ゲームソフトってあるじゃないですか、ゲームソフト。あれって店舗サイドの買取が基本、つまり返品不可能な商品らしいんですが、返本と価格維持が保証されてる書籍・雑誌と比べて厳しい話ですよね。最近のゲームなんて粗製濫造もいいところで市場全体はともかく、一本のソフトの暴落なんてあっという間で、仕入れが難儀です。そりゃ、店を構えてる業者は、予約販売に力を入れたり、中古に手を出さざるを得ませんよ。新品商品だけでやってけるゲームソフト屋なんて、今や存在しないんじゃ無いでしょうかね。
以上、300円で中古の実況パワフルプロ野球9を買った者の戯言でした。
( ・ω・) バワーズとか居て、ある種マニア度がヤバい
「さっきジョン君が言ってたんですけど、人間とエルフの違いって、何なんですかね?」
ここは一つ、自然な話の流れで結論に至る努力をしてみよう。こう、女王様の特殊な力から辿り着けそうな気がするよね。
「人間とエルフの違いですか? うーん、人間はすぐに見た目が変わるので、そこは驚かされましたね」
「人間側の意見を言わせて頂けると、ちょっとやそっとの年月じゃ殆ど変わらないエルフの方にも、ビックリさせられる訳ですけど」
あれ、ひょっとして、目的の方向に進めてない?
「ジョン君とも、そんな母子って感じじゃないですし、女王様とメアリーさんを見ていると母娘って言うか姉妹寄りですものね」
何とか、女王様の方に話を持っていく方向で、と。
「たしかに、この子は随分と大きくなりました。気付けばあっという間に私とそう変わらなくなるのでしょう。ハーフエルフがどの様に年を取っていくのか分からないので、その後についてはどうなるか想像の外ですけど」
ああ、女王様完全無視ですか。女性は子供を産むと、優先の第一位が旦那から子供に移るって言うけど、女王様は何処まで下がっちゃったんだろうか。
「でもまあ、人間にもそう老けこまない人も居ますし、そうやって考えると大した違いじゃないですよね。となると、やっぱり特徴的な違いは魔法的な才能でしょうか」
「そうかも知れませんね~。尤も、私は特にこれといったものを持ってませんけど」
「メアリーは、魅了の魔法――」
「まあ、ボブさんの台詞はさておくと致しまして」
段々と、扱いを理解してきたような気がしないでもない。
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