はてさて。我らが横浜ベイスターズが、毎度おなじみ、梅雨くらいの終戦を迎えようとしていますが、『今年は7月まで粘ったんだよ! 梅雨も終わったしね!』ととりあえずは言っておこうかと思いつつ、今シーズンは、半月遅れの開幕じゃないかと言われると何も言い返せない訳で。中継ぎ以降の防御率が二点台なのに、先発が五点台ってどういうことなの……。
( ・ω・) 毎日が谷間! ある意味、ちょっとエロティカルだよね!
「やっぱり、今からちょっとルーラで乗り込んでくる」
「流石に、それで弾き返されないよりは、ラーミアの方が可能性高いと思うけどね」
「むぅ」
僕にはちょっと良く分からない行動原理や信条はあるみたいだけど、理詰めで説くとそれなりに解してくれる辺り、シスよりは扱い易い。
「何にしても、とにかくレイアムランドには一度行かなきゃ、次の手を模索しづらいのはたしかかな」
大雑把にこれからのことを想定しておいて、出た結果次第で選択肢を煮詰めていくことはもちろんするけど、今のままじゃ、まだ手探りというか、見えない部分が多すぎる。
「それも、時間が進めばどう状況が悪化するか分からないから、出来る限り早くってところも、間違いない」
「ですわね」
三人が無事だというのは、こっちの希望が多分に含まれている。時々刻々、何がどう変わるか分からないんだから、最高速度で行動するに越したことはない。
「済まないが、ちょっといいか」
と、ボブさんが会話に割って入ってきた。
「話を聞く限り、君達はすぐにでもバラモス城へと乗り込むつもりらしいが――」
若干の行き違いはあるけど、大雑把に言えば大体そうです。
「すると、明日、俺と一緒にノアニールに殴られに行ってくれるという話はどうなるのかね」
「そこですか」
かなり素に近い声を出しちゃったじゃないですか。
「その件に関しましては、最大限、努力はしたい所存でありますが、様々な諸事情を勘案するに、達成は困難な状況になりつつあります」
「王族の様な喋り方はやめたまえ」
微妙に便利で、何となく使っちゃうのが難儀なところだ。
PR