今日は、楽しい皆既月食~♪
まー、楽しいかどうかは知りませんが、年頭からわくわくしてたってのに、何で関東はピンポイントで雨なんじゃ、ボケェ! と言っても、昨日、テレビで見かけるまでは忘れてたんですが。それでも、それでも、ワオォォン。
( ・ω・) いかん、何を書いてるのか、自分でも分からなくなってきたぞ
「俺も特に大した力はねーな。混血だからか、単に才能が無いのか、それとも発現してねーのかまでは知らねーけど」
「人生とは、どの様な能力を持つかが大切なのではない。如何に生きるかが肝要なのだぞ、ジョン」
「んな大袈裟な話はしてねーよ」
しかし、本当、仲の良い父子だよね。魔王軍なんて厄介な問題が無かったら、僕もこんな家族であれたんだろうかと、益体もないことを考えちゃうよ。
「んで、その女王様――俺にとっては婆ちゃんの話なんだけどさ」
それはそれとして、三十路前にしか見えないあの女王様に、こんな大きなお孫さんが居るというのは、やっぱり違和感が甚大だ。
「何かすげー力とか持ってたのか? 怒ったら地面割れるとかさ」
おぉ、良いぞ、ジョン君。そっちの方向で話を広げるんだ。まあ、仮にそんな力があったとしたら、ノアニールは完全にこの世界から消滅してたんだろうけどさ。
「さぁ? お母様は殆どその類の話はしなかったし、才能が無かったか、余り好きじゃなかったかのどっちかだと思うけど」
ええええ、メアリーさんが女王様の能力を知らないっていうのは、想定してなかったな。尤も、御家の事情に差はあれど、僕も父さんの能力を全部知ってるかと言うと、伝聞でかなりあやふやなんだけどさ。
「そりゃもう、女王様っていうくらいだから凄いに決まってるじゃない。無益だからやらないってだけで、その気になればきっと天下狙えるくらいだね」
娘さんでさえ知らない女王様の特殊な力を、僕達が知っているというのは不自然といえば不自然なので、ちょっと遠回りをしてみよう。何だか、益々ドツボに嵌ってる気もしないでもない。
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