2011
地味にビビったこと。アイコンの編集をしていて、『椎名莉以』と変換しようとしたら、まったく候補にすら上がりやがらないんです。え、何、変換機能が忘れるくらい漢字にしてなかったっけ。そりゃ、セネレは公康の一人称作品で、その公康は、りぃって平仮名変換なんだから、地味に何回書いたかも怪しいレベルなんですけどさ。李威って、何処の中国の武将だよ。
( ・ω・) ちなみに、日本語読みで、りいって武将は、マジで居た気がする
一人は、世界にその名を知られた大賢者。一人は、その大賢者が後継者と認める高弟。そしてもう一人は、十五歳に満たないのに賢者の道を歩き始めた若き少年。シルビーさんにしてみれば、メロニーヤ様は父親らしいし、リオール君も実弟っぽいから、仲間外れ感は否めないんだけどさ。
「悔しいから、三人纏めて、呪いを掛けてくれる」
「本当に、心配してる?」
やっぱり、この人の心の中を読み取るのは難しい。
「という訳だから、私がバラモス城へ行かなければならない事情は変わらない」
「成程、大体、分かった」
奴らの目的は見えないにしても、バラモス城へ向かわなければならないという部分は強まった。こっちとしても戦力を削られる一方じゃジリ貧だし、何よりも不気味だ。だから、異存は無いんだけど――。
「戦力に、多大な問題があるのも、事実だ」
隠密行動をするという意味でシスは重用出来るだろうけど、単純な火力は熟練の冒険者に及ばない程度のものしかない。イヅナを手にしたとはいっても、僕自身が戦士として一人前になれているかどうかさえ怪しいのが主因だ。せめてトウカ姉さんが戦えればとも思うけれど、未だに解放する手立ては見付かってないし、無いものねだりをしても始まらない。
「いや、ちょっと待って。そもそも、形式上、オーブは揃ったけど、これでバラモス城に乗り込めるって確定した訳じゃないってこともあった」
巫女さん達が本物だと明言したのは、イエロー、ブルー、パープルの三つだけ。レッド、グリーン、シルバーに関しては、シスが同程度の価値を認めただけだし、間違いがなくても、何かの誤作動でラーミアが目覚めない可能性もある。更に、ラーミアの聖なる力って奴が、バラモスの結界を破れる保証も無い訳で。
2011
昨日の菅総理の『原発依存度を減らしていく』の発言に、枝野官房長官が、『これから国民的な議論を進めていく』と付け加えたそうです。え、何、結論が決まってるのに、『議論』? 何それ、怖い。茶番もいいところじゃないですか。
いや仮に、結論の『中身』を議論しろというなら、それはそれで只の丸投げですし。こいつら、マジで頭の中大丈夫か?
( ・ω・) 本気で病院を紹介した方が良いと思える総理とその側近って、日本じゃ初めてじゃなかろうか
「クレインは、間違いなく、魔王軍にとっても、軽視は出来ない存在のはずだよね」
あれだけの術師が、例えば兄さんやトウカ姉さんに比肩する前衛と組んだら、それこそちょっとした軍隊に相当する戦力になりかねない。少数精鋭での潜入を一番恐れるバラモスにとって、潰しておきたい芽だと考えるのが普通だ。
洗脳して、自軍の戦力に加える気だろうか。いや、人間同士の戦いならいざ知らず、相手は高位の魔物を幾匹も抱える、魔王だ。優れているとはいっても、たかだか人間を配下にするとは考えにくい。
「たしかに、二人が捕らわれたことは、先行きに影を落としたけど、一つ、明るい展望も見付かった」
「というと?」
「メロニーヤ様、クレイン、リオール君。何故だか知らないけど、奴らは優秀な魔法の使い手を集めている。そして、希望的観測も含まれてるけど、当面は殺すつもりがない。一度逃げられてるクレインを再び生け捕りにしようとするくらいだから、それなりの必然性があるはずだ」
「ということは――」
情報を処理しながら、シルビーさんは眉根にシワを寄せた。
「私は、『優秀な魔法の使い手』に含まれなかったということ?」
「いや、だから、そこな訳?」
2011
西武ドームってあるじゃないですか、西武ドーム。あそこのレフトスタンドの看板に、ごはんがススムくんがあります。現段階で、十二球団一、二を争うパワーヒッター、中村剛也選手、通称おかわり君が思いっきり引っ張って放り込むと……何とシュールなことか。これを狙ってやったんだとしたら、販売元である味の素を見直さざるを得ません。いやまあ、別に蔑視する様なことがあった訳でもないんですが。
( ・ω・) こういうのって、割と好きだよ!
「何とか、包囲網の一番薄いところを突破したのだけれど、それが罠だった。幹部級の魔物数体が待ち構えていて、二人を――」
ギリッと、歯軋りの音が聞こえた様な気がした。さしものクレインも、それだけ追い詰められた状況では分が悪いっていうのは、頭が締め付けられる思いだ。
「だけど、そんな状況で、どうやってシルビーさんは――」
「何故だか、魔物達は二人にしか追いすがらなかった。その隙をついて、クレインが、ルーラかバシルーラで逃がしてくれた。気付いたら、ここに居た訳で、細かい経緯は分からない」
「あ、クレインが言ってた、個人の魔力に向けて飛ばす、キメラの翼の応用」
手紙の遣り取りが元で聞いた技術だけど、人間にも使えるんだ。バシルーラは僧侶系呪文に属してるし、多分、ルーラの方だろう。クレイン程の術師なら多少、魔法使い系統から外れた呪文も使えるかも知れないけど。
「とにかく、腹が立つ。この高貴な気品に満ち溢れた美少女魔女っ子シルビーさんを差し置いて、男二人を攫うなどとは」
「そ、そっち?」
僕にこの人の内心を読むことなんて出来ないから、これが本音なのか、怒りを飲み込んでのものなのかは、良く分からない。
「しかし、殺すんじゃなくて、攫った、ね」
魔物達が本気で殺しに掛かってきたっていうんなら、先ずは逃げられないことを考えるから、シルビーさんを逃す余裕があったところに不自然さを感じる。だから、多分、二人が囚われたという部分は、それなりに信憑性があるんだろう。だけど、そうすると次に湧いて出るのは、『何の為に』だ。
2011
そういや以前、菅総理が『私の顔を見たくなければ、この(再生エネルギー)法案を通せばいい』とか言ってた会場に、ソフトバンクの孫氏が居たことがありました。『何でこのオッサンが? 金になる匂いでもすんの?』とかその時は思ってたのですが、やっぱりソーラーパネル事業に全力で参入する予定みたいです。分かりやすい利権構造だなぁ。これって、政治家の倫理規定的な法律に引っ掛からんのかいな。つーかこないだ国会で自民党議員が、『ソーラーパネルは中国が圧倒的なシェアを持っている。あなたは、中国に税金を流す売国奴だ』とか何とか言ってた気がするんですが。韓国だったかも知れませんが。あの総理は、どこから調達してくる気なんですかね。それと再生可能エネルギーの不安定さを、ちゃんと知ってる国民がどれだけ居るかがそもそも疑問だ。本気で取り組むなら、研究チームを立ち上げて、十年か二十年掛けてたくさんの実験と検証を重ねて、メイドインジャパンの、安価、省資源でそれなりの太陽光エネルギーを生み出せるパネルを開発してからだと思う訳で。少なくても、法案を通したら、民間がこぞって参入して技術が向上するような、甘い業界じゃないと思います。携帯電話みたいに、便利じゃないもん。電気の利便性なんて、安定性くらいしか一般人は気にしませんし。
( ・ω・) 少なくても現総理の間にカタがつく話じゃないんだから、大した手柄にはならないよね
「旅のさなか、モンスター達に追いやられて入った祠で、頂戴した。
たしか、『このネクロゴンドの奥地にまで来るとは、あなたがたこそ、まさに勇者の中の勇者。このシルバーオーブで以ってラーミアを目覚めさせ、どうか、どうかバラモスを討って下され』とかどうとか言っていたような」
「……」
あれ、何か凄い温度差を感じるんだけど、これって僕の感性に問題があるからじゃないよね。
「と言うか、私達にとってこれは一個目であって、そこまで持ち上げられても、感情移入しきれない面が否定出来ない」
「まー、場所が場所だけに、僕達みたいに最後に回す人が多数だと思うよ」
世界でも屈指の魔術師であるクレインを擁していなければ、思いついても、実行は難しいよね。
「何にしても、そこの部分は割とどうでも良くて」
多分、だけど、僕達ほど、世界の至宝であるオーブの存在をついで程度に思ってる人は少ないと思う。只のお宝として扱ってるシスは別にして。
「問題は、その後。折角、軍団から逃げ切ったと思ったのに、外に出てみれば、すっかり囲まれていて。祠自体は聖なる力とやらに守られてるらしいのだけど、包囲された時の無力感といったら」
「あー」
分かる分かる。あれって、中に住んでる人は良いんだけど、出入りしなきゃならない人には時間稼ぎにしかならないよね。と言うか、数で圧倒的に負けてたら取り囲まれて、むしろ状況は悪くなるし、空も埋め尽くされてたらルーラも殆ど無効だし。と言うか、中の人って、どうやって生活してるんだろうね。レイアムランドの巫女さん達みたいに人じゃなければ良いんだろうけど、一般人は物資補給とかしなきゃいけない訳で。
2011
ねんがんの、かきごおりきをてにいれたぞ!
いや、手に入れたのは二週間くらい前なんですが、書くのをすっかり忘れてまして。いやいや、そんなん要らんだろと言わないで下さい。かき氷器ですよ、かき氷器。こう、シャリシャリ掻き回して、あまあまひやひや。この暑さで、シャーベットやらかき氷を購入し続けてたら、幾らになるか分かったもんじゃないという貧乏人根性で買ったんですけどね。これから僅か二ヶ月しか美味しい時期がないという、日本人らしい、刹那に生きる象徴みたいなものじゃないですか。
( ・ω・) 最近は、10月まで充分暑い? そんな気も、しないでもない
盗賊は、個人差があるけど、基本的には職人だから、論理はすっ飛ばして、結論だけを得てる人が多い。
遊び人は、語るまでもなく、論外として。
魔法使いは、よっぽどの才能に満ち溢れてる人でない限り、コツコツと積み重ねて呪文を習得するから、思考回路が構築されていて参謀職に向いている。強いて言うなら賢者も近いものがあるけど、自称を除いた本物の賢者は数えるくらいしか居ないし、ここでは考えないでおく。
もちろん、あくまでそういった傾向があるってだけで、全く当てはまらない人も居る。それに、この手の思考が出来るっていうのと、リーダーの資質は、必ずしも関係が無いから、魔法使いのリーダーがそこまで多いって訳でも無い。
何にしても、どんな状況に陥ろうと、常に最善の策を、理で積み上げるのが魔法使いの役目だ。一応は勇者でリーダーの僕だけど、その根幹は変わってないとは思っている。シルビーさんとは、一緒に居た時間は少ないけど、似た芯を持っていると、信じたい。
「魔女っ子」
「はい?」
「私は、魔法使いじゃなくて、魔女っ子」
そこって、そんなに重要視するところなの?
「クレインが、私を呼んだ時に、そう決めた。中身的には、女魔法使いであることに変わりは無いんだけど」
うん、変な拘りはあるけど、客観的且つ合理的な見解だよね。よしよし。これなら、ちゃんと話を進められるはずだ。
「それじゃ、次はこのシルバーオーブについてだ。これは、ネクロゴンドで手に入れたってことでいいの?」
シルビーさんは、コクリと首を縦に動かした。