地味にビビったこと。アイコンの編集をしていて、『椎名莉以』と変換しようとしたら、まったく候補にすら上がりやがらないんです。え、何、変換機能が忘れるくらい漢字にしてなかったっけ。そりゃ、セネレは公康の一人称作品で、その公康は、りぃって平仮名変換なんだから、地味に何回書いたかも怪しいレベルなんですけどさ。李威って、何処の中国の武将だよ。
( ・ω・) ちなみに、日本語読みで、りいって武将は、マジで居た気がする
一人は、世界にその名を知られた大賢者。一人は、その大賢者が後継者と認める高弟。そしてもう一人は、十五歳に満たないのに賢者の道を歩き始めた若き少年。シルビーさんにしてみれば、メロニーヤ様は父親らしいし、リオール君も実弟っぽいから、仲間外れ感は否めないんだけどさ。
「悔しいから、三人纏めて、呪いを掛けてくれる」
「本当に、心配してる?」
やっぱり、この人の心の中を読み取るのは難しい。
「という訳だから、私がバラモス城へ行かなければならない事情は変わらない」
「成程、大体、分かった」
奴らの目的は見えないにしても、バラモス城へ向かわなければならないという部分は強まった。こっちとしても戦力を削られる一方じゃジリ貧だし、何よりも不気味だ。だから、異存は無いんだけど――。
「戦力に、多大な問題があるのも、事実だ」
隠密行動をするという意味でシスは重用出来るだろうけど、単純な火力は熟練の冒険者に及ばない程度のものしかない。イヅナを手にしたとはいっても、僕自身が戦士として一人前になれているかどうかさえ怪しいのが主因だ。せめてトウカ姉さんが戦えればとも思うけれど、未だに解放する手立ては見付かってないし、無いものねだりをしても始まらない。
「いや、ちょっと待って。そもそも、形式上、オーブは揃ったけど、これでバラモス城に乗り込めるって確定した訳じゃないってこともあった」
巫女さん達が本物だと明言したのは、イエロー、ブルー、パープルの三つだけ。レッド、グリーン、シルバーに関しては、シスが同程度の価値を認めただけだし、間違いがなくても、何かの誤作動でラーミアが目覚めない可能性もある。更に、ラーミアの聖なる力って奴が、バラモスの結界を破れる保証も無い訳で。
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