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 少し前、民主党小沢氏が『極東の米軍は第七艦隊だけで充分』と発言しました。あれ、あの人、この前ヒラリー氏に会ってませんでしたっけ。もちろん、直接言ったんですよね?

( ・ω・) 影でコソコソ言うだけならネット住人でも出来る。面と向かって言わんかい

「只今帰りました、お爺さん」
「おーおー。無事じゃったか」
 洞窟を後にし、赤い宝石を持ち帰った僕達は、一先ずお爺さんの所にやってきた。
「一つ伺いたいんですが」
「ほむ」
「お爺さんは、あの洞窟には一度も行ったことが無いんですね?」
「前に言った通りじゃよ」
 その物言いに、嘘をついている様子は感じられなかった。となるとやっぱり、あのお墓を作ったのは――。
「こんなものが、見付かりました」
「ほー」
 言って僕は、宝石を切り株の上に差し出した。お爺さんは興味深げにそれを見詰め、手にとってみている。
「これは、エルフ達の細工がされておるのぉ」
「分かるんですか?」
「彫刻を見る限り恐らく、な。人間の誰かがエルフに弟子入りして作った可能性も否定できんが、いずれにしてもその流れを汲むものであることは間違いなかろうて」
 言われてみれば、人間っぽくない流麗な艶やかさがあるような……流された訳じゃないよ?
「これを、何処で見付けなさった」
「それは――」
 何の確証も無いことを告げるのに、一瞬、躊躇いが生じてしまう。
「墓碑と思われる場所に、埋まっていましたの」
 もちろん、いつもの通り、そんな僕の心情をアクアさんは完全に無視してくれる訳で。
「墓碑、の」
「あ、いえ。と言っても、あくまでそれっぽいというだけで、骨があった訳でも、名前が刻まれてた訳でも無いんですよ」
 何で僕が必死に弁明してるのか、誰か説明して欲しいなぁ。
「いいんじゃよ。その様なこともあると、覚悟しておったからの」
「そう、ですか……」
 ア、アクアさん、空気が重くなった責任、ちゃんと取ってよ。
「わたくし達は、御二方は存命であると考えておりますの」
「ほぅ」
 何でそう、根拠の無い言葉で振り回せるのかなぁ。あ、またお腹がシクシクと痛んできた。

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