全て大マスコミの責任にするんだ

　更に昨日の話の続き。統計を取った訳ではありませんが、美形は選挙に有利なはずです。北の方に、すげー美人ってこと以外、何ら伝わってこない市議さんもおられることですし。最近、色々な政党支持率をチェックしていますが、国民新党の支持率が１％を越えたのを見たことが無いのは、亀井センセの人相が一因だとさえ思ってますし。

( ・ω・)　悪代官と越後屋が、悪役面すぎるのが原因だったんだよ！

「頑張れ、男の子、ですの」
　顔一杯に汗を浮かべながら笑顔を崩さないアクアさんって、本当の猛者だと思うんだよね。
「うー、もうダメ、限界」
　シスにあんなこと言ったばかりで何だけど、こんな頭が茹だった状況で魔物に襲われたら、身がもたない。ここはちょっと休憩して、気分を回復させないと。
『ヒャド』
　燃える岩から離れた、奥まった部分、相対的に見ると涼しく感じちゃう窪みに身を潜め、氷を生み出して涼を取る。
　僕は元々、メラギラといった高熱系魔法の方が得意なんだけど、立て続けに使ってるせいで、苦手意識は無くなってきたなぁ。本当の熟練者になると、冷気だけを抽出して常に身体に纏わせることで火の上だって平然と歩けるらしいけど、もちろん僕には出来ないよ。
「あー、気持ちいー」
　夏場のうだる様な季節もそうだけど、こう暑くてしょうがない時に氷を頬とか首に当てて涼むのって最高だよね。冬だったら布団に包まったり、暖炉の前に座ったりだけど。何だろう。こう、対極の状態が究極の快楽って、何だか哲学的な話の様な気がしない？
「こーいう時って、肌の露出が出来ないのが困ったもんだと思うよね」
　僕達が身に纏っている上下の服飾品は、程度の差はあれ、戦闘に耐えうる強度を持った布や金属繊維で出来ている。アクアさんのそれに至っては、高位僧正の加護魔法が掛けられてるとか何とかで、下手な鎧より頑丈なのだそうだ。但し、身を守る為ことを最優先としているから、通気性は正直微妙だ。こういう、常識の外にある暑さの中だとその点は顕著になり、愚痴の一つも漏らしたくなるよ。