鳩山総理の資金源が、実母であることが発覚しつつありますが、要約すると日本最強のお小遣いってことで良いんですかね。
『ママー、政治資金足りなくなったから貸してー』
『全く、余り無駄遣いしちゃだめザマスよ』
( ・ω・) 鳩山由紀夫、リアルスネ夫説急浮上
「この盛り上がってる部分は祭壇なのかな」
どれ程に古いものかは分からないけど、人骨が散らばってる近辺は、正方形を底辺とした四角錐、つまりはピラミッド構造を形作っている様に思えた。土くれがボロボロに風化してしまっていて、只の起伏に見えないことも無いんだけど。
「うーん」
人骨や祭壇と言われて思い当たることと言えば、ヒミコ統治時代の悪習、山の神への供物として供えられた人達だけど――。
「生贄、か……」
悲しい話だけど、自然災害を鎮める為だと信じられて、生きた人間を供えるという話は、世界各国、何処にも少なからず存在する。しかもその相場は、大概が若い女性と決まっている。何て言うか、立場が弱い人を強制的に追い込むのって、遣る瀬無い話だと思う。
「そう言えば、さ。深く考えなかったけど、結局、どういった理由でこんなことしたんだろう」
この儀は、今は亡きヒミコのみが関わっていた為、トヨ様や側近も詳しい事情を知らないんだそうだ。国内が混乱して、そちらを落ち着かせるのを優先させないといけないこともあって、調査に力を注げなかったのも一因だとか何とか。
「幾つか一般的な可能性を考えますと、政治的求心力の増大が考えられますわ」
「つまり、人身御供をするだけの『権力』を見せ付けることで、大巫女の地位を確立させるってこと?」
「神職者としては、余り考えたくない可能性ではありますの」
ってか、それ以前に人間として反吐が出そうになる。
「他には、ヒミコが人を捧げることで、本当にこの火山活動が収まると考えていたか――」
だけど、トヨ様の聡明さから考えて、この可能性は低い様に思える。偉大とまで言われたヒミコが、十歳そこそこのトヨ様より世の理を把握していなかったとは思えない。権力と能力に溺れて、理性的な判断が出来なかったってことも、有り得ないとは言い切れないけどさ。
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