2025
飛行機雲と呼ばれる現象があります。飛行機の軌跡に残る、白い筋のことです。そもそも雲とは水蒸気を含んだ空気が冷やされて凝集し、目に見える規模で浮いている状態を指します。自重を支えきれなくなると雨として落ちてくる訳です。これが地表近くで起これば霧として扱われます。余談ですが霧は秋、霞は春の季語で科学的には同じものです。飛行機雲も発生原理は変わりません。ジェット燃料は純度や構成に差はあれど基本は炭化水素ですから、燃やせば水蒸気を含んだ排ガスが出ます。それが高高度の冷気に晒され、一気に液体もしくは固体化するのです。元々の湿度が高いと濃くなりやすいので、気象状況を予測する参考にもなります。一方で、別の作られ方もあります。飛行機は揚力が生命線なので周囲の気圧は不安定です。減圧されると温度が下がるので、やはり凝縮して水になるのです。疲れた時にふと星空を見上げて呆けるのは定番ですが、現代人は飛行機雲で似たような感慨にふけってしまうのかも知れませんね。
(・ω・) 今のところ季語には認定されてないらしい
【純粋な庶民にはとても考え付かない】
ア:仮面舞踏会を開きますわ。
黄:あれは素性を隠すのが目的なんだよぉ。
朱:私達だとバレバレです~。
ア:分からない体で楽しみますのよ。
朱:ピンと来ません~。
黄:中世ヨーロッパで流行したらしいけど、
お貴族様らしい退廃っぷりなんだよぉ。
【なりすましですら看破は困難なのに】
朱:ですけど、インターネットでの交流は、
現代の仮面舞踏会な気もします~。
黄:一理あるっちゃあるんだよぉ。
ア:文面だけで心の内を読み解きますの。
朱:現実的に可能なのかは、
この際ですから触れないでおきましょう~。
【残念ながら既にミルフィーユ効果があるんだ】
玄:名詞に効果を付ければ、
学術用語っぽくなると気付きました。
朱:ラザニア効果とかでしょうか~。
黄:ありそうな雰囲気を漂わせてるんだよぉ。
玄:幾層も積み重ねることで相乗効果を期待できる、
みたいな感じですかね。
【何ならどっちも粗雑な立案をするやつが多い】
玄:これを応用し、玄武効果を浸透させます。
朱:全くジャンルが分かりません~。
玄:そこは広まれば何でも良いです。
黄:大雑把なんだよぉ。
朱:目的がハッキリしてるだけマシですけど、
手段が曖昧な作戦は失敗します~。
世には効果を付けた専門用語がたくさんあります。光速に近付くと時間の流れが遅くなるウラシマ効果も一例です。なんと英語でもUrashima effectで通じるらしいです。三大太郎の一角が、いつの間にか国際的な存在となっていたことに驚きます。
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