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 噂の菅直人財務大臣が、『(官僚と)ケンカする程、仲が良くなる』と言い放ったそうです。イラ菅と呼ばれる自分を良く知っていて、先んじて布石を打っておいたんですね。何処の少年漫画やねん。

( ・ω・) ああ、これだけでバカだと分かるから、先が恐ろしい……

「しかし、困ったのは残された私達。
 当然のことながら捕縛された瞬間、修行も投げ出された訳で、どう研鑽して良いのか分からない日々。
 最初は、大賢者たるメロニーヤ様に責任を取って貰おうかと思ったけれど、行方不明らしいし、弟子のクレインでも良いかな、と」
「んな言い方されて、誰が弟子入りを認めるってんだ!」
「大丈夫、大丈夫。
 クレインはツンデレで有名だって、業界では専らの噂だから」
「ですわよね」
 久々に、謎の言葉を聞いちゃったなぁ。
「優れた術者は、その技能を後世に伝える為、後継たる弟子を育てなくてはいけないのは、この世界で生きる者ならば誰もが知ってる常識。
 大賢者を師とするクレインが、知らないとは言わせない」
「うぐっ、口が達者な奴だな」
「諦めた方が良いよ、クレイン。所詮、男が女に、口喧嘩で勝つなんてのは不可能ってもんなんだから」
「したり顔で、人生を投げ出すようなこと言ってんじゃねぇ!」
 事実を事実として受け入れる方が、人として成長出来ると思うんだけどなぁ。
「よぉし、そこまで言うんなら認めてやらんでもねぇ。
 だがなぁ。只で何かを貰おうなんて世を舐めた真似ぁ、俺には我慢ならねぇ」
「そんな。見返りに身体を要求するなんて、何たる鬼畜。しかもあまつさえ、こんな年端のいかない男の子にまで」
「誰がんなこと言ったぁ!」
 完全に、シルビーさんのペースだなぁ。
「幾ら責務があるったってなぁ。打っても響かねぇもんを叩く程、俺も暇じゃねぇ。
 最低限の才能があることを、今ここで証明してみやがれ」
「具体的には、何をしろと?
 ちなみに、レベル査定なら、魔法使いで十七だけど。僧侶は八で頭打ちだった」
「賢者で、十四」

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