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 文化圏を隔てる一つの要素として、川や山といった、越えるのが難しい自然の障壁があります。関東と中部が、箱根を堺にガラッと性質が変わるのが一例と言えましょう。時代が進んで道路や橋の整備、移動手段の高度化など壁が取り払われていきました。そして現代では沿線単位で文化圏を形成している傾向がある気がします。自宅近くの路線以外のことはピンと来ない方も多いのではないでしょうか。文化とは、人の流れが育むものという考え方に則れば自然のこととも言えましょう。更に未来ではどうなってしまうのか、想像がつかないものがあります。そもそもそんなに動かなくても事足りるようになりつつあるので、地域ではなく情報世界の集団で区分されるようになるのかも知れませんよね。

(・ω・) 既に一部ネット限定の有名人とか居るもんなぁ

【腫れ物の扱いはいつだって難しいのよ】
マ:門前の小僧習わぬ経を読むとか言うやん。
  ウチらも、ちょっとくらい医師の医療行為に手出したらアカンのかいな。
玄:ダメに決まってますと言うべきなんでしょうか。
メ:たしなめて欲しいのか、ボケとして処理して欲しいのか分かりづらい。
玄:聞こえなかった振りをするという選択肢もある訳ですが。
メ:後々面倒なことになりそうだから、相槌打つくらいはしておこう。


【緊急避難が適用されるのか判例が気になるところ】
マ:とてつもない回数、手術の助手しとるさかい、
 新入りの医者よりは知識ある思うで。
メ:生兵法は怪我のもとって言葉があったような。
玄:二人きりで遭難して、どうしても必要になったらお願いするかも知れません。
メ:天文学的確率でしか起こらなさそうなシチュエーション。
マ:ウチも勢いで言うてるけど、酒でも飲まんとビビって逃げ出す思うで。


【悪魔はトップクラスのワーカーホリックって結論出てる訳だし】
マ:趣味に割く時間が無さすぎて、老後が不安になってきたで。
メ:この生活を続けてて、老後があるのかって話だけど。
玄:数十年後もこの業界はてんやわんやしてると思うと、感慨深いものがありますよね。
メ:体力が続く限り働けるよ、良かったね。
マ:なんや、えらい釈然とせんもんがあるで。
玄:マモンさんが仕事以上に熱中する姿が想像できないので、問題は無いと断じます。


【結局は怪我人の応急手当とかして一日が終わりそう】
マ:ウチは天邪鬼やからな。
  年食っても出来るなんて理由で趣味を選んだりせーへんで。
玄:では、スノーボードなどはどうでしょう。
  室内施設でしたら、近場にもありますし。
メ:また、無駄に体力を食い潰しそうなものを選んだなぁ。
マ:これでこそやと、ちょっと惹かれとる自分が恐ろしなるで。

 考えてみると、自由時間の塊みたいな月読教授と、社畜の鑑のようなマモン達って、酷い対比だなぁと思わんでもありません。
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 源氏名と呼ばれるものがあります。主に、本名をあまり使いたくない仕事をする女性が仮に用いる名前のことを意味します。元は宮中の女性が源氏物語の巻名にちなんだ愛称的なものとして始まったものなのだそうです。それを遊女が使うようになって現代に至ります。なので、家としての源氏平氏は関係ありません。時代を問わず男性が似た商売をすることもありますが、それでも源氏名というのが一般的な様です。反対語みたいなものなんだから平氏名にするのが雅な感じもある気がしますけど、そうはなりませんでした。光源氏みたいに出世をしたいという願望が籠められているのでダメなのでしょう。ちなみに光源氏は太政大臣という位人臣を極めるどころか、准太上天皇なる天皇の位に近しいものになっているのだそうです。女性ばかり追ってる様に見せかけて、血統と能力で政治的にも最強って、この国で流行るものは千年経っても大して変わりが無いようです。

(・ω・) 源氏物語が無い世界線で発表したら痛い作品扱いされそうだな

【最後に物を言うのが精神力ってのは万国共通だから】
玄:今度、スポーツ医学科を新設することになったそうですね。
マ:まーた仕事増やしてきよるんか。
玄:これまでの日本は根性論が横行し、雑な治療が施されていましたし、
 今後、伸びていく分野ではあるでしょう。
マ:痛い言うんは甘えゆうのが無くなってまうんは寂しないか。
玄:疲れが抜けないのは錯覚と自分に言い聞かせてる私達がサポートするというのも、
 ちょっとばかり皮肉が効いていると思いはします。


【ピラミッド型社会の形成は悪魔のせいにしておけば良いんだな】
メ:まあ、少し前まで水を飲んだらバテるみたいなのが信じられてた訳だし。
玄:予防策が普及すれば、全体の仕事量はむしろ減るのではないですかね。
マ:そないうまくいくと、本気で思てるんか。
玄:無論、自己防衛の為の現実逃避です。
メ:医学の進歩と、ナースの泥臭さの関係性について纏めてみて欲しい。
マ:面倒事は末端にっちゅうんは、
 社会が形成されて以来の宿命みたいなもんやからなぁ。


【目上の内心を汲み取るのが縦社会の基本だぞ】
マ:働きたないねん。
玄:はぁ。それで、備品の在庫についてなのですが。
マ:なんで、何事も無かったかのように話進めとるんや。
玄:定例行事ですし、週一の朝礼の様に、
 かったるいなくらいで流せるようになりました。
マ:社会人としては良い傾向やと言いたいとこやけど、
 先輩への配慮が足らへんから減点ゆうことにしとくわ。


【具体的に言うと関西弁っぽい謎の言語を用いてる的な】
玄:そもそもの話として、本当に働きたくないんですか。
マ:そないに言われると、自信なくなるがな。
玄:心の底から労働を拒否するという、確固たる意志を感じないのですが。
メ:なんやかんやで、楽しんでる面もあるでしょ。
マ:悪魔の囁きゆう表現あるけど、こういうんちゃうか。
玄:根拠はありませんが、本物の悪魔はもっとノリが良いと思っています。

 当初の予定では、戦国浪漫編→悪魔的ナース→戦国浪漫編で今年を終えるつもりでした。しかし一回置きだと間を開けてる感じがしないので、急遽、悪魔的ナースを前倒すことにしました。これだと最後どうするかの問題が残るのですが、その件については来月の私が何とかしてくれるでしょう。

 来年5月20日に、重さの定義が変わります。御存知の通り、現在の長さと重さの世界標準はメートルとグラムです。大航海時代を経て、世界で統一された度量衡が必要となった為に考案されたのがキッカケです。北極点からロンドンを通って赤道までの距離の千万分の一を一メートルとし、更にその十分の一の十センチメートル四方の立方体の水、つまりは一リットルを一キログラムとしたのが最初の定義でした。そしてメートル原器と呼ばれる究極の物差しが長さの基準となったのです。しかし測量技術の向上や、ミクロ、マクロ世界の研究が進むにつれて必要とされる有効数字がどんどんと増えていき、かつては無視できるほど小さかった誤差も許されなくなってきます。そこで1983年に、現代物理学に於いて限りなく不変に近い性質を持つ光速を基準にすると定義づけられました。意外と最近の話なのです。一方で重さの方ですが、水の重さを元として、キログラム原器と呼ばれるものを基準としてきました。こちらも、密閉するなど最大限の努力はしていますが、変質は免れません。そこでプランク定数を用いた、より厳密なものへと変更することになったようです。私達の生活レベルで何か変わるという訳でもありませんが、こうして科学の世界は少しずつ前へと進み続けるもののようです。

(・ω・) 一方、未だにアメリカはヤードポンド法に固執していた

【現役教授という肩書きに付加価値を感じてる気もするけど】
月:以前、舞台演劇を誘ってきた旧友にミュージカルへの出演を依頼された。
黄:その友人とやらの迷走っぷりが気になってきたんだよぉ。
月:とにかく手当たり次第にやってみる、アグレッシブな性格なのだ。
黄:採算性という概念が欠落してる辺り、誰かさんに似てるんだよぉ。
月:他の劇団員も少しばかり頭おかしいし大丈夫だろ。
黄:もしや本格的に移籍してしまえば、
 色んな意味で丸く収まるんじゃないかと思えてきたんだよぉ。


【一瞬のブームが巻き起こって勘違いを誘発しそうである】
黄:で、歌と踊りは出来るのかと聞いておくんだよぉ。
月:今回の役はソングとダンスの概念が無い地底人で、
 それを通じて分かりあうという展開だから素人の方が良いのだそうだ。
黄:相変わらず脚本が異次元で、逆に気になるんだよぉ。
月:別にそういう意図は無いらしいんだがな。
黄:未来永劫、売れることは無いんだろうなとは思うけど、
 世の中、何がヒットするか分からないという魔法の言葉もあるんだよぉ。


【口八丁で負けるようでは格が知れるというものよ】
月:教授が、もっと尊敬されてる世界に行きたい。
黄:それは教授という肩書ではなく、アンタ自身が軽視されてるだけなんだよぉ。
月:その、最新のカミソリ並の切れ味を、もっと有効に使えないものだろうか。
黄:どこかの教授みたいに、頭脳の無駄遣いしかしてないのも居るんだよぉ。
月:理屈を言うな、理屈を。
黄:理屈を言うのが教授の商売だという、残念な事実を伝えなければならないんだよぉ。


【どこかの誰かが大変革をしてくれないかと願う日々】
月:分かりやすく言えば、プロフェッサーの名札を付けてるだけで、
 公共機関がフリーパスになるくらいの扱いを受けたいんだ。
黄:異世界に行っただけで破格の待遇になるみたいな妄想なんだよぉ。
月:それよりは現実味があるだろ。
黄:だったらもっと、地位向上に勤しめば良いと思うんだよぉ。
月:自慢ではないが、偉大な先人が築き上げた権威に、
 しがみついてるだけという自覚くらいはある。

 穀潰しという称号がピッタリの教授ですが、今後も、ちょっと羨ましいような、こうなったら人として終わりのような微妙な立ち位置を今後も続けていくんでしょうね。

 ベリーという名で総称される果実があります。ストロベリー、ブルーベリー、ラズベリーなどが思い付くことでしょう。しかし思うのは、共通の名前を持っているとは思えないほど、見た目や味の系統が違うということです。どこまでがベリーに含まれるのかというのは、学術的なものと一般的なものとで違いがあるそうですが、丸っこくて食用になる果実なら良いというのが大雑把な見解なようです。パイナップルも林檎の名を冠してますし、英語圏に於けるフルーツのネーミングはざっくばらんなものがある気がします。というか、アップルに果実全般の意味があるそうですが。やっぱり西洋では、林檎は果物の王様なんでしょうね。ドリアンなんて、所詮はお山の大将に過ぎないという話なんですよ。

(・ω・) 東アジア人なら、楊貴妃とライチを持ち出すのが常道でしょう

【年寄りの冷や水という的確な表現があった気がしてならない】
月:教授を続けつつ、ゲーマーとしての地位を確立したい。
黄:ああいうのは若くないと反射神経が追いつかないんだよぉ。
月:精神的には、まだまだ十代並のつもりだぞ。
黄:むしろ一桁っぽく感じることすらあるんだよぉ。
月:一方で年取りくさいと言われることもあり、
 正直、自分でも良く分からなくなることがある。


【ハングリーさに欠ける問題は残るがヒールには慣れてる面もある】
月:あの手の稼業の何が辛いって生活費を稼がなきゃならんことだからな。
  別口の収入があればプレッシャーやスポンサー探しの労力分だけ有利なのだ。
黄:要は貴族の遊びなんだよぉ。
月:生計を立ててる訳でもないセミプロに大会荒らされて悔しくないんですかと、
 煽り立てるのが最終目標だ。
黄:動機が酷すぎて二の句が継げないけど、
 仮にもプロなら勝負の世界は非情だという実態もあるんだよぉ。


【常に若い子と接してるのに感性が遠のくって逆に凄い】
月:教授をそこそこの期間やってきて、衝撃的だったことが幾つかある。
黄:一応、聞いてやるんだよぉ。
月:『マジウケるんですけど』が口癖の女の子が結構居るという事実とか。
黄:完全に、時代に取り残されたものの言い様なんだよぉ。
月:正直、作られた虚像だと思っていたんだ。
黄:如何に閉じた世界で生きてきたかが分かる発言だけど、
 こいつらしいと言えばそれまでではあるんだよぉ。


【あくまで誤差の範囲で印象を操作するのがプロの仕事である】
月:他は、カレーにマヨネーズ派が少なからず存在することとか。
黄:教授との関連性の無さが凄いんだよぉ。
月:カレーには七味唐辛子だよな。
黄:少なくても、マヨラーよりはマイノリティだと思うんだよぉ。
月:本気で統計をとって、マジョリティであることを証明してやろうか。
黄:その意地の為だけに数字を調整するんだろうなと、
 今後の展開が簡単に予想できてしまうのが難儀なんだよぉ。

 私も、いつまで経っても子供っぽい気質が抜けないなぁと思う一方で、若い頃から妙に達観したところがあり、自分という人間が分からないままです。

 観測気球と呼ばれるものがあります。大抵の場合は高度の気象を調べる為に飛ばす気球のことです。転じて、派手な言動で相手の出方や反応を伺うことを、観測気球を上げる、アドバルーン発言などと表現することもあります。気球というものは温めた空気を送り込む熱気球と、水素やヘリウムといった大気よりも軽い気体を詰めるガス気球に二分されます。前者は町の発明家に毛が生えた感じのモンゴルフィエ兄弟が、後者はガチガチの研究者であるシャルル教授が実用化に成功したというのが興味深いところです。公式記録として、モンゴルフィエ兄弟が十日ばかり早かったということで、世界初の有人飛行のタイトルは彼らのものとなっています。グラハム・ベルとイライシャ・グレイが電話の特許を出願したのが数時間差だのという話もありますが、科学の開発競争というのは白熱すると同時期に完成するものなんですかね。宇宙関連も当時はヒートアップしていたようですが、情報の盗み合いが活発だったとした方がしっくり来る気もしないでもありません。

(・ω・) 特許を取ったら正義側って、錦の御旗に通じるものがある

【ネコミミ派イヌミミ派に次ぐ第三勢力は何かとか書かれてるらしい】
月:劇場版化に備えて、色々と準備をしておかないとな。
黄:どんな壮大なストーリーに巻き込まれると言うんだよぉ。
月:普段が資料集め、講義、駄弁りの無限回廊だからな。
  発展性の無さが酷い。
黄:いっそ世界的組織に研究を狙われる展開にすればいいんだよぉ。
月:ケモミミに見る文化学は、大国の諜報機関に需要がありますかね。


【キッカケはこれくらいぶっ飛んでた方が大成するかも知れない】
黄:日常物で人気が出て映画になる場合、どっか遠出するのが定番なんだよぉ。
月:よぉし、宇宙の果てでも目指してみるか。
黄:アホの子は、極端から極端に走るんだよぉ。
月:若かりし頃から宇宙人扱いされてた部分があるからな。
  本物の地球外生命体とコンタクトをとって、違いを証明してやる。
黄:色々と間違ってるようでいて、学者としては正しいような、
 難儀な発言をしてくれたものなんだよぉ。


【あまりに薄っぺらすぎて全員に見透かされそう】
月:世界大会に出場したい。
黄:今日もまた、素人には難解なことを言い出しやがったんだよぉ。
月:それなりにたくさんの国が参加してればそれで良いんだ。
  箔になるし、講演とかで話の種としても使える。
黄:それで満足なら、特に言うことは無いんだよぉ。
月:無論、表向きは如何に惹かれているかのアッピールを忘れないがな。


【女帝の名を冠されても要は姫的なものですよねと言われそう】
月:レベルが低くて、素人でも日本代表になれるものは無いだろうか。
黄:アンタが好きそうな方向性だと、
 ディープなマニアが多いのばっかりだから難しいんだよぉ。
月:猫のノミ取りなら、ちょっと自信があるぞ。
黄:まず、ノミだらけの猫をどう調達するのかが倫理的に引っ掛かりそうなんだよぉ。
月:対戦相手が疾風の松本みたいに紹介されても、困惑するだけだしな。

 なんでもいいからオリンピックに出たいという動機でマイナー競技を始める人は少なからず居るそうです。狙い目は金が掛かって競技人口が少ないものなのだそうですけど、馬術とか射撃は成金が飛び込むには敷居が高そうですよね。


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