エンゲル係数という指標があります。今から百六十年ほど前、ドイツの社会統計学者であるエルンスト・エンゲル氏が提唱したものです。家庭の総支出における飲食物の比率のことで、これが高いほど世間的に言う貧困度が増すという考え方です。どんな生活をしていようと、食べたり飲んだりしないと人は生きていけない訳で、優先順位は高くなります。そこから導かれた訳ですが、現代でもそれなりに通用する部分があります。もちろん、食道楽以外の趣味が無い人も居ますし、逆に飲食を限界まで削ってでも他に注ぎ込むケースもあるので、絶対的なものではありません。そして白虎のエンゲル係数ってどうなってんだろうと思う次第ですが、あれこそ食べる以外になんか楽しみあるのかという感じなので、相当高いんじゃないかと推察します。 (・ω・) 寝たり走ったりするのも好きそうだけど、金は掛からんからね 【実は英才教育を施してる最中なのかも知れない】 朱:猫さんの視力って、大して良くないらしいですね~。 猫:うなーご。 朱:『何キロも先の獲物を目で捉えるようなやつだろうと、 世界情勢が見えてるとは限らんがな』だそうです~。 黄:目より口が達者なんだよぉ。 朱:誰に似たんですかね~。 黄:考えてみたらこの界隈、ペラペラと適当な理屈こねるやつばかりだし、 そいつらの影響とすれば理屈は合うんだよぉ。 【数日もだえただけで済んだから実質こっちの勝ちだと言い張ってる】 朱:視覚より嗅覚を信頼してるから、とりあえず匂いを嗅ぐ習性があるんですね~。 黄:自然界に毒ガスを武器にする生き物が多かったら、 結構な数がやられそうな気がしてきたんだよぉ。 猫:なーまぉ。 朱:『ガス攻撃は護身で、こっちを殺すメリットは大して無いからな』ですって~。 黄:この言い方、何回か痛い目にあってる感じがあるんだよぉ。 朱:猫さんに良くある、ぷいっと視線を逸らす仕草に生々しさがありますね~。 【逆に社交性だけ凄くて一欠片として面白くないのも居る訳で】 亜:新しい発明品のモニターをしてもらいたいんだけど。 朱:アルバイト代は出ますか~? 黄:何が起こるか分からないことを考えると、正当な要求なんだよぉ。 亜:科学の発展には、無償の献身が不可欠だよね。 朱:持ってる技術は凄いのに、お金に関してはいつも困ってますよね~。 黄:才能ってのは、必要なものが欠けてることが多いんだよぉ。 朱:漫才師の天分を持ちながら人見知りって方も少なくないみたいですしね~。 【このあと黄龍が世界秩序の為に破壊したことは触れるまでもない】 黄:で、どういった装置なんだよぉ。 亜:作動させると、一定空間に於ける確率の偏りが消滅する的な。 朱:サイコロの目が、常にバランス良く出るってことですか~? 黄:賭博場に需要がありそうで、操作が出来なくなるから嫌われそうなんだよぉ。 亜:作ったはいいけど使い道が思いつかなくて、朱雀に当ててみようかなって。 黄:宇宙の歪みが朱雀を生み出した仮説が正しいなら、消滅する恐れがあるんだよぉ。 朱:生命自体が何かの揺らぎだって、誰か偉い人が言っていた気もします~。 という訳で、オムニバスも終わりで、次回から通常営業に戻ろうかなと思います。 PR |
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