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 ロボット三原則というルールがあります。SF界の大御所であるアイザック・アシモフ氏が作中で記述した、ロボットが守るべき3つの規則です。一つ目は『ロボットは人間に危害を加えてはならない』です。二つ目が『第一に反しない限りロボットは人の命令を守らなくてはならない』になります。そして三つ目は『前述の二つに則った範囲でロボットは自身の身を守らなくてはならない』です。つまりロボットはあくまで人の為の存在で、枠を越える自由は持っていないと示しています。世に出たのは1950年ですが、時代背景も考慮しなくてはいけません。当時のSFと科学の世界では、フランケンシュタイン・コンプレックスが蔓延っていました。これはロボットや機械を制御しきれなくなり、主従が入れ替わる事態に対する危惧です。言い換えると、ロボット三原則は安全弁として考案された訳です。昨今の人工知能の発達を見るに、心配性だなと軽んじられません。現代のプログラムに組み込めば良い気もしますが、あまりに漠然としていて機能しないんだそうです。たしかに人を害さないからして、線引きが極めて難しいのは素人でも想像できます。なるようになるの精神で、マズいことになったらその時に考える人類らしさで行くしかなさそうですね。

(・ω・) 手塚治虫作品は守ってるネタが多い記憶

【典型例を毎日見てるせいとも言う】
月:こないだ学会を覗いたら、
 爺さん二人が取っ組み合いしてた。
黄:ちょっとした騒ぎになったんだよぉ。
月:口喧嘩で収められないのは学者と呼べない。
黄:理想論としては正しいんだろうけど、
 そんな人格者ばかりとは思えないんだよぉ。


【いずれ制御不能になるから廃れただけでは】
月:警備員は不審者なら想定していたが、
 こういった事態には慣れていなかったようだ。
黄:本来はどっちも護衛対象なんだよぉ。
月:両方をしばいて気絶させれば良かった。
黄:下手したら刑事事件なんだよぉ。
月:結果オーライでも責任を取らせるから、
 社会が萎縮するのではないかな。


【そんなんされたら一瞬で頭冷えそう】
月:周囲の若いのもアタフタしてるだけだった。
黄:対応しろってのも酷なんだよぉ。
月:虐げられてる身からしたら、
 こんな面白い見世物は無いとも言える。
黄:見解が極端なんだよぉ。
月:許されるなら瞬時に賭場を立てて、
 煽りまくりたいところだった。


【つまりは揉み消して有耶無耶にしたのである】
黄:かくいうアンタも見てただけなんだよぉ。
月:配信しなかっただけ感謝して欲しい。
黄:実際にやったら間違いなく拡散したんだよぉ。
月:知り合いにだけ動画を見せる方が楽しめそうだし。
黄:想像より酷い理由だったけど、
 大学内で留めたのは正解のはずなんだよぉ。

 考えように依っては、我を忘れるほどに譲れない持論があるというのは素晴らしいことです。しかし小学生並に低次元な争いの気がしてならないのは、捻くれすぎですかね。
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