民主党石川衆議院議員を含む、小沢氏の元秘書三明が起訴され、小沢氏の不起訴が決定しましたが、それと同時に、石川氏の離党が内定したようです。
え、マジ。そんな露骨な尻尾切りやっちゃうの? 矛先は無くなるかも知れないけど、旧態依然の組織だって強調しちゃうんじゃないの?
そりゃまあ、中期的に見りゃ、国民は忘れるかも知れませんが、『いざって時は平気で切り捨てる』上に、ついていく人は居ないんじゃないかなぁ。
( ・ω・) まあ、反小沢と呼ばれる人達が、本気出すやも知れないってことさ
「そ。今はお頭やってるらしいよ」
「……」
シスの話は、いつだって予想を遥かに上回ってくるよね。
「ん、赤ってことは、レッドオーブがあるかもってこと?」
「そだね」
「あー、そういや、いつだったか、凄く綺麗な赤い宝珠を手に入れたって、自慢げな手紙がきたことあったなぁ」
「……」
えーと、ちょっと待ってね。言いたいことを簡単に纏めるから。
「何でそんな大事なこと、今まで話さなかったの?」
レイアムランドで話を聞いた時点で、すごーく関連がありそうな情報だよね。
「すっかり忘れてたから」
「……」
あー、そうだった。シスは何処までも感覚の人で、僕とは根本的に頭の構造が違うんだった。
「とりあえず、御飯食べたら手紙を書いてみようか。今でもあるのかっていうのが気になるし、大きさと形で大体の見当は付くだろうから」
「それ、多分、無駄だよ。基本的に、あんま話聞いてないって言うか、質問に対して、真っ当な返事が出来るタイプじゃないから」
シスにそっくりだなぁなんて思っちゃったけど、よくそんな人が良くお頭なんてやってるなぁと、割と本気で考えちゃったよ。
「ま、それでも一応、お願いするよ。行くとすれば世界半周の話だし、裏は出来るだけ取っておきたいから」
「りょーかい」
さて、と。もう一つ、並行で考えなきゃならないことは、と。
「誰か、テドンってどういうところか知ってる?」
僕は、一年前までアリアハンから出たことがない。しかも、この旅路で近付いたことがないせいもあって、この地方のことはさっぱり知らないっていうのが本当のところだ。
「言う機会を、逸していたのだけれど」
不意に、シルビーさんが小さく手を上げた。
「その町はネクロゴンドに程近いということもあって、五、六年程前、既に滅ぼされている」
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