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 Yahooニュースを流し読みしていたら、『政府、成長戦略を年内に策定』的な記事を発見。はい? 去年の秋から深刻な経済危機なのに、政権獲って二ヶ月、今から考えるんですか? これって、政権獲って真っ先にやるべきことですよね。むしろ政権交代関係なく、与野党チェンジしても、引き継ぐべきものですよね。多少の方向修正はあるにしても。

( ・ω・) お願いだから、毎日毎日突っ込みを入れさせないで欲しい訳なんだよぉ

「兄、か……」
 想像以上に巨大な亀甲が持ち運ばれ設置される中、トヨ様はぽつりとそんな言葉を漏らした。
「どうしました」
「いや、余にはその様な者がおらんでの。どういったものか、今一つ分かりゃせん」
「んー」
 改まって聞かれると、端的に表す言葉が見付からない。だけど、強いて言うのであれば――。
「僕にとっては、誇り、かな」
「ほぉ?」
「小さな頃から何をさせても凄くて、そんな兄さんの弟であることが何よりも嬉しかったって言うか」
「なるほどのぉ」
 言って、トヨ様は扇子をパチリと閉じた。
「余に弟か妹が居れば、その様に思われていたじゃろうて」
「ハハ……」
 いや、兄さんはここまで自信家じゃなかったよ。何ていうか、もうちょっと自然体って感じでさ。
「トヨ様、子細滞りなく、終了致しました」
「うむ、御苦労」
 どうやら、占いの準備は整ったらしい。囲炉裏って言うのかな。部屋の中心、暖を取る為に薪が並べられている四角い窪みに、一人では抱えられない位の亀甲が鎮座していた。
 んっと、これを火にかけるってこと? あれ、ってことはつまり――。
「これって、火と水のエレメントを競合させて、そこから何かを見出すってことですか?」
 亀甲の本来の持ち主は、もちろん亀な訳で、水の中で生きる象徴的な生き物の一つだ。それを炎の中に突っ込むっていうのは、火と水という相反するものが共存する状態になる訳で、多少なりとも世の中の摂理を歪めるということになる。魔法のセンスに長けた人なら色々な情報を読み取ることも可能、かも知れない。
「えれめんと、というのは分からぬが、場が乱れるというのであればその通りじゃ。余はそこより、世界の狭間を覗いておる」
「成程」

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