忍者ブログ
[1236] [1235] [1234] [1233] [1232] [1231] [1230] [1229] [1228] [1227] [1226]
 つー訳で、恒例、-keighさんのイラストのトップ絵の線画です。もう、年頭って感じでもないですが、まあ、色々と順繰りということで。

( ・ω・) 人形の方は、腹黒キャラなんですよね、分かります

 慎ましさは美徳というけれど、案外、世の中、図々しい人のゴネ得がまかり通る。良いことかどうかの議論は、ここでは置いておくことにするよ。
「で、メロニーヤ様とクレインって、何処で修行してたの?」
「俺が素直に言うとでも思ってんのか?」
「いや、是が非でも吐いて貰うぞい」
 話に割って入ってきたのは、七大老の一人、アダムスさんだった。
「大賢者メロニーヤの所有物となれば、間違いなく天下の至宝。メロニーヤ様自身の行方が分からぬ今となっては、我らダーマ神殿が、責任を持って管理しようぞ」
「てめぇら、物乞いかなんかか!」
 まあ、客観的に見れば、クレインの怒りも尤もだよね。
「そんな態度をとって良いのかの?」
「あぁ?」
「余りに無下が過ぎると、金銭的援助を打ち切るぞい」
「うぐっ」
「……」
 ちょっと待ってね。考えを纏めるから。
「え、何、クレイン、ダーマに支援して貰ってるの?」
「しゃーねぇだろうが。旅をすんにも、魔道書を読むにも、先立つものは必要だからな」
 まあ、僕達だってアリアハンで資金援助して貰ったし、今はクワットさんがスポンサーみたいなものだから、大差は無いか。 
「それで、何で、ダーマ? どういう関係?」
「爺ぃが、昔、世話してやってたらしくてな。顔が幾らか利くんだよ」
「ちなみに、バラモスを倒して英雄になった場合、百倍返しということで纏まっておる」
「つまり、クレインがバラモスを倒せる確率は、百回に一回くらいと踏んでる、と」
「いかにも」
「したり顔で、何、無礼なこと言ってやがる」
 いやぁ。僕達が負けたら、こんな投資、灰燼に帰す訳だし、賭けてもらえるだけ、良いと思うんだけどなぁ。あ、自画自賛じゃないからね。
PR

コメント
無題
なるほど・・・そう考えると、レベルが低い勇者に最初に渡される装備が貧弱だというのも、納得できますよね
【2010/01/15 01:11】 NAME[NONAME] WEBLINK[] EDIT[]
無題
 まあ、3の勇者は家業でなっただけで、旅立った時点で実績が何もありませんしねぇ。
 だけど、王子なのに、色々と残念な援助しか貰えてない2の主人公は、やっぱり妾腹とか、嫌われてたんじゃないかと妄想しちゃいますよね。
【2010/01/16 00:01】 NAME[美綾] WEBLINK[] EDIT[]


コメントフォーム
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード
  Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字


トラックバック
この記事にトラックバックする:


忍者ブログ [PR]
カレンダー
10 2024/11 12
S M T W T F S
2
4 5 7 9
11 12 14 16
18 19 21 23
24 25 26 27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[09/14 taka]
[09/10 美綾]
[09/10 taka]
[09/01 美綾]
[08/31 taka]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
バーコード
ブログ内検索