とあるテレビ番組で、社民党代表の、福島少子化担当相が、普天間問題に触れるに辺り、『社民党代表でもある』ことを強調し、野党の面々から『閣僚の一人なんだから、無軌道なことは言うな』と口撃を受けていました。
うむ、たしかに、行政の長である大臣が、国会の一勢力である党首という立場を使い分けるのは、三権分立の為にも良くありませんね。何の為に幹事長が居るという話になる訳で。民主党の場合、代表が傀儡で、幹事長が本体って皆にバレバレですけど。
( ・ω・) むしろ、国民新党・下地国会対策委員長は、過労で倒れるんじゃないかってくらい動き回ってるなぁ
「うぅむ」
「シルビーさん、どうかしました?」
いつもと違って余り口を挟んで来ないけど、やっぱりそれなりに衝撃だったのかな。
「いや、どうしてさっきからここが懐かしいのか考えていたのだけれど、もしや私は、リオールが生まれるまでここに住んでいたのではなかろうか」
「ああ、成程」
記憶に殆ど残ってないにしても、生家なら心に響くものがあるだろうね。
「つまり、この家の財産は、今となっては全て私とリオールのもの。
どうだ、そこの弟子、参ったか」
「爺ィを勝手に殺してんじゃねぇ!」
ふむ。アクアさんの言うツンデレの意味は未だに分からないけど、とりあえずクレインがメロニーヤ様のことを好きなのは理解出来たよ。
「とりあえず、家財産の所有権も確保したことだし、リオールに伝えてあげようと思う」
「あー、いや、うー、あー」
ちょ、ちょっと待って。その件に関しては、色々と複雑な事情が絡み合ってるから、もう少し様子を見てから――。
「女の相手は……疲れる……」
あ、クレインはクレインで、精も根も尽きたみたい。ぐったりとうなだれちゃったよ。
「女性なんて僕達とは別種の生き物みたいなものだから、真面目に考えると一生掛かるテーマだと思うよ」
「てめぇのその達観は、何処から出てきやがんだ」
シス、アクアさん、トヨ様、シルビーさんと、ヘンテコ極まりない女性と付き合い続ければ、誰でもこうなると思うんだけどなぁ。
「ま、とりあえずちょっと収穫もあったし、一回、ダーマに帰ろうか。
あ、詰まったら又ここに調べに来ようと思うから、僕が来ても入れるように調整し直しといてね」
「私も、私も」
「てめぇら、好き放題に行ってんじゃねぇ!」
奥深い山中にクレインの叫び声が響き渡った。
将来、頭の血管が切れて死にそうだななんて、凄く他人事なことを思っちゃったのは内緒だよ。
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