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 な、何だか、小沢民主党代表の秘書が裏金問題で逮捕されたそうですね。まあ、こと金の流れに関しては、黒と見分けが付かないくらいグレーなお人なのでしょうがないですか。それにしても民主党、政権とる前に瓦解するのかと、やっべ、オラ、ワクワクしてきたぞ。

( ・ω・) 民主党幹部は、『陰謀論』を唱えているそうですけどね

「済まんがの、嬢ちゃん」
「は、はい?」
 とここで、お爺さんが女の子に、声を掛けた。
「女王に取り次いで貰えんかの」
「え、でも……」
 彼女の躊躇いは尤もだ。ここでコソコソと会っているだけでも咎めかねられないのに、面と向かって報告なんてしたら、どうなるか分からない。
「ノアニールの小僧が来たと言ってくれれば問題ないわい」
「え、え~、じゃあ、それで何とか」
 強引に押し切る格好で、少女を送り出してしまった。
「お爺さん、今のって、どういう意味――」
「過去とは、何処まで行っても切り離せん自分の一部なのかも知れんのぉ」
 し、質問に全く答えて貰えてない。何だか、置いてきぼりの空気を感じつつも、お爺さんの大真面目な顔に、僕は待たしても黙り込んでしまったんだ。

「又、あなた達ですか」
 エルフの少女達を引き連れてやってきた女王様は、相も変らぬ冷え切った瞳で僕達を見詰めてくる。
 う、ちょっと癖になりそうで怖いよ。
「御馳走になりそこねたお茶を頂きにあがりましたの」
 うん、アクアさん。ここまで来ると、もう、芸風って言って良いよね。
「久し振りじゃのぉ、『お姉ちゃん』」
 不意に、お爺さんが女王様に声を掛けた。
「……」
 それを受けて、女王様は両目を瞑り、数拍の間、黙りこくった。
「懐かしい響きですね。よもやその言葉を又、聞くことになるとは思いませんでした」
 えーと……これでもかってくらい、状況が見えてこないんだけど、どうすればいいかな。
「話をした時、少し触れたじゃろう。儂が幼い頃、一緒に遊んだエルフの少女がおったと」
 そこまで言われて、ハッと気付いた。
「そうじゃ。少女は大人となり、今は女王となってこの隠れ里を治めておるんじゃよ。尤も、エルフは人より長命ゆえに、見た目は儂の方が老け込んでしまったがの」

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