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2010

1118

 今日の仙谷官房長官!

『暴力装置である自衛隊』

 まあ、前々から頭はそこまで悪くないけど、慎重さに欠けると言うか、口が軽いので、どうせ変なこと言って自爆するよと思ってましたが、分り易い御方どすなぁ。

( ・ω・) スポークスマンでもある官房長官の口が軽いって、それだけでアウトとも言うのですが

「頑張れ男の子、ですの」
 こうして見ると、アクアさんも大概、頭の線が単純に出来てるよね。まあ、僕もグチグチ理屈が多いだけで、大差は無い様な気がするけどさ。

 人の想像力は、素晴らしいものだと言う人は多い。何しろ、人という生き物が曲がりなりにもこの世界に根を張り、文化や技術を発展させることが出来たのは、この力に依る所が大きいからだ。僕が好きな魔法も、先ずは夢想があって、次に必要な技術を考えてみるっていうのが殆んどだし、そのことについては、僕も異論を挟むつもりはない。
 だけど同時に、この想像力は人を必要以上に苦しめる。犬や猫は、崩れた壁に刻まれた爪跡や、無残に割れた窓ガラスを見て、特段、何かを思うということは無いだろう。だけど、僕達人間は違う。予備情報が無くても、この場所でどれだけの悲劇があったのか、否が応にも理解させられてしまう。人っていうのは、難儀に出来てると再認識させられた。
「死体だけは、イシス軍がちゃんと葬ったらしいけどさ」
 軍を割かなかったことに対する罪悪感に似たものもあったんだろう。その後の処理だけは、迅速に行われたとのことだ。
 もっと単純に、国内の動揺を抑えて、反感を買わない為の政治的配慮だったのかも知れないけど。
「これが、戦いに負けるって言うこと――」
 机上での理屈は、分かっていたつもりだった。行き倒れになっていた人を弔ったことも、無い訳じゃない。だけど小規模とはいえ、村が一つ滅ぼされるなんていうのは、目の当たりにして尚、現実感を覚えなかった。いや、僕自身がこの事実を受け入れたくないだけなのか。

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2010

1117

 今日の柳田法相!

『ちょっくら官邸に、小言を貰いに行ってくるよ』

 何だろう、この逸材。もしや民主党は、ハトヤマーに続く新たな大スターを生み出そうとでも言うのか。
 いや、慌てるな、これは直人&由人の罠だ! 自分への批判を躱す為のスケープゴートだったんだよ! 腹を撃たれて意識が遠のいてきたから、腕にもう一発ぶち込んで気付けにするくらい無茶な話ですけど。

( ・ω・) 色々な意味で、政権末期と相成りましたなぁ

「歴史上の偉人ってさ。目的の為に小を切ることも結構あるじゃない。そりゃ、客観的且つ総合的に考えればそれは正しいんだろうけど、その現場に居たら正しいと言い切る自信は無い訳で――それと似たことを考えちゃうんだよね」
 しかし相談を受けるのが宗教家の仕事とはいえ、神を疑う様なことを吐露して良いんだろうか。原理主義的弾圧が断行されていたのが過去のことと言っても、一部過激派が現存するのは事実だし。まー、アクアさんも大概、過激派寄りの行動してると言われれば、否定は出来ないんだけどさ。
「わたくし達の行動が、歴史に残るかは分かりませんわ。考えたこともありませんし」
 いや、別にそういう意味で言った訳じゃないんだけどね。そりゃ、ことを完遂すれば、偽政者に妬まれない限り歴史的英雄になる訳だけど、そういったことを考えたことは、僕も殆ど無い訳で。
「ですが足跡を残された方も、似た様な心持ちだったのではと思いますわ。生きている内に成すべきことがあるのであれば、その道筋を構築し、すべきことをする。そこに道義や倫理といった類のことを絡めなかったという話やも知れませんの」
「ど、道義に、倫理、ねぇ」
 何だろう。真面目な話なはずなのに、この二つがアクアさんの口から出てきただけで、高度な冗談の雰囲気になった様な気がしてならない。
「結局、どう巡っても、僕は兄さんとオーブと、姉さんの解放方法を探すしか無いってことになるんですよね」
 本当、始めからこれだけを考えられる性格だったらって、思わなくもないんだけどなぁ。

2010

1116

 柳田法相で学ぶ、猫でも出来る法務大臣! 答弁を二つだけ憶えておけば、乗り切れるよ!
『個別の事案については答えを差し控える』
『法と証拠に基づいて適切にやっている』
 ば、バカだ。地元の講演とはいえ、VTRが回ってるところでこんな発言するとか、民主党のバカは底なしか!? 野党議員が嫌味で言うならともかく、本人が堂々と言うとか、バカ以外の何者でもないよ!

( ・ω・) わたくし共と致しましても、この様な事態になったことは大変遺憾です

「もしも、もしもだよ。テドンに攻撃を仕掛けた理由が、グリーンオーブが存在してるからで、それを知る者全てを消してしまう為だとしたら――厄災をもたらす種とも言えるんじゃないかって思うんだ」
 そりゃもちろん、これだけ大規模に人間と魔王軍が争ってる中で、人が死ぬことは必然なのかも知れない。僕もたくさんの魔物達を斬ってきて、今更、全ての人を救うなんて綺麗事を言うつもりも無い。だけど、その種をばら蒔いたのは秩序を糺す存在である神様な訳で。何かこうどうにも釈然としない気分が残ってしまう。
「難しい話ではありますが、考えても答が出ない問いである以上、やるべきことをやるのが道理ではありますわ」
「そりゃま、そうなのですよね」
 誰が悪いだとかそういう論議をしても意味が無いことは、理屈としては分かってるつもりだ。結局、僕、ないしはそれを一助とした誰かがオーブを手にしてバラモスを倒さない限り、もっとたくさんの人が不幸なことになる。唯、逆に考えれば、世界の人達を人質に取られてる気分にもなる訳で、どうにも心の奥のがすっきりしない。
「何だか、最近、気持ちが荒んでる様な気がしないでも無いです」
 今まで、考えるは考えるけど、結論を出すことを先送りしてきたツケかも知れない。ことが色々と煮詰まってきて、ドロドロと行き場もなく僕の心の中に渦巻いている感じだ。
「くかー、くかー」
「こんな時は、いつでも何の緊張感も無く眠れるシスが羨ましくてしょうがないよ」
 もちろん、シスにはシスの悩みとかそういったものがあるんだろうけど、傍目には分からないんだからそう思っちゃうよ。

2010

1115

 件の動画を流出させた主任航海士が、当面の逮捕を見送られたそうです。世論調査がある程度出るまで判断を保留するなんて、政府与党はヘタレですなぁ。ああ、もちろん警視庁と検察当局が決めたことではありますけどね、表向きは。

( ・ω・) もう行政、検察が勝手に決めたとか、誰も信じない土壌が出来てることが凄いと思う

「邪悪な心を持った者が触れることが出来ないというのであれば、辻褄は合いますわ」
「たしかに、それは僕も考えたんだよね」
 むしろそうじゃないとすると話の整合性を取るのがとんでもなく難しくなる。
「今度モンスターが現れた時、手にとって反応を確かめてみたらどうでしょうか」
「いやいや、何かの弾みで飲み込まれたりしたらどうすんのさ」
 その上で逃げ出された日にゃ、この地域一帯の同種モンスター全部の腹を掻っ捌なきゃならないですよ。最悪の事態を想定しすぎかも知れないけど、万一にも無くす訳にはいかないものだし、そうそう実験とかには使いたくない。
「ま、父さんがネクロゴンドに到達したのがざっと十五年前として、結界が張られたのがその直後――オーブが実質的な意味を持ち出したのも同時期だろうから、やっぱり十年以上の間、人から人の手に渡ることはあっても、魔物達が手にしたってことは無いんだから、多分、そういうことなんだとは思うよ」
 尤も、邪悪ってか、邪な心の人間は必ずしも拒絶してないっぽいから、秩序を乱すバラモス側の存在かどうかを判別してるんだとは思うんだけどさ。
「それで、ここからが本題なんだけどさ」
「ですの?」
「テドンには、グリーンオーブがある可能性が結構あるよね」
「メロニーヤ様とアレル様の手紙を信用するのであらば、かなりの信憑性ですわ」
「そして、そのテドンは五年も前に滅ぼされている――これって、只、ネクロゴンドに近かったからで済ませて良いのかな?」
 偶然や間の悪さで終わらせてしまうには、余りに引っ掛かるものが大きすぎる。

2010

1114

 御存知、日本国での結婚最低年齢は、男性が18で、女性が16です。まあ、どうでもいいといえばどうでもいいんですが、これってずっと昔から言われてる割に、全く改正される気配がありませんよね。法の下の平等を定めた憲法からすれば、明らかに違憲の様な。いわゆるフェミニストの皆さんは、最高裁まで戦ったりしないんでしょうか。私が知らないだけで、何度となく負け続けてるのかも知れませんけど。

( ・ω・) オッサンはいつでも~、若い子が好きだから~♪

「うーん」
「どうしましたの?」
「いや、ね」
 テドンへと向かう山道でのこと。僕は野営用の焚き火を前に腰掛けながら、唸り声を漏らした。
「ずっと考えてたことの一つなんだけどさ。オーブってあるじゃない」
「ありますわね」
 問答しながら、僕は腰の道具袋から、パープルオーブとレッドオーブの二つを取り出し、目の前に差し出した。
「これを六つ集めてレイアムランドの神殿に奉納すると神様の七匹の聖獣の内、一匹を借り受けられる――ってのは大体、納得してるんだけどさ。これって、壊されること無いのかな、とか」
「それは、お造りになった方が方ですので、無理なのではありませんの。たしかトランスさんも、穴を開けようとして失敗なさったそうですし」
「そりゃ、僕達みたいな普通の人間がちょっと頑張ったくらいじゃダメだろうけどさ。例えばヤマタノオロチみたいな上級モンスターが本気で噛み砕きに掛かったとか、もっと突き詰めて言えば、バラモス自身が本気出してもどうにもならないと思う?」
「考えたことがありませんわ」
 それはそれで、普通の思考だとは思うけど、アクアさんともあろう御方が言うと説得力が乏しいよね。
「他にも、魔王軍はオーブの情報を全く知らないんだろうか、とか。ほら、これって六つ揃わないといけないってことは、逆に言えば魔王軍が一つ抑えてバラモス城に持ち込んじゃえば、二度とラーミアは目覚めなくて、結界を破る手立てがなくなるでしょ」
 それが無かった父さんの時代ですら辿り着いた人が居ないっていうのに、そんなことをされたら本格的にお手上げだ。

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