振るってるみたいな徒労感。まるで、アクアさんを相手にしてるみたいだよ。
「えーと、君はどうしてあの男達の手伝いをしたのかな?」
「……」
 数拍の間の後、ようやく現状について合点がいったのか、ちょっと驚いたみたいな表情を作った。
 つ、疲れる。まさか、このテンポでしか話せないなんて言い出したりしないよね。

 

PR

 選挙の議席予想が各紙踊っていますが、バラバラもいいところですよね。民主党がが50割るだの、60越えるだの。去年の衆議院選はピタっと300議席超を当てたというのに。やっぱり、不確定要素が多いんでしょうか。
 そして思う。よく、『何処の政党に入れますか』というアンケートはありますが、今の世の中、かなりの有権者が消去法で政党を選んでるんですから、『何処にだけは絶対入れませんか』という調査をした方が立体的な予想が出来るんじゃないですかね。

( ・ω・) 私は、あそことあそことあそこには絶対入れません!

「あれ、何か忘れてない?」
 新たな相棒の素晴らしさに意識がいっちゃったけど、何か予定調和から外れる出来事があったような?
「ひょっとして、魔法封じのこと? あたしにゃ、全く関係無いけどさ」
「あ、そうそう」
 正直、あの程度の相手だと呪文なんて無くても勝てるから、すっかり忘れてたよ。
「結局、あのマホトーンは何処から――」
 砂埃が舞って視界が遮られているけど、一目見渡すだけで発信源は知覚出来た。近場の露天の横で、杖を持ったまま立ち尽くしている子供がそれだろう。麻製と思しきマントと一体化したフードで顔が隠れている為に、年齢や風体は判別出来ない。
「どう、思う?」
「んー。たしかにあいつらが逃げた後も残ってるのはおかしいよねぇ」
「でもこっちを攻撃する気なら、援護で色々呪文を使ってきたはずだよね」
 マホトーンで僕とアクアさんの呪文を封じたっきり、何もしないでそこに残ってるとか不自然極まりない。
「こういった時は、深く考えた方が負けですわよ」
 言って、スタスタと例の子供に向かっていくアクアさん。何と言うか、神経の質からして僕とは違うんじゃないかって思えてくるよ。
「……」
 手を伸ばせば届くんじゃないかっていう距離まで近寄っても、その子供は身動き一つしなかった。まさか強力呪文を撃とうとしてるんじゃないかと警戒したけど、魔力の波動を感じず、呪文の詠唱も聞こえないから、考えすぎだと理解する。
「ん? この子が持ってる杖――」
「シス、何か知ってるの?」
「あんま世間には流通してない型で、変な力があるかも。さっきの魔法封じって、これの力じゃないかな」
 しかしこの子は、どうしてそういうのが分かるんだろうか。

 

 蓮舫氏が東京選挙区の改選組だと知ってふと思う。まあ、五人区だから95%くらい当選はするんでしょうけど、民主系の票が一点に集中しすぎて、もう一方が不利なんじゃ。民主1、自民1、共産1、公明1、みんな1って展開もあるやも知れません。或いは、蓮舫氏自ら、『もう一人もお願いします ><』って恥ずかしい演説をするんでしょうか。オラ、ワクワクしてきたぞ。
 比例の掘り起こしという観点では1000万有権者の東京は魅力的なのかも知れませんが、だったら始めから比例で出せば良いんじゃないかなと思ってみたり。

( ・ω・) まあ、ここまで知名度上がると、誰も思ってなかったとも言う

「安心して。痛みを感じないまま四肢を切り落としたりなんてしてないから」
「んな真似、人間に出来て溜まるか!」
 そうかなぁ。トウカ姉さんクラスなら、割とあっさりやりそうな気もするけど。
「今の僕に出来るのは、これくらいだよ」
 一陣の風が、舞い込んだ。
 ふわりとマントがたなびくと共に、チンピラ達のズボンがパラリと地面に落ちる。そう、僕は今の一撃で腰紐を切り落として、留めボタンを弾き飛ばしたんだ。
 劇なんかで良く見る演出だから一度やってみたかったんだけど、本当に出来るとは思わなかったなぁ。出来ると確信したから、身体が勝手に動いたんだろうけどさ。
「しっかし甘いよねぇ。折角だから下着の紐も切っちゃえば、晒し者に出来たのに」
 はい、シス。年頃の女の子がそんなはしたないこと言っちゃいけません。
「まだやる? まあ、次はあの子が言った様に、本当に下着までずり落とすことになると思うけど」
「ち、ちくしょー! 憶えてやがれよー!」
「大丈夫、大丈夫。あんた達が視界から消えたら、綺麗さっぱり忘れる自信があるから」
 片手でズボンを抑えつつ、不恰好に走り去ろうとするチンピラ達にそんな声を掛けておいた。あ、片一方が裾踏んで転びかけた。
「何か、昔読んだ小説だかで、毎回、特に理由もなく襲ってくる小物達が居たのを思い出したよ」
 イヅナを腰の鞘に収めつつ、そんなことを口にした。そう言えば、今のがこの剣にとっての初陣になっちゃった訳だけど、そういう意味ではどうだったんだろうね。

 2010年参議院選の公示がされたとかされないとか。まあ、今回は主要9党、自民、民主、公明、国民、社民、共産、みんな、たちあがれ、改革、比例で何処も1議席は獲得しそうなので、比例は投票先を選ぶ甲斐がありそうですよね。首長連合は……マスコミ戦略で完全に遅れをとった感が。小沢前幹事長並のステルスモード。選挙でステルスは、何の意味も無いよ! 幸福実現党? そんなのありましたっけ?
 選挙区に関しては民主党の支持率が盛り返したので、面白味は無さそうです。一人区は民主と自民の一騎打ち、二人区は民主と自民が分けあい、三人区になってやっと公明党辺りが食い込めるみたいな。親民主、反民主の構造になりそうですね。小政党に民主の票が流れるのか、自民の票が流れるのかが良く分からないところが、話をややこしくしています。

( ・ω・) 正直、獲得議席予想は恥を掻くだけだからやめておこうぜ!

「それで、今日は御礼参りですか」
 はぁ、あんだけ実力差見せておいて、掛かってくるなんて、これだから程度の低い人達は困るなぁ。
 いや、僕達がバラモス倒そうとしてるのも、似た様な無謀っぷりって感じもするんだけどさ。
『マホトーン』
「んあ?」
 不意に、呪文を封じ込められた。
 な、何だ? こいつらにそんな真っ当な知性があるとは思えないし、大体、奴らより後ろから――。
「へっへっへ。昨日、てめぇにやられたのは、猪口才な強化呪文のせいよ。純粋な体力勝負なら、ガキ一人と女二人に遅れをとる俺達じゃねぇ」
 身体的な強さなら、僕よりシスやアクアさんの方が上かも知れないって言うべきかなとも思ったけど、面倒だからやめておいた。
「ま、何でも良いや。ほら、掛かってきてよ」
 世の中、話せば分かるなんて能天気なことを言う人もあるけど、僕の考えはちょっと違う。と言うか、話して分かる相手の方が少ないんだから、そういう時は力で圧倒した方が手っ取り早い。
「舐めんなよ!」
 良い剣は、場合に依ってはその持ち主よりも的確に戦いの場を心得てる様な気がした。
 僕がその空気を理解するよりも早く、僕の右手はイヅナを引き抜いていて――電光石火の様な一閃を、襲い掛かってくる二人に浴びせていた。
「……」
「……」
 時が止まったかの様な沈黙と硬直が場を支配した。
 一振りで、空間さえも変質させるような威圧感。軽々に力を誇示することすら躊躇われ、ある種の畏怖さえ覚える程だった。
「てめぇ……一体、何をしやがった」
 全身を固まらせたまま、チンピラの片割れがそう口にした。

 世論調査を見ると、期待する閣僚の一番人気は蓮舫氏なんだそうです。これって、逆に考えたら、誰も民主党の政策には期待してないってことなんじゃないですかね。だって、彼女は政策屋ですらない広報担当と言うか。更にぶっちゃければコンパニオン、レースクイーンと言うか、キャンギャルと言うか。ゲーム会社ですら、美人の広報使う時代に、未だに釣られる人が居るんだなぁと。

( ・ω・) ふわっとしたイメージだけで選挙は勝てるのか、一種の社会実験と化している

「ああ、そこら辺は、適当にやってくれ」
 言って、バーネットさんは中途になっていた鞘作りを再開する。
 邪魔をしてはいけないかなという建前と、どうしたものか分からない本音が交錯して、僕達はとりあえず一礼だけして、鍛冶屋バーネットを後にしたんだ。

「今更だけど、本当に貰っちゃって良かったのかな?」
 店を出て小半刻くらい町を散策した末に、本当に今更な疑問を口にした。
「いーんじゃないのー。剣なんて換金しないなら使ってナンボなんだし。
 剣の方だって、あんなじーさんより、アレクみたいな若者の方が良いって思ってるだろうしさ」
 シスって時たま、発想がオヤジ化することがあって困るよね。
「良き剣は良き鞘を選び、良き僧衣は良き僧を選ぶという言葉もありますわ。きっとイヅナも、アレクさんに出会う時を待っていたのではと思いますの」
 何かこう言われるとアクアさんがちゃんと聖職者に見える辺り、人間って不思議だよね。
「やいやいやい、てめーら」
 不意に、声を掛けられた。
「えーと、どちら様ですか?」
 声の方向を向いてみると、品の良くない青年が二名――あれ、何処かで会ったことあるっけ?
「てめぇ! ジョージの店でのされたのは昨日の話だぞ!」
「ああ、すいません。町のチンピラとか、山賊、海賊の類は、似た様なのが多すぎて、顔を憶えるのを諦めてるもので。
 ほら。頭の容量の無駄遣いじゃないですか」
「こいつ……とぼけた顔のくせに、とんでもなく口が悪いぞ」
 良く言われますけど、気にしないことにしたのです。

 



忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
4 5 7 9
11 12 14 16
18 19 21 23
25 26 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[09/14 taka]
[09/10 美綾]
[09/10 taka]
[09/01 美綾]
[08/31 taka]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
バーコード
ブログ内検索