2011
野田新総理の組閣が終了しましたが、何だ、この布陣は。安住財務相に、玄葉外相、山岡国家公安委員長、だと。何、このオールレンジツッコミどころ。政権運営する気無いだろ。これで回るとか思ってたら、真性のバカ以外の何者でもないぞ。もう、言葉を選ぶ気にすらならないわ。
村田蓮舫氏もサラッと復帰してますが、まあ、これは仕方ないでしょう。彼女のバブルはとっくに弾けてますが、あれより人気のある女性議員なんて、居ませんし。谷議員? 死人が出るぞ。
それにしても、只でさえ悪党面で苦労しそうなのに、アホなのかなぁ。もう本当に、何か大どんでん返しを用意してるとしか、思えないことばっかなのですが。
( ・ω・) 人間って、余りにガードが甘いと攻めるのを躊躇う生き物だよね
「これが、人徳というものやも知れませんよね」
どうしようもないのは間違いないけど、一応は師匠だから乗ってあげるのが筋かも知れない。
「いや、別に女性ばっか選んでる訳でも無いんですがね。普通に、男の知り合いも居るんですよ。今は魔王軍に囚われてますけど」
「どういうことだ、そりゃあ!?」
一年以上の付き合いだけど、何処をどういじったら怒るのか、未だに良く分かってない。
「あのなぁ。普通、囚われるのは女の仕事だろうが。何で男がそうなるよ」
「僕に言われましても」
物語の常識を、現実に当てはめられても困るんだけど。
「あら?」
と、不意にクリスさんが小首を傾げて、お師匠さんを見遣った。
「ダニエルって、もしかして昔、衛兵をしてたことがあったりする?」
「あぁん?」
ガラの悪い声を上げながら、お師匠さんはクリスさんをマジマジと見詰めた。
「……もしかして、クリス嬢ちゃんか?」
「他人の空似ということに、ここではなってるわよ」
もう、そろそろその設定、捨てても良いんじゃないかなぁ。
「顔見知りなんですか?」
一応、元ポルトガ兵に、ポルトガの貴族様なんだから、ありえない話ではないよね。
「まあ、その、何だ。経緯は端折るが、昔、剣の手合わせをしたことがあってな」