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2010

0130

 その昔、ナガタチョウというところに、『セイケンコウタイ!』と鳴く鳩がおったそうな。とある時は、『コクサクソウサ!』や、『ジミンノセイ!』とも鳴いておったそうじゃが、最近では、『ユウアイ!』や、『イノチ!』と連呼する様になったらしいぞい。

( ・ω・) ゴルゴ松本でも、参考人として呼んでくればいいじゃない

「あくまでも伝え聞いた話じゃが、そやつらは悪い噂の多い領主や商人しか襲わないらしいぞい。その上、集めた財宝は戦災孤児を養う為に使っておるとか。それ故に、村と呼ばれている訳じゃな」
「いわゆるところの、義賊ですか」
 うーん。何処かの義賊モドキに聞かせてあげたい話だ。いや、何だかんだで盗みは悪いことなんだけどさ。
「そのお宝の中に、赤――レッドオーブがある、と」
 ありえない話では無いよね。この情報の真偽がまずあやふやだし、例え正しくても、今もあるとは限らないんだけど。
「でも、サマンオサの南、か」
 世界地図を頭の中に思い浮かべて、取るべき進路を想定してみる。
 うーん。やっぱり、ジパングへ引き返して大海を渡るルートになっちゃうなぁ。殆ど世界を半周する訳だし、直通で行くくらいなら、他にも寄って色々と情報を集めながら――でも、入れ違いで売り払われたりしたら目も当てられないし。
 一方のテドンも、バハラタ経由でネクロゴンドを大きく迂回しないと行けないから、殆ど世界を半周する計算だ。
 三つ目のネクロゴンドは、バラモス城直下で危険な匂いしかしないから、もう少し外堀を固めてからってことになると思う。父さんが行方不明になった場所で、行ってみたい気持ちが無い訳じゃないけど、シスやアクアさん、それにアントニオさん達を軽い気持ちで巻き込む訳にはいかない。
「ん? そっか。クレインにルーラで連れてって貰えばいいんだ」
「だから、人を便利な足代わりにしようとしてんじゃねぇ!」
 使えるものは、十五歳になったばかりの若造でも勇者として使うのはアリアハン人の特徴だもの。
 あ、自分で言ってて、ちょっと悲しくなってきた。

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