江戸っ子と呼ばれる人達が居ます。文字通り東京の旧名である江戸で生まれ育った人物を指すのですが、定義は多様です。出自を重視し、祖父母の代から江戸在住であるというのが有名かと思われます。また気風が良い、短気、見栄っ張り、熱い風呂を好むなど、性質で区分することもあります。江戸は諸藩からの単身赴任者が多く、いわゆる男余りの状態でした。時代が下るにつれて少しずつ解消されていくものの、初期は8割が男性だったとされています。なので江戸住み三代目という考え方だと、江戸っ子はマイノリティになってしまいます。更に所属しているコミュニティも重要です。我々のイメージ通り江戸っ子は町人が主体で、武家は含まれていないことが多いのですから。意外にも江戸っ子の自意識は明治以降に育まれた面があります。東京と名を改めたと同時に薩長を始めとする余所者が幅を利かせてきて、地元の人間として鼻持ちならなかったからという見解です。その影響か、昭和世代くらいまでは江戸っ子であることが誇りの方も少なからず存在しました。近年は東京全体より、渋谷、青山、六本木といった街単位にアイデンティを見出すのか、消えゆく概念になっているようです。知り合いに江戸っ子と呼べる御年配が居るのであれば、数少ない生き残りなんだなと心の中で拝んでおきましょう。 (・ω・) 若者がやってもキャラ作り感は否めない 【謎の道徳心を発揮されても困る】 玄:ところで犯人に襲い掛かられたら、 どう対処するかの問題は解決しましたか。 マ:トリックより難題やで。 玄:何より怖い解決編での逆ギレです。 マ:探偵に手ぇ出すなんて風上にも置けんはずやけど、 そないに紳士的なのんは人殺したりせんわなぁ。 【安楽椅子探偵の亜種だと思えば何とか】 玄:プレートアーマーを着込むのはどうでしょう。 マ:拳銃くらいなら防げるやろな。 玄:更に実は機械仕掛けで、本体は別室なら完璧です。 マ:そら現場に居る絶対的必要性なんてあらへんけど、 集まった面々が納得するかっちゅう話やで。 【生活するにはどれくらいの売上が要るんだろう】 マ:用心棒を雇うのはあかんのか。 玄:富豪か王侯なら有り得ます。 いずれもマモンさんとは関係ありませんけど。 マ:投資かなんかで一発当てて、 地主が喫茶店を始めるノリで働きたいもんや。 【逆にあそこで辞めておけばとも言われるんだけど】 玄:やはり対処能力を極限まで高めるのが、 シンプルに最適解と言えませんか。 マ:いうて一回も負けられへんのやで。 格闘技の世界王者かて全戦全勝は稀や。 玄:道半ばで倒れた方が後世で有名になるかも知れません。 マ:早逝の天才を持て囃すんは良くあるけど、 打ち切りマンガの過大評価に通じる気ぃするねん。 賭博を成立させるには武力が必要と言いますけど、推理対決も似たようなところがあります。とはいえ普通なら警察官を何人か配置しておけば滞りなく進められるはずです。クローズドサークルだと自力でどうにかするしかないんですけどね。 PR |
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