2010
昨日、『小沢氏は民主党を離党し、その流れの中で議員辞職すべきだ』と発言した牧野議員が、国会対策委員長代理の役職を辞任し、受理されたそうです。いつものことですが、お前らネタでやってんのかと。何さ、この露骨な言論弾圧。日本で天安門が起こる日も、近いのやも知れませんねぇ。
( ・ω・) しかし長引けば長引く程、民主党に打撃って、未だに分かってない民主党議員が多いよね
「これは……どういうこと?」
頭と肩を覆った土を払いつつ、クリスさんはそんな疑問を呈した。
「単純に考えるなら、僕が魔力を送ったことでジュリから発せられる思念と言うか、操作の力が増強されたんじゃないでしょうかね」
あくまでも一例から推察される仮説で、裏は何一つ取ってないんですけどね。
「ぼー」
そして、ジュリは相変わらずの魔力を消耗した状態だし。全然、回復には役立って無いんだけど。
「これくらいにしておこうっと」
左肩から手を離して、魔力の放出も押し留めた。何しろ、今までに聞いたことのない実験だけに、長くやりすぎて、悪影響があるとも限らない。
するとモグラはすぐさまその動きを緩めて、ちょっと前の速度へと立ち戻った。
「状況を纏めると、魔力を供給しても、すぐさま放出しちゃうってことかしら?」
「呪文に準じるものを使ってる時ですからね。平時ならもしかしたら吸収するかも知れません」
これはちょっと、本格的に検証してみる現象だと思うんだ。って言うか、何でこれが知られてないのか、そっちの方も気になってしょうがない。
「もしかして、攻撃魔法で応用すれば、凄い威力が出せるんじゃないだろうか」
幸いにと言うべきか、何故か知り合いには魔術の類に長けた人間が多い。うわ、これは心がかなり踊ってるかも知れない。
「う……ん」
途端、ジュリがそんな言葉を漏らして、パタリとその場に横たわった。あ、あれ。どうしちゃったのさ。
『ク……ピー……』
一方で巨大モグラは巨大モグラで穴を開けきったところで力尽きてしまう。
ちょ、ちょっと。そんなところで寝られても、邪魔なだけだから!