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 去年から俺が言ってたことシリーズ。『民主党なんて、いずれは沈む泥舟なのは分かってるんだから、前原あたりはとっとと離党して新党立ち上げろよ』

( ・ω・) 先んじて離党していれば、今頃は大旋風が起こったであろうに

「それは儂が頼んだことじゃ。彼らを責めるのは筋違いじゃて」
「え……」
 お爺さんは、嘘で以って、女王様の意識を僕達から逸らした。
「何ゆえ、その様な真似を?」
 物言いこそ静かだったが、言外に、恐ろしいまでの怒気を感じた。
「儂も、全てを知る時期だと諦めただけじゃ。教えて貰おうか。十年前、オルテガ殿が訪れた時、そして四年前、アレル殿がやってきた時、何があったのかのを、の」
「……」
 ん?
「少し、待って欲しいんですが」
「何じゃ」
「兄さん――勇者アレルも、この里に?」
「言わんかったかの」
 うん、これ程の重要情報なのに、僕は全く聞いていませんよ。
「それがどうかしたのですか」
 冷ややかな声に、変化は無かった。
「あの方は、世界を歴訪されていると聞き及んでいます。ここも、その一つであっただけのことでしょう」
 しれっとした口調が、逆に違和を感じさせてくれる。
「その論理展開は無理があるの。アレル殿は、誰かが困ってる地に率先して足を運んだと聞いておる。ここでも、誰かが助けを求めていたのであると考えるのが妥当であろう」
「それはノアニールの方々、でしょう。当人達は気付いてすらいませんが、傍から見ればあれ以上に哀れみを誘う姿も無いでしょうから」
「じゃったら、その時に彼らは目覚めておるじゃろう。何しろ、天下に名立たる勇者様じゃからの」
「勇者は、神の使いとさえ称される程ですが、神そのものではありません。全ての問題を余すことなく解決出来るとは限らないでしょう」
 み、耳が痛い。僕も一応、勇者としてしばらく旅をしてるけど、解決率という観点だと、微妙な感じだ。

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