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 将来的に書いてみたいスピンオフ的作品として、文部科学省官僚、西ノ宮の物語があったりなかったりします。まあ、西ノ宮の場合、前線で活躍する頃には、姓が変わってそうですが、それはそれで。vs 日教●編とか書いて物議を醸せれば良いなぁと思ったり思わなかったり。まだ勉強不足なので、今のところは無理ですが。

( ・ω・) 世の中、基本的に突っ込んだら負けのことの方が多いんだよ!

「へい、いらはい、いらはい。鉄の兜が安いよ~。今ならお値打ち価格、たったの三万二千ゴールドだ」
「神は、既に現世に降りられています。皆はその御心に沿えば、魔王バラモスなどは恐れることはありません」
「何て、言うかさ」
 アッサラームの町に入って開口一番、僕は素直な感想を漏らした。
「物凄く、俗っぽい町だよね?」
「このけたたましさが、好みの分かれる町として有名ですの」
 何だか、アクアさんが見逃しちゃいけないような宗教的な輩も居たんだけど、放っておいて良いの?
「それで、とりあえずどうしようか。何は無くても宿の手配かな?」
 まだ日は高いけど、野宿続きの僕達にとっては、優先すべきところだ。
「今日は、一部屋で良いですわね」
「……」
 は?
「な、な、何を言ってるんですか、アクアさん?」
 通常、僕達が泊まる宿は、僕の一人部屋と、女性陣の二人部屋の二つだ。それが今回に限り一つって、え、何、どういうことなのさ。
「不夜城、アッサラームですもの。一通り町を覗いたら暗くなるまで仮眠を取って、夜の顔を見るのが基本になりますので、キチンと宿をとる必要性があまり無いのですわ」
「あ、あー、そういうこと」
 も、もちろん、ちゃんと説明されなくても分かってたよ。

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