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 桑原というおまじないがあります。クワバラと読みます。くわばらくわばらと続けて唱えることも少なくありません。主な使い方は厄除けです。不運や不吉な存在を遠ざける効果を期待して発します。特に落雷避けが本来の姿です。全国各地に伝わる俗信ですが、由来については諸説あります。一つは死後、雷神として祀られている菅原道真公に関わるものです。彼の所領である桑原だけ雷の被害が無かったのであやかりました。また同名の地の井戸に雷様が落っこちて閉じ込められた逸話もあります。今後は桑原と言ってくれれば稲妻を落とさないから出してくれという説です。他にも桑の葉は養蚕に欠かせないもので、燃やされると被害が半端ないから御勘弁をと懇願しているのだとも言われています。いずれにしても雷鳴が音と光だけでなく、実害を伴ってきた様が伺えます。現代、というか一昔前は悪霊の類を近付けさせない為に用いていた印象です。どういう経緯で変質したかは、気になるところですね。

(・ω・) 使用者が激減してる現状はどうしたものか

【コツコツ頑張る方が楽だぞ】
窮:四凶の価値を高めるって手もあるよね。
朱:ふに?
黄:存在意義を感じないから、
 軽んじられてるってのは事実なんだよぉ。
窮:つまり、自作自演で敵を生み出せば。
白:軍人は保身で外国の脅威を吹聴するけど、
 青龍を騙すのは難しいんじゃないかな。


【現地民は経緯や大義なんて歯牙にも掛けない】
朱:街を守る不良さんが頼られる為に、
 他所の子に遠征してもらう感じでしょうか~。
白:まあまあ最低だ。
黄:ケンカは山でやれが住人の本音なんだよぉ。
窮:分かりやすく例えられると本物のクズで、
 流石に無いなと思えてきた。


【初代の面々はどんな結末を迎えたのやら】
窮:じゃあ、どうすりゃ良いのさ。
黄:反省してもらう為に、僻地に追放したんだよぉ。
窮:そんな何代も前の話されても。
朱:何となく代替わりを許してしまったせいで、
 本来の目的を見失うのは珍しくありません~。


【文字通り張り子の虎として雇ってる面はある】
白:襲来を願うくらいならセーフじゃない。
黄:守護聖獣が言うことじゃないんだよぉ。
窮:でもヤバそうだったら真っ先に逃げるよ。
白:それは私も一緒だけどさ。
朱:忠誠心がありませんよね~。
黄:ネコ科に期待するこっちゃないってのは、
 世界的に共有されてるはずなんだよぉ。

 そういえば白虎の妹は窮奇として何代目なんでしょうか。四神は設定されていますが、こちらは地味に謎です。実は数十年で投げ出す連中が多くて、百を超えてる可能性は否定できません。
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