2024
バッキンガム宮殿と呼ばれる建造物があります。主な用途は、イングランド君主の公邸です。観光地としても有名で、何かしらで衛兵交代式を見たことがある方も多いでしょう。衛兵が被っているふわふわした巨大な帽子はベアスキンと言います。文字通り熊の毛皮が素材で、身長を盛って威嚇するのが目的なのだとか。つまり戦闘モードの猫が毛を膨らませたり、両前脚を上げて牽制するのと同じです。歴史的には18世紀初頭に建てた屋敷が始まりでした。それを数十年後に王族が買い取ります。19世紀に入ってから改装を始め、1837年、王宮になりました。バッキンガム宮殿と称されるようになったのはこの頃からです。ちなみにバッキンガムの名は、最初の持ち主であるバッキンガム公に由来します。敷地面積は約1万坪、総部屋数は775と半端ない広さを誇ります。とまあ、英国王室にとって象徴とでも言うべき場所なのですが、現在の国王陛下であるチャールズ3世は住んでいないとのことです。邪推されるのが彼らの宿命なのであくまで推測ですけど、格式が高すぎて肩が凝るからとも言われています。伝統の継承と実用性は、永遠に折り合いが付かないのかも知れません。
(・ω・) 古式ゆかしい京屋敷で暮らせと言われても嫌だしな
【若気の至りと呼ぶには奇行が過ぎる】
マ:身体が鈍ってきたで。
玄:まるで全盛期は動けたみたいな言い回しです。
マ:地元じゃトビウオと見紛うゆわれとったわ。
玄:それは褒めてるんですかね。
マ:意味もなく跳ね回ってたからや思うんやけど、
躍動感に溢れてるゆうことにしてあるねん。
【どう考えても短編殺人の導入部】
マ:体力が資本やし、鍛え直さんとあかんな。
玄:ジムにでも通いますか。
マ:入会自体に満足しとる連中の真似なんかせんで。
玄:随分な偏見がありましたけど、
探偵の関与は事件の引き金になりかねません。
【更には足を使えるようにしておけば完璧】
マ:ちゅう訳で、探偵式鍛錬術を開発するで。
玄:言葉だけは興味を唆ります。
マ:まず『犯人はお前や!』と、
指差す動作を百回繰り返すのはどやろ。
玄:地味に大変そうですが、利き腕だけだと偏るのでは。
マ:怪我する可能性を考慮して、
反対の手でもやっとけば安心やな。
【命よりも美学を優先するタイプ】
マ:反射でナイフくらいは躱せるようにしときたいで。
玄:現実を直視していなくて、微笑ましくなってきました。
マ:防刃のインナーを仕込んだ方が早い気ぃはする。
玄:致命傷だけは避けませんと。
マ:せやけどそないな探偵が映えるか問われて、
頷くんは難しいんよなぁ。
作劇の関係で、探偵は昼行灯の方が見栄えします。常日頃から頭脳明晰な人物が凄まじい勢いで謎を解いていくという作風もありますが、メリハリに欠けるのは否定できません。その影響で運動が得意そうに見えないのも多い訳ですけど、プロなら自衛くらいは出来て然るべきですよね。
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