昨日、近頃のコロコロコミックを軽く見る機会があったのですが、何だか、私が幼少の折に読んでいたのと、企画的には、大差が無いような。いや、ネリ消しとか流行ってたよなぁとか、しみじみ思う次第でありますが、何だろう、この拭い切れない違和感。
でも、よくよく考えてみたら、コロコロ読者って、大体、五年くらいで世代が入れ替わる訳ですから、そのローテで同じことやっても、あんまバレないんですよね。ラノベ業界も、ある意味、似た様なものなのかも知れませんが。昨今の少年誌は、何故か、少年が大人になっても、マンガが継続してる感はありますが。
( ・ω・) この差は何処から生まれたのか、レポートする程の熱意はない
「自分で進んで飲もうとは思わんがのぉ。町で暮らすと、どうしても付き合いがあるもんじゃよ」
「そういうものですか」
差し出されたお茶を一口含みながら、相槌を打った。
う、ん。まあ、頂いたものに対してあれだけど、やっぱりあんまりうまくは淹れられてないよね。何しろ、アクアさんのお茶に対する拘りが尋常じゃないから、僕も気付かない内にうるさくなっちゃったよ。
「町での暮らしは、どうですか」
十年続けてきた生活を一変させることに労力が必要だとは、人生経験の浅い僕でも理解できた。
「元々、一人でやってきたから、何とかやっておるよ。人と頻繁に話すことがこれ程に喜ばしく、これ程に疲れることだとは、昔は思わんかったがの」
サラっと、どう反応して良いか分からない重い言葉を口にしてくれるなぁ。
「最近は、町の一員であらんといけないと思っての。昔やっておった金属細工の仕事を再開しておるんじゃ。この世界、こんな田舎町でも流行り廃りをある程度は追わんとやっていけんものなんじゃが、何とかなっとるわい」
そりゃ、十年、時を止めてたんですから、十年ちょっと前の流行でも、充分に通用するでしょうね。ああ、これも、本気でどう返して良いか分からないよ。
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