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 NHK世論調査で、ついに無党派層の不支持率が、支持率を上回りました。民主党支持層が90%の支持で下支えしているので、そこそこ高い数字に見えますが、選挙は危険水準です。党と内閣をクラッシュしかねない、外国人参政権法案検討してる場合か。
 つーか、民主党支持層の90%って、何か、某宗教政党みたい……ケフンケフン。

( ・ω・) 犬猫が組閣しても支持する層だって、嫌味を見たことがあるよ!

「大体、試験に落ちておいて、何でまだ食い下がってやがんだ!」
「ちょっと気になったんだけどさ。一応、今回は僕が勝った訳だけど、もし負けてたら、素直に弟子入り認めてた訳?」
「そん時ぁ、俺が直々に試験という名の嫌がらせをしまくって、蹴落としたに決まってんだろうが」
 うわぁ。いたいけかどうかは知らないけど、いい大人が十歳くらい下の姉弟にすることじゃないね。
「いやぁん。そんな、苛めるだなんて。でも、師匠が言うなら――」
「どんなに能力が高かろうが、バカを矯正する教本はねぇ!」
 あぁ、もう。加担しておいてなんだけど、もう何が何だか分からないなぁ。
「大体、てめぇに素質で勝てる魔法使いなんざ、この世界を探したところで数えるくらいしかいないだろうがよ。
 そこまでの力があんだったら、特別な師匠なんざ必要としねぇ」
「……」
 ん?
「あれ、ひょっとして今、ちょっと褒められた?」
「自覚ねぇのか、てめぇは」
「自分のことは、あんま自信無くて……さっきも、勇者レベル三って言われたばっかりだし」
「魔法使いは?」
「に、二十」
「年上の私より、上とな」
 そういえば、そうだったね。
「だろう? 師匠なんざ関係無しに、伸びる奴ぁ、勝手に伸びんだよ。まあ、俺ん場合は傭兵やってた訳だから、素質を見出すという観点で意味はあったかも知んねぇが、ある程度より上は才能の世界だ。師をわざわざ選ぶとか、未熟者のすることじゃねぇ」
「そこを、何とか」
「お願い、します」
 あれぇ、何だろう、この食い下がり方。何考えてるんだか分からないシルビーさんはともかく、リオール君まで頭を下げるなんて――。

 

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