2016
過日、アメリカのオバマ大統領が銃規制を涙ながらに訴える姿が世界に報道されました。そして、インターネットでの銃の販売に登録を義務付けようとしているそうです。一応、銃規制自体は就任当初からの悲願の一つなのだそうですが、反対派の強い抵抗にあい、成し遂げられなかったのだとかなんとか。任期が残り一年程となり、焦りが出てきたと言えるのでしょうが、大統領なんて残した実績が全てなので、今更ちょっと本気を出されても白ける感じはあります。やるんなら二度目の当選を果たす前くらいにしてくれないと、駆け込みで少しでもいいイメージのまま去りたいというスケベ根性に思えてしまいます。ってか、アメリカ人がインターネットで買っている銃の比率がどんくらいなのかという情報が無いと、効果の程が分からない感じもありますが。更に言えば、銃を乱射する人なんて、自分の命なんてどうでもいいんですから、名前を登録したところで何の抑止にもならない気はします。やるんなら、一般市民が銃を持てない社会にしなければ意味が無いのですが、そこへの一歩としては、あまりに小さすぎるというか、踏み出す方向が間違ってる気がしてきました。核兵器と一緒で、全員がいっせーのせで捨てることが出来るならそれが理想なのですが、一度、行き渡ったものを消すのは難しいようです。大統領権限でどうにも出来ないなら、どうしろって話ではありますよね。
(・ω・) 何にしても政治家が泣いたら安っぽくなるのは、全世界共通だよな
【最高知力持ちが自動配備されるシステムなんだろう】
公:岬ちゃんのところと同盟、ね。
涼:ああ、この過酷な立地で消耗しあうのは得策じゃないだろう。
幸いにと言うか、あちらには海が無い。交渉の手札は幾らでもある。
公:実に理に適った提案だとは思うが――。
涼:が?
公:一体、いつから北島先輩が軍師的立ち位置になったのか、それが問題だ。
【バグにバグが重なって正常作動みたいな】
公:なんかこれだと、俺が自力では何も思い付かないみたいじゃないか。
莉:そうじゃなかったの?
公:ハッキリと言うなぁ。一応は大名に向かって。
遊:生き死にが掛かってる職場で太鼓持ちなど必要無いということだ。
戦場で陣太鼓は必須なのにも関わらず、な。
公:何かちょっとうまいこと言ってんじゃないのって気がするけど、
遊那だし、聞かなかったことにしておこうと思います、はい。
【考えてみたら義理や愛着なんて無いし】
公:まあいいや。それで、誰が交渉役を務める?
遊:私が行こうか。一応、岬とは面識があるしな。
莉:好待遇を提示されて、そのまま残っちゃったりして。
遊:……ソンナコトある訳ないじゃないかー。
公:りぃ、補佐についてけ。絶対に、単独で接触させるなよ。
莉:ラジャー。
【演技に見せ掛けて実は素という高度な仕込み】
岬:へー、同盟ですか。一柳さん、損得で言うとどうなんですか。
綾:悪くはないですの。塩等が安定的に調達出来るようになりますし、
国力は大して変わらないので、真っ向からぶつかり合ってもいいことはありませんわ。
岬:成程~。じゃあ、その方向で詰めておいてください。
遊:どうでもいいと言えばいいんだが、一応は他国の使者が来てるのに、
どうして岬は涅槃仏みたいに横たわって頬杖ついてるんだ。
岬:この体勢が、一番楽なんですよ。
平山先生も、綾女も、名前を略したらアヤじゃねーかと今更気付きました。漢字が違うのがせめてもの救いというか、被るから変えたような、よく憶えてないのが困ったものです。
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2016
和製漢語という言葉があります。主として、幕末から明治時代に掛けて、今までの日本に無い西洋文化の概念を日本語として使用する為に新造された単語を指すのだそうです。文化、文明、美術、哲学、客観、理性、など、その範囲は多岐に渡ります。ちなみに球技を和訳した蹴球、籠球、排球などが、すっかり消えてしまったのは余談として。サッカーなんか世界的にはフットボールの方が一般的なのに、日本ではサッカーが定着してるのが、らしい話だと思います。
さて、これらの和製漢語は当時の文豪などが頭を捻って構築したと言われています。百年以上の歴史を経て結構な割合で生き残っているところを見ると、文豪パネェと思わされます。日本人が権威に逆らわないだけという感じもありますが。それに比べ、戦後の言語創造能力の貧弱さときたらどうでしょうか。クリエイトをリノベーションするとかいう言い回しが必要なのでしょうか。とはいえ、現代社会に文豪は居ませんので、黄門様の印籠の如く、これに従えという説得力を持たせるのが難しいという事情もありそうです。明治時代だって、和製漢語が出回ったばかりの頃は一般市民も、『えー、なんだよこれ、変な言葉だなー』って思ってたやも知れません。長く使われるものほど最初は馴染まないものであるという考え方もあるので、訳分からんカタカナ言葉も、百年後には普通になってる可能性が無いとは言い切れません。
(・ω・) 百年後ならドラえもんも生まれてるし、何がどうなってても不思議じゃないな!
【挑発も兼ねる隙の無い一手】
麗:あまりに難攻不落過ぎる我らが城に業を煮やしたのか、
東の大大名から懐柔と思しき書状が届きました。
千:どうします、親分、燃やしますか。
麗:舞浜さんが、すっかり小悪党配下のチンピラになってるのはさておきまして。
茜:んー、鉱山利権全部寄越すなら不干渉条約を結んであげてもいいって返事しといて。
麗:いつも通り突っぱねる訳ですね、分かりました。
【縛るつもりが縛り付けられてる】
麗:利権の、四分の一までなら譲ってもいいって返ってきました。
千:舐めてますな。見せしめに使者の髪を剃り落としましょうぜ。
麗:正直、ここまで譲歩されるのは想定外ではありますが、どうしましょうか。
茜:うん、くれるって言うなら貰っておこうか。
どうせこっちから攻める気なんて今のところ無いんだし、丸儲けだよね。
麗:敵を牽制する最大の手段はこちらのイメージを肥大させること。
言うは容易いですが、こうも上手く嵌まるのは珍しいのではないでしょうか。
【家族のみならず公康辺りも追加で】
茜:あ、そうだ。ついでだから、姫を一人寄越せって追加しておいて。
千:ぐえっへへ、親分も好きですなぁ。
麗:そのキャラ作り、却って疲れませんか?
千:いや、これがまたやってみると楽しくてさ。
茜:麗ちゃんって、奇行への対応力が凄いよね。
麗:いささか経験が多いのは、どうやら事実の様ですので。
【歴史的に見れば珍しくもない光景】
彩:えーと、親に有無を言わさず、こっちで暮らせって言われたんだけど、
どういうことなのか説明してもらってもいい?
千:数学教師ですよ、数学教師。紛れも無いインテリですよ。
麗:築城の計算等で、役に立ちそうな人材を送ってくれましたね。
茜:これからもちょくちょく絞りとれる、いい友好関係を築けそうだね。
彩:何一つ質問には答えて貰って無いけど、
親に売り飛ばされたってことだけは分かったから、もういいです。
はい、作者も忘れかけてますが、彼女は平山彩菜先生、公康達のクラスの担任代理です。現代の数学教師の数学力は戦国時代でどれほど使えるのか。転生やトリップモノにありそうですが、これはそういった作品ではないので、多分、大して考察はされないでしょう。
2016
後進国という言葉があります。総合的な国力が高い国を先進国と呼んだのに対し、さほどでもない、又は低い国家を総称したものです。いつしかこの単語は差別的ということで、発展途上国にすり替わりました。しかし私は思うのです。一見すると発展途上という言葉は輝かしい未来が約束されている様にも見えますが、当然のことながら必ずしも発展するとは限らないのです。むしろ私の様な捻くれた人間が見ると、『発展するといいね(笑)』と煽ってるように見えて、これはこれで差別的なんじゃないと思う訳です。結局のところ、言葉など発する側が何を籠めているかが大事であって、単語そのものに悪意の類は無いのではないでしょうか。故に、言葉狩りなどというものほど無意味なものは無いと主張しています。差別されてると主張する方は受け取る方の意見ばかり述べますが、発する方があってこそ会話が成立することを忘れてはいけないと思う次第です。
(・ω・) カッコ笑いとか最近使わねーよとか言われても、そこは気にするな
【世には労働者と非労働者しか居ないという主張】
綾:むぅ……ですわ。
岬:どうかしましたか。
綾:捨扶持を充てがって飼い殺している兄が居るのですが、
突如として使命感に目覚め、働きたいと言い出して困っていますの。
岬:つまり、私と同じ半ニート仲間ってことですね。
綾:話の本質を、ちゃんと理解してくださってますの?
【あれを少々で済ますのか】
岬:いいんじゃないですか。経緯はどうあれ勤労意欲が湧くのは素晴らしいことです。
私は働きませんけど。
綾:何故飼い殺しているのかを考えてくださいまし。
岬:たしかに、どんな役立たずの益体無しでも、身内を放逐するのは根性要りますよね。
綾:少々甘やかしたせいか、岬さんの頭の回転が鈍くなってる気がしてなりませんわ。
【ニートにありがちなその場凌ぎ的発想】
綾:そうですわね。例えるとすれば極限まで飢えた猛獣の様なものですわ。
その力は底知れぬものですが、飼い慣らすのは容易ならざることですの。
岬:それだけ聞くと、適当な国にほっぽり出したら内部崩壊を誘発してくれそうですけど。
綾:最悪の場合、その国を乗っ取って、こちらに牙を向く可能性も考えられますわ。
岬:うちも大概、乗っ取られてる感じがありますし、
別段、問題を感じない気がするんですけど、どうなんでしょうね。
【他所の国も大概だから安心しろ】
空:一柳空哉です。この度は家臣団の末席に加えて頂けることとなり、誠に喜ばしく――。
岬:あー、そういうのはいいので、分からないことがあったら妹さんに聞いてください。
空:おぉ、我ら兄妹に格別なる信頼を寄せて頂いているということですな。
妹よ、これは命を張る価値のある主君だな。
綾:何故、私のところばかり使いこなすのに苦労する部下が舞い込んでくるのか、
何処にも吐露する場所が無いのが遣る瀬ないですわ。
三国が絡む気配すら見えませんけど、これもう戦国風ほのぼの日常モノでいいんじゃないかと適当なことを思いつつあります。三国に分かれた意味は何処にあるんだと言われると、珍しい組み合わせが見れるということでまあ。
2016
さて、年は明けましたが、黄龍ちゃんの再開はせず、センセーショナル・エレクション~戦国浪漫編~(仮)の二周目に入ろうと思います。誰がどう考えても、キリが悪すぎると思うんですよ。主要三国が出ましたが、まともな接触すらしてないじゃないですか。要するに、これをもっと早く思い付いていればこんなに苦労することも無かった訳です。が、そんなこと、私にどうこうできるもんじゃないですよと逆ギレしておきます。ノープラン率が九割を超えるからこそ、作者自身も先の展開を読めず楽しめるのです。出オチ主体のものばっかり書いておいて何をほざくかと言われると、そんな気もしますが。出オチも百回繰り返せば芸風というのがモットーの一つなので、今年も変わらず、竜頭蛇尾の精神で行く予定です。竜頭だって、百個並べれば殆ど竜みたいなもんじゃないですか。
(・ω・) 只の竜殺しの戦利品じゃねーかと言われると、それも納得できる気はする
【専任が必要な程の高難易度らしい】
公:プポォ、ペポペポ、ポペー。
遊:法螺貝を、そんなショボい鳴らし方する奴を初めて見た。
公:意外とムズい。しかし、これを鳴らさずして戦国時代と言えるだろうか。
莉:何にしても、それを鳴らすのは大将じゃないんじゃないかって、
言っちゃったらダメな感じなのかな。
【昼間に有効だとも思えないしな】
涼:そもそも、合戦の折、乱戦状態になっても大雑把な指令が届くように、
大音量で遠くまで届く法螺貝が用いられた訳だ。
公:別に、こんな難しい楽器じゃなくていい気がしてきたな。
遊:よし、発光弾作ろう、発光弾。火薬はあるし、炎色反応くらいは分かるから、
花火的なものくらいなら何とかなるはずだ。
公:乱戦つってるだろ!
切り結んでる最中に、一々音の出どころ振り向いてる暇なんかあるか!
【低音ほど大きくなる仕様だからしょうがない】
遊:仕方ない、シンバルでも鳴らすか。
公:高音はダメじゃないか。低音の方が波長が長くて、遠くまで届いたような。
莉:コントラバスとか、重低音の代表格だよね。
公:只でさえ甲冑一式が邪魔くさいのに、二メートル弱の楽器を担いで戦場を走り回るとか、
何かしら粗相をしでかした末の罰ゲームなのではなかろうか。
【流石に零から無限は生まれない】
公:結局、法螺貝以上に妥当感のあるものは思い付かなかった。
涼:長く使われているものには、理由があるということだな。
公:高校生程度の知識じゃ、戦国時代で革新的なことは出来ないな。
遊:諦めるな。何かを成すのに大事なのは保持している情報量じゃない。
それをどう活用するかだ。
公:この中で成績最下層の遊那が言っても何の説得力も感じられない辺り、
勉強するって大事だなって思い知らされるよ。
北島先輩と遊那の喋り方が近しいせいで絡ませづらい感じがありますが、目を背けていこうと思う所存です。
2016
去年の暮辺りに、大型のビーズクッション、通称、人をダメにするなんちゃらを購入しました。買った当初はもにゅもにゅはしているものの、体重を預けると微妙に抵抗を感じ、こんなものかと思っていました。しかし一週間もするといい感じにこなれてきて、うにゃーんといった感じに。擬音じゃなくて、具体的に表現しろよ、一応物書きだろうというツッコミは、華麗に受け流すとしまして。私は頭が高めに置かれていないと眠りづらいタチなのですが、このクッションを使うことで寝返りを打ってもベストフィット。もしかすると、結構いい買い物をしたかも知れません。形が変幻自在なので、シャキッと座りたい時にも使えますし、本来の用途通り、ぐでーんと寝転がってテレビなんかも観れます。言うほどダメにはなりませんけどね。むしろリラックスしたい時にリラックス出来るので、英気を養うことが出来るくらいなものです。
(・ω・) ステマではないので、どのメーカーかは伏せておくよ
【この岬は本格的にダメ可愛い】
マ:ウーフゥ。舶来の品、タクサン持ってキタよ。
岬:えっと、この時期のアメリカって入植が始まったばかりで、
国として認識できるかすら怪しい段階だったはずですよね。
綾:細かいことを気にしてはいけませんわ。
マ:アメリカ大陸経由で、やってきただけネ。
岬:成程、それなら合理的ですね。
納得したので、細かい商談は一柳さんに任せることにします。
【育児も担当する万能管理職】
綾:相変わらず、硝石が高いですわね。
火薬の必需品とはいえ、こうも足元を見られていると癪に障りますわ。
マ:嫌なら、ヨソに持ってイクだけよ。
綾:買わないとは言ってませんわ。
結:あいや、しばし待たれい。
海:弱みに付け込み暴利を貪るとは士道の風上にも――。
綾:話が拗れるだけですので、あっちで大人しくしていて下さいまし。
【どこまで甘やかしていく方針なのか】
マ:マイドおーきに。
舞:そういえば、この時代ってメイドは存在してたのかな。
結:一柳殿。南蛮趣味の大名も増えたことですし、
エプロンドレスの使用人を導入することを進言致します。
海:決して、決して私達が着たいという邪な考えでは御座いませぬ。
綾:観賞用だとしても充分に邪ですわと言いたいところですけど、
岬さんが喜ぶやも知れないので検討してみますわ。
【そのビビらせ方に意味は無いと説くべき】
岬:エプロンドレスですか。一柳さんが着るなら採用しましょう。
綾:とんでもないヤブヘビでしたわ。
結:謁見の時、フリフリの服を着た側近をズラッと並ばせれば度肝を抜けましょう。
綾:出オチ以外の何物でもないですわね。
舞:何を仰られる。我ら三人が並ぶことでの威嚇効果が減じてきた今こそ必要なことですぞ。
綾:本来なら、如何なることでも有効に活用とするこの姿勢を褒めるべきなのでしょうけど、
考えてる内に何が何やら分からなくなってくるのが恐ろしい話ですわ。
あかん、マリーのキャラ、完全に忘れてる。芽依より憶えてないって、どういうことだよと、自分で自分が分からなくなることがあります。