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2010

0131

 とあるテレビ番組で、社民党代表の、福島少子化担当相が、普天間問題に触れるに辺り、『社民党代表でもある』ことを強調し、野党の面々から『閣僚の一人なんだから、無軌道なことは言うな』と口撃を受けていました。
 うむ、たしかに、行政の長である大臣が、国会の一勢力である党首という立場を使い分けるのは、三権分立の為にも良くありませんね。何の為に幹事長が居るという話になる訳で。民主党の場合、代表が傀儡で、幹事長が本体って皆にバレバレですけど。

( ・ω・) むしろ、国民新党・下地国会対策委員長は、過労で倒れるんじゃないかってくらい動き回ってるなぁ

「うぅむ」
「シルビーさん、どうかしました?」
 いつもと違って余り口を挟んで来ないけど、やっぱりそれなりに衝撃だったのかな。
「いや、どうしてさっきからここが懐かしいのか考えていたのだけれど、もしや私は、リオールが生まれるまでここに住んでいたのではなかろうか」
「ああ、成程」
 記憶に殆ど残ってないにしても、生家なら心に響くものがあるだろうね。
「つまり、この家の財産は、今となっては全て私とリオールのもの。
 どうだ、そこの弟子、参ったか」
「爺ィを勝手に殺してんじゃねぇ!」
 ふむ。アクアさんの言うツンデレの意味は未だに分からないけど、とりあえずクレインがメロニーヤ様のことを好きなのは理解出来たよ。
「とりあえず、家財産の所有権も確保したことだし、リオールに伝えてあげようと思う」
「あー、いや、うー、あー」
 ちょ、ちょっと待って。その件に関しては、色々と複雑な事情が絡み合ってるから、もう少し様子を見てから――。
「女の相手は……疲れる……」
 あ、クレインはクレインで、精も根も尽きたみたい。ぐったりとうなだれちゃったよ。
「女性なんて僕達とは別種の生き物みたいなものだから、真面目に考えると一生掛かるテーマだと思うよ」
「てめぇのその達観は、何処から出てきやがんだ」
 シス、アクアさん、トヨ様、シルビーさんと、ヘンテコ極まりない女性と付き合い続ければ、誰でもこうなると思うんだけどなぁ。
「ま、とりあえずちょっと収穫もあったし、一回、ダーマに帰ろうか。
 あ、詰まったら又ここに調べに来ようと思うから、僕が来ても入れるように調整し直しといてね」
「私も、私も」
「てめぇら、好き放題に行ってんじゃねぇ!」
 奥深い山中にクレインの叫び声が響き渡った。
 将来、頭の血管が切れて死にそうだななんて、凄く他人事なことを思っちゃったのは内緒だよ。

 

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2010

0130

 その昔、ナガタチョウというところに、『セイケンコウタイ!』と鳴く鳩がおったそうな。とある時は、『コクサクソウサ!』や、『ジミンノセイ!』とも鳴いておったそうじゃが、最近では、『ユウアイ!』や、『イノチ!』と連呼する様になったらしいぞい。

( ・ω・) ゴルゴ松本でも、参考人として呼んでくればいいじゃない

「あくまでも伝え聞いた話じゃが、そやつらは悪い噂の多い領主や商人しか襲わないらしいぞい。その上、集めた財宝は戦災孤児を養う為に使っておるとか。それ故に、村と呼ばれている訳じゃな」
「いわゆるところの、義賊ですか」
 うーん。何処かの義賊モドキに聞かせてあげたい話だ。いや、何だかんだで盗みは悪いことなんだけどさ。
「そのお宝の中に、赤――レッドオーブがある、と」
 ありえない話では無いよね。この情報の真偽がまずあやふやだし、例え正しくても、今もあるとは限らないんだけど。
「でも、サマンオサの南、か」
 世界地図を頭の中に思い浮かべて、取るべき進路を想定してみる。
 うーん。やっぱり、ジパングへ引き返して大海を渡るルートになっちゃうなぁ。殆ど世界を半周する訳だし、直通で行くくらいなら、他にも寄って色々と情報を集めながら――でも、入れ違いで売り払われたりしたら目も当てられないし。
 一方のテドンも、バハラタ経由でネクロゴンドを大きく迂回しないと行けないから、殆ど世界を半周する計算だ。
 三つ目のネクロゴンドは、バラモス城直下で危険な匂いしかしないから、もう少し外堀を固めてからってことになると思う。父さんが行方不明になった場所で、行ってみたい気持ちが無い訳じゃないけど、シスやアクアさん、それにアントニオさん達を軽い気持ちで巻き込む訳にはいかない。
「ん? そっか。クレインにルーラで連れてって貰えばいいんだ」
「だから、人を便利な足代わりにしようとしてんじゃねぇ!」
 使えるものは、十五歳になったばかりの若造でも勇者として使うのはアリアハン人の特徴だもの。
 あ、自分で言ってて、ちょっと悲しくなってきた。

2010

0129

 自民党の定年制が取り沙汰されていますが、老人政治家、マジうぜぇ。選挙区で勝てる能力も無いくせに、何が特例適用だよ。70過ぎて国家の中枢で働きたいなら、新党立ち上げて衆議院で五議席くらい確保すればいいじゃない。去年までの公明党や、今の社民党、国民新党を見れば分かるように、小政党でも立ち回り次第では充分に影響力を発揮出来る訳ですよ。
 結局、自民党という大樹が無ければ只の雑魚という事実を、認めたくないだけなんでしょうねぇ。

( ・ω・) 選挙は戦争。知勇なき者は生き残れぬのよ

「或いは、父はイエローオーブを含めて全ての所在が分かってから動こうとしていたのではなかろうか」
 既に父呼ばわりだし、適応力高いなぁ、この人。
「ま、真偽の程は分からないけど、次に何処行くかは決めてないから、良い指針にはなるよ。
 それにしても、ネクロゴンドはバラモス城の直下。テドンは……ポルトガの南にある土地だっけ?」
 あの時は、北上ルートでレイアムランドに行ったから、良く知らない場所だなぁ。
「この、海賊の村って何?」
 世情の不安定さを受けて、世の中に山賊、海賊、湖賊といった賊の類が跋扈しているのは知っての通りだけど、賊の村っていうのはなんだろう。
 そもそも、賊が成立する為には、真面目に生計を立ててる民衆が必要な訳で……何だか、悪政しまくってる領主なんか賊と大差ないなんて思っちゃったけど、とりあえず置いておこうっと。
「うむ、それは噂の海賊団のことに違いあるまい」
 あ、おはよう、アダムスさん。
 シルビーさん達の問題について、この厄介な人にバレなくて良かったかなって思うよ。
「何故じゃか急に睡魔が襲ってきてな。じゃが、一眠りしたお陰で頭もスッキリじゃわい。今なら、ダーマ・スキャァニィングも、通常の三割増し程度に使いこなせそうじゃ」
「そのまま、すっきりこの世からオサラバすれば後腐れなかったろうにな」
 クレインの、真っ黒な冗談も端に置いておくことにして、と。
「それで、噂の海賊団って言うのは」
「儂も話を聞いただけなのじゃがな。サマンオサの南を根城とする大規模海賊集団がおるらしいのじゃ」
「物騒な話ですね」
「必ずしも、そうとは言えん」
「と言いますと?」

 

2010

0128

 昨日の話の続き。一目で分かる、民主党幹部である平野氏の主張。
 『地域主権で生まれ変わる地方!(民主党の党是)』→『政府様が決めることに、地方の民の意見なぞ必要あるものか!』
 何だろう、ブレってレベルじゃねー。政治的信念が抜本的に欠落してるとしか言えないのではと。

( ・ω・) 結局、『(我々に都合の良い)民意を大切にする』ってことなのよね

「んだぁ? オーブ?」
 あれ、ひょっとしてまだ話してなかったっけ?
「うん、ほら、シャンパーニで初めて会った時、紫色の宝珠、パープルオーブを見せたじゃない。あれって、六個集める為のもので、それをレイアムランドに奉納すると不死鳥ラーミアが目覚めて、バラモス城に行けるんだってさ」
「さらりと、とんでもねぇこと言ってんじゃねぇ!」
 だって、クレイン、細かい行き先なんて教えてくれなかったし、連絡の取りようが無かったからしょうがないじゃない。
「ほら、今、間違いなく伝えたし、問題は無いでしょ?」
「てめぇのその、ちゃらんぽらんな性格は、一度、徹底的に話し合わねぇといけねぇみたいだな」
 えー、そんなぁ。こんな大人しくて真面目な勇者、中々、居ないと思うんだけどなぁ。
「んで、今は、幾つ集まってやがんだ。そのパープルオーブ一つだけか?」
「えっと、ブルー、イエロー、パープルで三つ」
「半分も揃ってるじゃねぇか!」
「いや、それは兄さん達が頑張ったもので、僕達はまだ一つも」
「だろうなぁ」
 そうあっさりと納得されるのも、それはそれで釈然としない。
「それで、この紙に、ありかが書いてあるんじゃないかなって思ってたとこ。三つはピッタリ合うんだよね」
 だけどそうすると、一つ、疑問が湧いてくる。
「何でメロニーヤ様は、ここまで調べておいて、自分で動かなかったんだろう?」
 メロニーヤ様もクレイン同様、世界中をルーラで回ることが出来るはずだ。もし僕がその立場だったら、とりあえずイエローオーブ以外は手中にしているだろう。
 でも、実際は弟子のクレインでさえ知らなかったっぽいし、何が何やらって感じだ。

2010

0127

 平野官房長官が、普天間問題についても、外国人参政権の問題についても、『地方の言うことを必ずしも聞く必要はない』と言い切りました。まあ、官房長官ってのは、総理の女房役と言うくらいだから、総理の言葉ととって良いんですよね。
 あれ? 去年、この市長選の結果を参考にするから引き伸ばすって、総理自ら言ってなかったっけ?

( ・ω・) まあ、嫁に裏切られることくらい、世の中には幾らでもあるってことなのさ

「ふぅむ」
 う、うん、流石のシルビーさんも、いきなりこんな出生の秘密を知っちゃったら、難しい顔をしたりもするよね。僕も、父さんと母さんが実の両親じゃ無いって言われたら、相当、驚くと思うし。
「幼少の頃より、何ゆえ、知性と気品が内より溢れ出てくるか疑問であったけれども、成程、合点がいった」
「……」
 ゴメン、思ったより前向きって言うか、凄く明後日のことを考えてたよ。
「あの爺ぃ、知性はともかく、品性に関しちゃ、褒められたもんじゃねぇけどな」
「おっと、その物言いは如何なものだろうか」
「あぁ?」
「私は、あなたの師匠の娘。お嬢様と呼んで、敬語を使って貰おうか」
「ついさっき、弟子入りを申し出た人間が吐く台詞か!」
 何て言うか、凄い平和だよねぇ。バラモスの問題とかさえ無かったら、僕達、ほのぼのと生きていける様な気がするんだ。
「ん?」
 手にした本から、一片の紙がハラリと舞い落ちた。つづりが甘かったのかなと思ったけれど、穴が開いてない上、小さなものだったから、挟んであっただけだと理解する。これ、何だろ。
「紫、ジパング、青、ランシール、緑、テドン、赤、海賊の村、銀、ネクロゴンド、黄:??」
 紙片には、色と地名が六つ、走り書きされていた。
 これって何処かで見たことある様な……。
「ひょっとして、これって、オーブの所在?」
 そうだ。ブルーオーブは、ランシールの地球のヘソと呼ばれる洞窟。パープルオーブは、ジパングの至宝。そしてイエローオーブは人から人の手を点々として、開拓民の町に行き渡った。兄さん達が見付けたのはその三つだけど、『??』を、場所を確定できないという意味に解釈するなら、全て合致する。

 

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