昨日の菅総理の『原発依存度を減らしていく』の発言に、枝野官房長官が、『これから国民的な議論を進めていく』と付け加えたそうです。え、何、結論が決まってるのに、『議論』? 何それ、怖い。茶番もいいところじゃないですか。
いや仮に、結論の『中身』を議論しろというなら、それはそれで只の丸投げですし。こいつら、マジで頭の中大丈夫か?
( ・ω・) 本気で病院を紹介した方が良いと思える総理とその側近って、日本じゃ初めてじゃなかろうか
「クレインは、間違いなく、魔王軍にとっても、軽視は出来ない存在のはずだよね」
あれだけの術師が、例えば兄さんやトウカ姉さんに比肩する前衛と組んだら、それこそちょっとした軍隊に相当する戦力になりかねない。少数精鋭での潜入を一番恐れるバラモスにとって、潰しておきたい芽だと考えるのが普通だ。
洗脳して、自軍の戦力に加える気だろうか。いや、人間同士の戦いならいざ知らず、相手は高位の魔物を幾匹も抱える、魔王だ。優れているとはいっても、たかだか人間を配下にするとは考えにくい。
「たしかに、二人が捕らわれたことは、先行きに影を落としたけど、一つ、明るい展望も見付かった」
「というと?」
「メロニーヤ様、クレイン、リオール君。何故だか知らないけど、奴らは優秀な魔法の使い手を集めている。そして、希望的観測も含まれてるけど、当面は殺すつもりがない。一度逃げられてるクレインを再び生け捕りにしようとするくらいだから、それなりの必然性があるはずだ」
「ということは――」
情報を処理しながら、シルビーさんは眉根にシワを寄せた。
「私は、『優秀な魔法の使い手』に含まれなかったということ?」
「いや、だから、そこな訳?」
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