2025
ロシアンティーと呼ばれる飲み物があります。名前の通り、ロシア式の紅茶です。日本ではジャムを入れて甘くしたものを指します。しかし本場ロシアでは、茶菓子のように添えるのが一般的です。どちらかというとウクライナやポーランドのスタイルらしいのですが、そこら辺が大雑把なのは珍しくありません。一方で、イギリスではレモン入りの紅茶を指すことがあります。これは19世紀末、ビクトリア女王がロシアへ赴いた際に供されたのが由来です。更にアメリカではオレンジジュース、シナモン、クローブを加えた品で用いられたりします。こちらは現地開発のオリジナルで、ロシアとは無関係です。雰囲気で国名を冠することになったトルコライスと同類なのでしょう。これほどに各国で違いがあると、齟齬を利用したトリックなんかも作成できそうです。ロシアンティーを飲んだと聞いて、日本人やロシア人はジャムだと連想したのに対し、イギリス人はレモンを的な。毒が入っていたのはレモンだったんだよでいけるかも知れませんが、既にあるんじゃねとも思ってしまいます。
(・ω・) 推理ものは信じられない量が作成されている
【あくまでエンタメと割り切るべき】
月:料理バトルで勝利したい。
黄:何の欲求なんだよぉ。
朱:テーマ、ライバル、食材、調理場、審査員と、
意外に用意するものが多いです~。
黄:その上で最後は主観に委ねられるという、
何とも言えない争いなんだよぉ。
【無難な味でリピーターにはならないし】
月:昨今の平等主義的観点から、
大抵の国籍や嗜好に対応せねばなるまい。
朱:まとまるでしょうか~。
黄:ほぼ不可能なんだよぉ。
月:商売としては一部の層に受ける方が、
成功しやすい現実を思い知るであろう。
【引き分けや勝負なしは甘えだからな】
黄:面倒だから天照に投げるんだよぉ。
朱:夢の姉妹対決が実現します~。
月:姉さんがフグを捌いて中った過去を忘れたか。
黄:判定を須佐之男にやらせれば良いんだよぉ。
朱:板挟みで選べない上に、
毒の恐怖が伴うとか恐ろしい役回りですね~。
【計画だけで満足する夏休みの宿題かしら】
朱:月読さんの腕前はどのくらいでしたっけ~。
黄:手先は器用だから、やる気次第なんだよぉ。
月:但し、極めて飽きっぽい。
朱:自己分析は的確です~。
黄:どれだけ現状を正確に把握しようと、
解決策を実行しないと無意味なんだよぉ。
純粋に料理の完成度や味で競うのなら、誰が作ったか分からない覆面形式でやるべきです。しかしそんな作品は稀有なところを見るに、やっぱり能書きや権威あってのものなのでしょう。単に盛り上げにくいという、作り手側の都合は間違いなくあります。
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