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 一般的に犬は賢いと言いますが、個人的な印象としては、賢い犬は賢いけど、そうでもないのは割とアホの子の様な気がします。偏差が大きいと言うか。開きがでかいと言うか。

( ・ω・) 猫に関して言えば、95%まではアホの子なんですけどね!

「それにしても、暴飲暴食って、神職としてはあるまじき行為だったような……」
 ここまで言ってみたものの、相手はアクアさんだし、深く考えるのはやめておこう。
「ルールは簡単ですの。三名が、ほぼ同様のペースでお酒を飲み続け、最後まで生き残った方が勝者ですの」
 な、何、そのワイルド極まりないルール。というか、この決めだったら、酒樽買ってくるだけで良かったんじゃないの。何でわざわざ酒場に来たのさ。
「ところで、アクアさんは飲まないの?」
「わたくしの会派は、祭事以外での飲酒を禁じておりますの」
 あー、ルイーダさんのところで、そんなこと言ってたよね。これだけの破戒僧だと知った今となっては、何でそんなところだけ律儀なのか、そっちの方が気になってしょうがないんだけど。
「ういっひっひ、お酒、お酒~。いやー。何かこういうの久々だし、腕って言うかお腹が鳴るね~」
 十四歳で既に酒豪の素質があるってのもどうなのかなぁ。
「ところでクレイン」
「あぁ?」
「何で又、僕と酒飲みで勝負しようなんて言い出したの?」
「ツンデレさんは、素直にお誘い出来ないのが困り物ですわよね」
「てめぇはとりあえず黙ってろ」
 アクアさん、今日も人として問題なくらい飛ばしてるなぁ。

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 ボチボチ、政治講座時事編、2009年1~3月期を書こうと思って居たりします。この三ヶ月、何がありましたっけ。とりあえず件の政治献金は相当に割くとしまして――。

( ・ω・) ところで諸君。渡辺喜美議員の離党問題って、記憶に残ってます?

「無茶言わないでよ。魔法の力はもちろん、腕力だって勝負になる訳無いじゃない」
 正直なところ、ちょっと情けないこと言ってるって、自覚くらいはあるんだよ。
「ちょっと待て。誰が、戦闘能力で競うって言った?」
「違うの?」
「あのなぁ……若虎と小鳥が争うってのは競争じゃねぇ。捕食か虐殺って言うんだぜ」
 物凄い喩えられ方したけど、そんなに間違ってないのが悔しいところだったりする。
「じゃあ、何をするのさ?」
「忘れたのか。ここは、眠らない町、アッサラームだぜ」
 この後、僕の知られざる才能が開花することになるんだけど、正直、しばらくの間、眠ってて欲しかったなぁ……。


「第一回、早飲み早食い、潰れてもキアリーでは解毒できませんの選手権開催、ですの」
 夜の帳が降りた後、僕が連れてこられたのは酒場だった訳で……え、何、僕、出場者として内定してるの?
「うーんと、僕、未成年なんだけど」
 アリアハンに於ける成人年齢は十六で、その年からお酒は解禁ってことになってるんだ。もちろん、厳密に守られているかと言われるとあやふやだし、僕もあと数ヶ月でその年齢なんだけど、一応、正義を旗印にしてる身としてはどうなんだろう。
「だいじょーぶ、だいじょーぶ。誤差範囲みたいなもんだから」
 一つ下の、シスが保証するっていうのもどうなのさ。

 亀ちゃんこと、国民新党の亀井静香氏が、小沢氏へ代表辞任を進言したそうです。あれ、この人、ちょっと前まで、辞める必要は無いって擁護してなかった?

( ・ω・) 状況に依って舌は何枚も用意する。大人の基本だよね!

「婆さん、勘違いするなよ。こいつはこれでも、勇者様なんだそうだ」
「ほぉ、世の中、物騒だと思っとったが、こんな子まで担ぎ上げなけりゃならん程に人材が乏しいのかい」
「まあ、昔から勇者の子は勇者ってのが慣わしだからな。本人にどれだけ才が乏しかろうと、産まれた家と神輿次第でそうなるってもんさ」
 わーい。人が気にしてることを、ズケズケと言う人達だなぁ。
「それにしても旅って……ようやく、僕達と一緒に行ってくれる気になったの?」
「どーしてそういう結論になりやがる!」
 アクアさんの影響か、僕も随分、図々しくなったと思うよ。
「原点回帰って奴さ。俺ぁ、元々、旅から旅の傭兵団育ちだからな。何だかんだ言って、ガキの時分に世界を見て回ったのが糧になってると思った訳だ。武者修行と、世界に散らばる魔法の秘術を探すのを兼ねてると思えば、良いついでだろうよ」
「つまり、僕達と一緒に旅をするんだよね?」
「お前……見た目の割にしつこい性格してやがんな」
 うん、諦めが悪いのは、我が家の伝統流儀みたいなものだから。
「!」
 不意に、クレインは何かを閃いた様な顔をした。
「そうさなぁ。俺に勝てたら、考えてやらんでもないぜ」
 ず、随分と悪党顔してるけど、ちょっと待って。僕がクレインに勝つ?

 ふざけた話ですが、スギ花粉が終わったかと思ったら、今度はヒノキだそうです。舐めとんのか。しかも、東海地方の花粉量は、去年の二倍だとか。本気で、花粉が少ない地方に移住したいぜ。

( ・ω・) こんな理由で将来の住む場所を考えるのは、もしや俺くらいじゃないのだろうか

「魔力増幅用の杖を作ろうと思ってな。柄はどうとでも自作出来るが、基軸になる宝玉だけはどうにもならねぇからな。ぼったくりと分かってても、こういう店で買うしかねぇんだ」
「クェッヘッヘ。何なら、一晩付き合えば割り引いてやってもいいよ」
「首に手を掛けねぇ自信がねぇから、遠慮しておいてやるよ」
 な、何だか、言葉の裏に、ドス黒い駆け引きがある感じだなぁ。
「っていうか、魔力増幅用?」
 あれ? クレインが使ってたのって、直接戦闘用の理力の杖じゃ?
「あぁ、少し、旅に出ようと思ってな」
「た、旅?」
「そろそろ、あんな塔に籠もるのにも飽きてきたってことだ。理力の杖は護身用に使う分には良いが、火力が必要なことの方が多いだろうしな」
 あれだけの魔法が使えて、まだ強化する気なの。そりゃ、バラモスには通じなかったって言ってたから、当然のことなのかも知れないけどさ。
「坊や、あんたも何か見繕ってくかい? クレインにくれてやった程のもんは無いけど、坊や程度なら充分だろ」
 うわー。何か凄い見くびられてるけど、実際、大したものじゃないから反論も出来ないや。
「それと腰に帯びてる剣だけどね。魔法使いに金属は、集中力を削ぐ要因になるから厳禁だよ。坊やにとっては、護身のつもりなんだろうけど、やるならクレインみたいに、理力の杖の類にしておきな」
 そして僕って、純粋な魔法使いだと思われてるのね。勇者って、勇者って何なんだろう。

 森永製菓が、チョコバー『ふにふにマシュマロ』なるものを発売したそうです。なるほど、マシュマロなら、ふにふにしてますわな。

( ・ω・) 奴が、奴が、アップを始めた模様です。

「相変わらず、視野と器が小さいねぇ。そういうゴタゴタを全部飲み込んで大きくなってこそ、男の本懐って奴じゃないのかい?」
 クレインで器が小さいなら、僕なんか微生物みたいなものだと思うんだけどなぁ。
「んなこたぁ、どうでも良いんだよ。婆さん、例のブツ、入ってきたんだってな」
「ヒョヒョヒョ。せっかちな奴だねぇ。仮にもレディに相対してるんじゃ。少しは丁寧に扱わんと、いつまで経っても嫁がこんぞい」
「十年前から見た目が変わってない妖怪ババァを女扱いする気はねぇ!」
 うん、とりあえず、クレインが当分の間、女性に縁が無さそうなのは僕でも分かるところだね。
「成程、それでこんな坊やに走った訳かい。道理ってもんだねぇ」
「相変わらず、下品なババァだ」
 え、今のって、どういう意味?
「それで、例のブツだったねぇ」
 言ってお婆さんは、布切れに包まれた球状の物を机の下から取り出した。幾重にも梱包されたその中から姿を現したのは、握り拳にも満たない真紅色の宝珠だ。暗がりでも分かるほのかな光が、心持ちを少しだけ高揚させてくれる。
「これって……」
 あ、一応言っておくけど、宝珠と言っても僕が持ってる紫色の奴から見ると二回りは小さいから、関係無いと思うよ。



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