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 超訳セネレデクエスト3を書いて思った感想。綾女の主役適性半端ねぇ。強運、カリスマ、良血統、頭脳明晰、情緒不安定。何これ。ちょっと欲張り過ぎじゃないか。そして西ノ宮姉の、ここんとこのお茶目さ加減といったらメインヒロインクラスな訳で。りぃはおろか、茜すら最近、影薄い気がしてならない。頑張れ、色々な意味で、超頑張れ。

( ・ω・) 格差社会固定化のひずみは、こんなところにも現れてるってことですか

「すぐさま、命に関わるということはありませんの。唯、精神と肉体の両方に衰弱が見受けられますから、少し休ませておいた方が良いですわね」
「すいません。そういう訳ですから、しばらく置いてても良いですか?」
「俺は、美人とそれに準ずる者に対しては、破格の待遇を以って接すると世に知られている男だ。何なら、この家で一番のベッドに寝かしつけることを許してやっても構わない。まあ、要は俺の寝床なんだがな」
 いやいやいや、極端なことを言えば、疲れてるだけなんですから、そこまでの話じゃないですって。っていうか、又、奥さんに睨まれてるし、そろそろ身の危険を感じた方が良いですよ。
 そもそも、シルビーさんはたしかに目鼻立ちはそれなりにしても、行動を見たらとても美人だなんて持ち上げられませんよ――って、色々と拾うべきところが多くて困るなぁ。
「それで、こちらの方も、お仲間さんなんですか?」
「あー、いや、えっと」
 即答することが、出来なかった。僕達と、シルビーさんの関係? 今のところ、仲間というほど親密かは微妙だけど、最終目標であるバラモス退治の志は同じな訳で、顔見知りというほど疎遠でも無い様な――あれ、いやいや。そういえばクレインはともかく、この姉弟って、バラモス退治まで付き合うつもりなんだっけ? まあ、実父であるらしいメロニーヤ様が囚われてる訳だから、動機が無い訳じゃないけど。
「このネーちゃんは、アレクの魔法の上での弟子だよ」
「……」
 あぁ、そういえばそんな話もありましたっけね。物凄く適当な流れで決まったもんだから、完全に忘却の彼方でしたよ。

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