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 トヨ様のステータス出来たよー。


 うん、色々と突っ込みたいことはあるけど、とりあえずあれだ。

( ・ω・) ドラクエっぽい装備品を考えるのが、一番、面倒だったりするんだよ

「何を呆けておる」
「い、いや」
 普通、それなりにでも先のことが分かるなら、第一に自分の為に使うものなんじゃないのかなぁって。
「そなた、己の死期や分水路を目の当たりにして、生きる甲斐があると思うておるのか?」
「ん~?」
 真顔で問い掛けられ、少し真剣に考えてみる。人生には、生と死の間に、様々な山や谷がある。親元から離れる日、結婚、出産、子供が旅立つ日、伴侶との別れ――それらがいつ、どの様にして訪れるか知っていたら、僕は正気を保っていられるだろうか。
「成程、ね」
「であろう。余には幾ばくか先を見る力が備わっておるが、それを政や人の生き様の一助以上に使おうとは思わん。例えその結果、ジパングや余自身、或いは世界そのものが滅ぼうともじゃ。人智を越える存在が居たとして、何ゆえ、この様な力を与えたもうたは知らぬが、余は人の分を越えた力だと思うておる。それゆえ、余は生涯、枷を嵌めて生きるのじゃろうな」
 人智を越えた存在という言葉を聞いて、レイアムランドで聞いた、『神』の存在を思い起こす。トヨ様の力は、件の神様が備えさせたものなんだろうか。それとも、単に魔法に優れた家系っていうだけなのか。どっちにしても、この力は自制を必要だという点については、幾らか同意出来た。
「思えば、叔母上も余と似た力を持っていたと聞く。或いは、自身を律することが出来なんだのかも知れんのぉ。余も、戒めとせねばならんな」
 それにしても、本当にこの子は年下の女の子なんだろうか。レイアムランドの少女達みたいに、見た目だけ若い可能性も、否定出来ない気がしてきた。
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