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2011

0902

 野田新総理の組閣が終了しましたが、何だ、この布陣は。安住財務相に、玄葉外相、山岡国家公安委員長、だと。何、このオールレンジツッコミどころ。政権運営する気無いだろ。これで回るとか思ってたら、真性のバカ以外の何者でもないぞ。もう、言葉を選ぶ気にすらならないわ。
 村田蓮舫氏もサラッと復帰してますが、まあ、これは仕方ないでしょう。彼女のバブルはとっくに弾けてますが、あれより人気のある女性議員なんて、居ませんし。谷議員? 死人が出るぞ。
 それにしても、只でさえ悪党面で苦労しそうなのに、アホなのかなぁ。もう本当に、何か大どんでん返しを用意してるとしか、思えないことばっかなのですが。

( ・ω・) 人間って、余りにガードが甘いと攻めるのを躊躇う生き物だよね

「これが、人徳というものやも知れませんよね」
 どうしようもないのは間違いないけど、一応は師匠だから乗ってあげるのが筋かも知れない。
「いや、別に女性ばっか選んでる訳でも無いんですがね。普通に、男の知り合いも居るんですよ。今は魔王軍に囚われてますけど」
「どういうことだ、そりゃあ!?」
 一年以上の付き合いだけど、何処をどういじったら怒るのか、未だに良く分かってない。
「あのなぁ。普通、囚われるのは女の仕事だろうが。何で男がそうなるよ」
「僕に言われましても」
 物語の常識を、現実に当てはめられても困るんだけど。
「あら?」
 と、不意にクリスさんが小首を傾げて、お師匠さんを見遣った。
「ダニエルって、もしかして昔、衛兵をしてたことがあったりする?」
「あぁん?」
 ガラの悪い声を上げながら、お師匠さんはクリスさんをマジマジと見詰めた。
「……もしかして、クリス嬢ちゃんか?」
「他人の空似ということに、ここではなってるわよ」
 もう、そろそろその設定、捨てても良いんじゃないかなぁ。
「顔見知りなんですか?」
 一応、元ポルトガ兵に、ポルトガの貴族様なんだから、ありえない話ではないよね。
「まあ、その、何だ。経緯は端折るが、昔、剣の手合わせをしたことがあってな」

 


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2011

0901

 日本には、何度か副総理という肩書きを持つ大臣が誕生していますが、そんな役職は公式には無いそうです。一応、内閣法では、総理に何かあった時の為に、そういう人を設定できることになっているらしいのですが、非常時の総理代行は官房長官が筋ですよね。いざって時の為に、日本から殆ど離れない人ですし。実際、震災直後は総理がアレすぎて、枝野氏が実質総理でしたし。何の為の女房役だ。大臣とか、考えがかなり掛け離れてるのも居るんだから、このシステムが必要な理由が分からないのです。
 結局のところ、箔付けの為の、ほぼ自称みたいなもんですから、ハイパーメディアクリエイターと同レベルってことですよね。今度誕生したら、そういう目で見てやって下さい。

( ・ω・) スーパーベジータに通じる、何か凄い感があるよね

「皆様、お元気でしょうか。元ポルトガ兵にして、勇者アレクの剣の師匠を務めさせて頂いているダニエルです。今は海の男として充実した時を過ごさせて頂いております。まあ、女性関係以外に限りますが」
「帰って早々、どういう立ち位置で喋ってるんですか」
 本当、この人は大人だというのに。
「さて、これが不肖の弟子、アレクです。魔法の才覚は間違いなく抜群。時代が安定し、キチンと世に出る機会さえあれば、天才少年として世間に知られたことでしょう。ですが時代はそんな彼を許さず、勇者の息子や弟であることを求めたのです」
「何で他人に、僕の半生を振り返られてるんだろう」
 段々と、自分の立ち位置が危うくなってくるのが興味深いような、恐ろしいような。
「そして、ここからが本題。そんな偏った力を持つこの男にも、戦闘とは別の才能があったのです。そう、何故か女をやたらめったと引き込む能力。男ならば欲しいと思うような、むしろ怖いような、良く分からないものではあるのですが」
「それが言いたいが為に、随分と長々と喋ったもんですよね」
 ああ、ついさっき魔王軍幹部と争った空気感が、既に何処にもないや。
「数日の旅を終えて帰ってきてみりゃ、何で女が二人も増えてやがんだ」

 


2011

0831

 皆さん、ジャングル大帝という作品を御存知でしょうか。そう、かの漫画界の神様、手塚治虫氏が描いた、白いライオンの物語です。西武ライオンズのマスコットとしても有名ですよね。まあ、あのいかついライオンは、主人公レオの親父のパンジャなのですが。でも、西武の選手は、レオ軍団。意味分からねぇ。
 尚、私は、幼少の折、まだ西武球場だった頃、家族と共に赴き、意外と造形がリアルなパンジャの着ぐるみに泣き出した過去がありますが、それは余談として。
 ふと思ったのですが、原作は知りませんけど、私が見たリメイクアニメでは、パンジャの嫁、つまりレオの母親は普通の茶色い毛並みをしていたように思うのです。あれ、もしかして優性遺伝? 親父と同じ毛並みなんだから、アルビノじゃないでしょうし、遺伝性なんですよね。いや、優性遺伝なら、そこらに白いライオン居ることになるだろ。というか、ライオンなんて、五匹六匹、同時に子供を――。

( ・ω・) ジャングルの帝王の子供は一匹のみ! 素人は、真似するなよ!

「そうだ。シスも面識あるし、今回は役目を譲って――」
「……」
「……」
「はい、僕が伝えます」
「ですの」
 この旅で初めて、無言で笑顔のアクアさんが怖いと思い知らされました。
「それじゃ、予定通り、とりあえずは僕達の船に行くことにしましょうか」
「予定って言われても、私は知らないんだけど」
 クリスさんの言うことも、尤もだとは思う。
「ええっと、僕達これから、船に戻って一旦、ポルトガで待機して貰うように言って、その後、さっきのボブさん絡みでノアニールに向かいます」
「ふむふむ」
「で、次はレイアムランドに飛んで、六つのオーブを祭壇に掲げて、聖鳥ラーミアを復活させ、バラモス城へ乗り込むか否かを判断します」
「……」
 人間って、驚きで情報を処理しきれない時、本当に目をパチクリとさせるんだね。
「何、それ?」
「と、言われましても、僕としては現状を包み隠さず説明しただけでして」
 事細かに説明となると、僕が旅立った理由からになりますけど、良いですか?
「ま、良いわ。考え様によっては、手間が省けたというものね。むしろこれだけ旅路が進んでるパーティを選ぶだなんて、流石は私ということね」
 やっぱ良い性格してるよなぁ。
「ん、じゃあ、改めて」
 僕は近くにあったシスの手を取ると、皆も同じ様にと促した。そして、全員の手が繋がれたのを確認すると、魔力を集中させて、テドン北方沿岸部、僕達の船が停泊している場所へとルーラを発動させた。

 

2011

0830

 新しい民主党の幹事長が、小沢氏に近しいというか、ぶっちゃけていうと下僕に等しい輿石氏に決定したそうです。まあ、言うても支援することで170票以上を集めた小沢氏を無視できないという考え方は分かります。彼への好悪とか、現実的に起こりうる問題はさておき。
 だけど、ふと思う。これって見方を変えると、野田新総理は、菅前総理が失脚した理由を、『小沢派への配慮に欠けたから』と分析したということにならないでしょうか。うわー、もしかすると、初手から無能を晒しちゃったかも知れませんね。

( ・ω・) 彼はむしろ、反小沢だけで一年以上粘れたと言っても、過言ではない

 それって、メチャクチャ大任じゃないですか。どんな顔して会ったらいいんですか。ちょっと、朝日に紛れて消えちゃわないで!
「すんごい仕事を承った気がしてならないのですが」
 もう三人は、完全に見えやしないし、声も返ってこない。どうしよう、頭が本気でクラクラしてきたのですが。
「夜が縄張りのあたしも、幽霊にゃあったことないからねー。そりゃ、生きてるのとの差が分からなくてもしょうがないよねー」
 シスの感覚基準が、未だに良く分かりません。
「これも、主のお導きですわね」
 アクアさんはアクアさんで、何か自己完結してるし。
「正直なところ、何がどういった方々なのか良く分かっていないので、どう反応したものか、判断しかねている」
「ああ、私もそうね」
 シルビーさんとクリスさんの言い分は、尤もと言えば、尤もだ。その件については、心の整理がついたら説明しようかと思います。
「いーじゃん。どうせノアニール寄ってくつもりだったんでしょ? 五人くらいならルーラでまとめていけそうだし、やることは大差ないんじゃないの」
 あんまし、パーティを代表して喋ることが無かったシスは気楽で良いなぁ。

2011

0829

 民主代表選が行われ、野田氏が、新代表となりました。これを受けて30日、第95代日本国総理大臣になることが、ほぼ確実になった模様です。
 まあ、意外っちゃ意外な結果ではありました。前原氏とは、一体、なんだったのか。決選投票にすらいけてねーって。その前原票も、ごっそり野田氏にいったみたいですし、だったら、最初から反小沢で一本化しておけよという。立てなければ収まらない、党内論理があったんでしょうけど。
 何にしても、野田氏については、政策的にはともかく、性格的には良く知らないので、どう転ぶかは今一つ想像がつきません。しかし、言うても、かの民主党。『鳩山より酷い総理が居る訳ねーだろ』という、いわば既成概念を打ち破ってくれたところなので、あんまり、期待はしない方が良い気はしますけど。

( ・ω・) 微妙な悪党面が、どう影響するのか、そっちはそれなりに興味がある

「そういえば、会うことは叶いませんでしたが、カザーブに、武闘家の幽霊が出るという噂話はありましたわね」
「噂だけでいーんだったら、行ったことないけど、イシスに昔の王様が出るとか何とかってのも」
「もしかしたら、幽霊は居るのかもね」
「いや、こうして目の前にいる我々を直視したまえ」
 それが嫌だからゴチャゴチャ小理屈こねてることに、そろそろ気付いて欲しいものです。
「おっと、そろそろ朝日が眩しくなってきたな。さっきも言った通り、我々は夜しか実体化出来ない。いつまでこうしていられるかは分からんが、又、気が向いたら会いに来てくれ」
「家が吹っ飛んじまったってのに、どうしようってんだよ」
「そこはまあ、愛の力で何とか」
 駄目だ。やっぱり、僕の頭じゃこの悲壮感の無さを理解できません。
「お、そうそう。済まんが、一つ頼まれごとをしていいかね」
「はぁ?」
「我々はここから動けんのでね。親父や、ノアニール、そしてエルフの隠れ里の面々に、こうなってしまったことを伝えておいてくれないか」
「ナヌ?」
 さらりと、とんでもないこと言ってませんか?
「お母様に、ゴメンナサイと、一言だけお願いします」
「いやいやいや、ちょっと待った」

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