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 与党の過半数割れがほぼ確実になった模様ですが、こうなってくると去年の衆議院選で三分の二である320を取らせなかったのが効いてきますね。自公時代みたいに衆議院での再可決も出来ませんし、どう運営してくんでしょう。本当に、秋解散せざるを得ない展開の気もします。何しろ、衆参過半数を抑えてて、あのどうしようもない国会運営だった訳ですから。

( ・ω・) 公明も、みんなも、泥船には乗らないとは思うんだけどなぁ

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 姑息という言葉は、元来、間に合わせという意味です。しかし最近は卑怯という意味でも使われています。
 一月前に代表総理をすげ替えた民主党は、ダブルの意味で姑息だった訳です。だぶこそです。

( ・ω・) ふにっとしたイメージで選挙は勝てない。それが確定しました

 さて、明日はついに参議院選挙の投票日ですが、二十歳以上の方は投票先をお決めになられたでしょうか。私は大体決めました。選挙区はあそこで、比例はあそこにしようと思います。
 二十歳未満の方も、若い頃から政治と選挙について考えることは良いことなので、じっくり注視してやって下さい。政治は基本、ややこしいので、状況を理解できるのに何年も掛かります。私も、選挙権を得た頃から政治をちらほら興味を持ち始め、ようやく少し情勢が分かる様に。まだまだ、先は長いですが。

( ・ω・) 明日は色々と祭りになると、ばっちゃが言ってた

「で、これからどうすんの?」
「どうしようか?」
 質問に質問で返すと何の発展性も無いんだけど、凄い行き詰まり感を覚えちゃったんだからしょうがない。
「夜だし、ちょっと諜報活動でもしてこようか?」
「この広い街を、シス一人で?」
 幾ら優秀だからって、それはちょっとどうかなぁ。ってか、こっちの動向が結構、漏れてるみたいだし、あんまし単独行動は好ましくないと思うんだよね。
「やいやいやい、てめぇら!」
 不意に、ガラの悪い声が遠くから聞こえた。
「この宿に、二人の女を連れたガキが泊まってるだろう? とっとと出せや、ボケェ」
 急いで廊下に出て、階下を見遣ると、そこには知能程度が低そうな男が二人――あれ、何処かで会ったことあったっけ。
「やかましいよ。うちの客は疲れを癒す為に、うちに泊まってるんだ。営業妨害が目的だったら、すぐに出ていきな」
「うっせぇ、ババァ。てめぇは黙って質問に答えり――アイチチチ」
「レディに対する口の聞き方がなってないねぇ」
「は、話の途中で関節極めるレディが何処にいやがる」
 何だか、受付のオバちゃんと乱入者が揉めてるけど、何だったんだろうね。
「ひょっとしてあれ、弱いくせに粋がってたチンピラじゃない?」
「あー、そういえば、そんなのが居たような」
 あんな何処の街にも処分に困るほど余ってる若者より、イヅナとモロゾフさんの人形作成技術の方が衝撃的だったせいで、通常の三割増しくらいの速度で忘却しちゃってたよ。
「あっ、このガキ、んなとこに居やがったな。そこで待ってやがれよ」
 あちゃー。早々と部屋に戻っておけばオバちゃんが何とかしてくれそうだったのに、見付かっちゃったよ。

 

 断続的に続いている『それゆけ黄龍ちゃん!』ですが、連載四年半に至って、玄武が結構、好きだということに気付く。アラヤシキで三回も冠被せましたし。
 まあ、ロングスパンのようで、ギャルゲの幼馴染みに比べれば大したことないですよ。あいつら十年前の約束とか、平気で忘れてますし。

( ・ω・) 比較対象がおかしいとか、言い出したりしないように

 大体、仮にも人の親として、娘をそんな危険な策に乗っけようという神経が今一つ分からない。
「それじゃ、僕達はこの近くの宿屋に泊まってますから、何かあったら又どうぞ」
 何か良い情報でも持ってればジョージさん達に引き合わせるというのも選択肢にあったんだけど、これじゃどうにもなりそうもない。ここは、適当にお茶を濁してお引き取り頂こう。
「で、何でついてくるんですか」
 バーネットさんの店を出てからも僕達に随行する三人に、そう問い掛けた。
「いや、今晩の宿をまだ決めていなくてな。折角だから、同じ宿を利用しようかなと」
 何だろう、この、人気の玩具に、誰も欲しがらないものも抱き合わせで売る商売みたいな話。
 どうして僕には変な人ばっかり寄ってくるのか。日頃の行いは良いはずなのに、不思議な話もあったものだよね。

「ニヤニヤ」
「……」
「ニヘラニヘラ」
「しょーじき、男が夜な夜な、剣の手入れしながら悦に浸ってるのって、相当、気持ち悪いよ?」
 いーじゃない、本人が満足なら。こういうのって、女の子には分かって貰えないのかなぁ。
「ってかさ、魔法にしか興味無いみたいな顔してたのに、そんな嬉しい訳?
 そりゃたしかに、高い剣だけどさ」
「何だろうなぁ。値段どうこうじゃないんだよね。長年追い求めてた身体の一部を手に入れたみたいな、そんな感じかなぁ」
「ふーん」
 あれ、何か今の相槌、微妙に棘が無かった?
「ま、別に良い剣があるからって、剣士として急激に強くなる訳じゃないしねー」
 それを言われると辛いものがあるけど、折角、いい気分なんだから、別にいーじゃない。

 

 しかし、何か恐ろしくグダグダ感が漂ってる参議院選挙ですが、原因はやっぱり首相でしょうね。いや、好きとか嫌いとかじゃなくて、あんだけまともに議論する気がない総理じゃ、争点の構築なんてしようがないじゃないですか。消費税? 普天間? 社会保障? 安全保障? 民主党政権発足から十ヶ月の是非? 逆質問なんて無益なことしてる暇あったら、与党第一党党首として、有意義な展望でも述べてみろというんだ。

( ・ω・) いや、出来ないから逃げてると言われれば、全くもってその通りなのですが

「だが、筋は通っているな。良いだろう、俺達が持つものを、全て分け与えてくれる」
 話の通りが良い人って、嫌いじゃないよ。
「スピルは、この街の何処かに居る!!」
「……」
「……」
「……」
 え、僕の耳が誤作動を起こした訳じゃないよね?
「そのくらいのこと、あたし達でも知ってるんだけど」
「奇遇だな、俺達もそれしか知らん」
 何だろう、このどうしようもないまでの遣る瀬無さ。人間、期待をするからこそ落胆もするって真理を見た気がするよ。
「父さんは、たまに大袈裟」
 大袈裟って言うか、無闇とノリが良いって言うか。
「何しろ、俺達が会ったってのは、間違いなく影武者だからな。ジュリに理解させるのは手間が掛かり過ぎると思って、本人だってことにしておいたが」
「うん、うっすらとは、把握」
 しかしジュリの周囲だけ、何か時間の流れが違うみたいにのんびりとしてるよなぁ。
「で、結局、何の進展も無かった訳だけど」
 どうしよう。この人達と絡めば、何か突破口の糸口くらいは見えると思ってたのに、世の中は甘くないよね。
「いやいや、そうでもない」
「と言いますと?」
 モロゾフさんの物言いに、何やら含みを感じたんだけど――。
「この街に、スピルの手下は山の様に居る。そいつらを片っ端から薙ぎ倒していけばいずれ幹部級に相対するか、重要な情報を持つ奴に違いない。
 俺達三人では厳しいが、六人で効率的に叩きのめせば――」
「それは、下策の中でも、更に最下層に位置するものです」
 何かと思ったら、とんでもない力押しが提案されたものだ。敵の本拠地で、相手の正確な数も分からないってのに、無茶にも程がある。

 



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