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2015

0515

 かつてボス級だった敵が、気付いたら仲間になっていることは、創作の世界ではよくあります。場当たり的に人気が出てしまったキャラを、限界まで使い潰す、素晴らしい手法だと思います。作者の無計画性とアンケート至上主義が織り成した芸術とも言えるでしょう。褒めてるんですよ?
 現実世界では、どうでしょうか。世の中の、倒せばとりあえず脅威を先送りできる分かり易いボスなんてものは、極悪な独裁をしている人とかになるんでしょうかね。仲間にはなりそうにありません。創作で虐殺をしてても、平然と正義の味方面するというのに、理不尽です。十年単位でいがみ合ってる個人とかはどうでしょう。それだけ長いこと敵対してるんですから、意識してる分、和解の可能性はありそうです。でも、仲良くはなれない気はします。積み重なったものは、大きいのでしょうね。共通の敵の為、一時的に手を組むパターンはどうでしょうか。創作なら敵を破った後もズルズルと仲間になりそうなパターンですが、実際は終わったらまた対立が復活しそうです。かくも難しきは、この浮世ということでしょうか。

(・ω・) ともあれ、黄龍と麒麟がタッグを組んで天帝に抗う話はまだかね

【よく前に投げられたレベル】
月:分かった、セットポジションを憶えよう。
朱:ランナーが居る時に使う投げ方でいいんでしたっけ~。
黄:胸元に利き手とグラブを持ってきて、
 モーションを小さくすることで走者を動きづらくするんだよぉ。
朱:ふに!
黄:何でちょっと手順を変えただけで上がる足が逆になるのか、
 誰にも分からない辺りが朱雀なんだよぉ。


【抜け穴だらけになりそう】
朱:セットポジションって、一度完全に止まらないといけないんですよね~。
月:羽がピクピクしてるのはセーフなのだろうか。
黄:身体のどこかが、少しでも動いたらボークなんだよぉ。
朱:じ、自分の意志で動かしてる訳じゃない場合でもですか~?
黄:野球のルール自体、朱雀を想定してる訳でもないし、
 聖獣界は聖獣界で、特例を考えるべきなのかも知れないんだよぉ。


【動作を速くしたからという曖昧理論】
月:盗塁対策に、クイックモーションを憶えよう。
黄:また難易度の高いことを、なんだよぉ。
朱:要するに、構えてからボールを手放すまでを速くすればいいんですよね~。
月:球威とコントロールを、ほぼ落とさずにだぞ。
朱:ふに!
月:むしろ球速上がったぞ、おい。
黄:何が飛び出すか分からないという意味で、
 朱雀はもしや最強クラスの素質を秘めているのではなかろうか、なんだよぉ。


【勢いだけで生きてるからなぁ】
月:キャッチャーの方も、捕球や投げ方を工夫することで、送球時間を短縮できる。
黄:何でこんなにも真面目に盗塁を研究してるんだよぉ。
月:だって盗まれるんだぞ! 腹立つじゃないか!
黄:どういう理屈なんだよぉ。
月:まあ、ハートを盗むことに掛けては、私はプロフェッショナルですがね。
黄:別にうまいこと言えてもいないのに、その自慢げな顔はなんなのか、
 こっちの方を研究したい次第なんだよぉ。

 野球が分からない方は置いてけぼりでも気にしない。野球回って、そういうものだから。
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2015

0513

 ビデオゲームのキャラクターには、ステータスが振られるものが数多くあります。ロールプレイングやシミュレーション系統には多いですが、何が元祖かと問われると、返答に困ります。RPGの元祖の一つと言われるウィザードリィにはありました。ですが更に大本と言えるテーブルトークには存在していた訳で、こうなってくるとどこまで遡るか分かったものじゃありません。ゲーム史として、ちょっとした論文を書けそうです。でもステータス持ちの将棋とか、やりたいようで全くやりたくありません。その桂馬の攻撃は、角行の防御力が上回っている為、ブロックさせてもらうぜ。遊戯王かよ。
 さて、このステータス、ゲームジャンルに依っては欠かせないものとなっていますが、客観的に見れば只の数字に過ぎません。レベルも、腕力も、速力も、デジタルな目盛りなのです。ですがどういった理由か、一部ゲーマーにとってはとんでもない魔力を秘めたもののようです。さっきも出てきたウィザードリィでは、レベルアップ時に半ばランダムにステータスが変化するのですが、場合によっては下がることもあります。ウィザードリィに於ける転職条件は必要ステータスを満たすことなので、ギリギリ足りない項目が更に下がったりなんかすると阿鼻叫喚です。まさに、たかが数字、されど数字です。
 他にも、レベリング強迫性障害というものもあります。今、私が勝手に命名したのですが。要するに、パーティ内のレベルがズレているのが許せない状態のことを指します。ゲーム進行にはさして影響はないのですが、一人だけ突出して3くらいレベルが高かったりすると、他のメンバーが追いつくまで休養させたりするアレです。分かる人には分かりますが、分からない人には全く分からない、ゲーマーの業の様なものです。私は分かる方の人間です。ヒーラーの出番がどうしても増えて、どんどこレベルが上ってしまうのに、軽くイラッとするタイプです。やっぱり、これ病気とちゃうやろか。

(・ω・) こじらせると、経験値1でもズレてるのが許せなくなるらしいよ

【ノーサインでフォークを投げるタイプ】
朱:キャッチボールをしましょう~。
月:え、何、いわゆる会話的なアレか?
黄:そのキャッチボールなら、月読は暴投王、間違いなしなんだよぉ。
月:私の豪速球を捕球できないキャッチャーにも問題がある!
朱:普通のキャッチボールがしたいだけなのに、
 何でこう、話があっちこっちに飛ぶんですかね~。


【トルネードとマサカリをミックスさせたみたいな】
月:まあ、やるのは構わんが、朱雀はちゃんとボールを投げられるのか。
朱:十メートルくらいはいけますよ~。
黄:とんでもない弱肩であることに変わりはないんだよぉ。
朱:いきますよ~。
黄:そしてその無駄にダイナミックなフォームは、
 キャッチボールに必要なのかと問いたいんだよぉ。
 

【ジェットコースター的にレーンが敷かれてる説】
朱:ふに~。
黄:予想通りの、見事なふにふにボールなんだよぉ。
月:期待を裏切らないのは、大切なことだ。
朱:ふに!
黄:それにしても、左右に揺れたかと思ったら少し沈んで、
 更に浮き上がったように見えたけど、朱雀ならさもありなんなんだよぉ。


【月読には無理って最初から言ってるだろ】
月:あの超低速で十メートル飛んできたことの方が不思議だ。
黄:反重力が伝播したものと推察されるんだよぉ。
月:もはや魔球だな。実用性は皆無だが。
黄:二十メートル投げられるようになれば、草野球なら使えるかも知れないんだよぉ。
月:盗塁はされまくりという難点はあるがな。
朱:こ、考察より、ボールを返してこそのキャッチボールなんじゃないですかね~。

 黄龍ちゃんにだって野球回があったっていいじゃない。そう言えば、野球回がある作品は多いですが、サッカー回は少ないですよね。一対一の演出がしにくいからですかね。

2015

0510

 黄龍ちゃんで用いるサブタイトルは、○○☓☓編という、四字熟語風となっています。これは最初に何となく朱雀転生編とか付けちゃったのを引き摺ってる訳ですが、そう考えると十年近く続けてるとか、恐ろしい話です。○○部分はその話のメインとなるキャラの名前、ないしはそれを示す代名詞、☓☓は内容を暗示する程度の二次熟語を使っています。オムニバスの時は、黄龍を付けておけばいいやくらいのノリなのですが、黄龍がメインの時も黄龍で始まるというジレンマもあります。今更大して気にしてませんが。そして☓☓部分の二次熟語は、被らない方向で選出しています。プリンシパルが終わると百八十話ですが、二次熟語って意外にあるんだなという感想ですね。さすがにめぼしいのは使い果たしてるらしく、何か使ったことある気がする単語は、調べてみるとやっぱり使ってたりします。私のボキャ貧を改善する訓練だと思えば、楽しいものだということにしておきましょう。ちなみにこのサブタイ一覧、どこかにメモってるという訳でもなく、アップする時に書いているだけなので、サーバーが逝ったり、何かミスって消したらアウトだと気付きました。慌ててサーバーデータをダウンロードしてる最中です。

(・ω・) サーバーデータクラッシュは現実的な災害だから、気を付けろよ!

【参謀どころか突撃軍曹寄り】
マ:どや、悪魔っちゅうんも、中々ええもんやろ。
月:独立愚連隊の様で、寄生虫精神も忘れないところに感動しました。
黄:小学生の作文みたいな感想なんだよぉ。
マ:言うてもウチらの神さんはそう簡単にやれるようなやっちゃないからな。
  利用できる内は、最大限に利用せんとあかんで。
黄:ここら辺の柔軟さ加減がフェンリル、ヘルと違うと言うか、
 狡猾という言葉がしっくりくる感じなんだよぉ。


【ブーメランと言うより自爆技】
朱:そもそも、悪魔さんの最終目標は神様をやっつけることなんですか~?
マ:天使達もまとめて土下座したったら、許さへんこともないでー。
黄:まあ、絶対に無い展開なんだよぉ。
月:プライドだけで生きてるような連中だからな。
黄:だよぉ。
月:鳴き声一つ残して、姿見で私を写すのはやめたまえ。


【非正規魔王の苦労譚とか作れそう】
朱:ですけど~、善が無くなったら、悪が悪じゃなくなるんじゃないですか~?
黄:またややこしいことを、なんだよぉ。
月:いや、それは私も常々思っていた。
  魔王とかが世界征服しても、それはそれで別の秩序になるんじゃないかと。
黄:見事なゲーム脳なんだよぉ。
マ:そん時は、天使っぽいのをバイトに雇うことにするわ。
黄:結局、敵を作ることでしか世界は維持されないのかと、
 一種、悲しい物を感じてしまうんだよぉ。


【飼い殺されるのにも価値が必要】
マ:ま、ウチらが最大手になったら、あんたらも雇ったるから安心せーや。
月:飼い殺しでも、御飯を食べられれば文句は言いません。
黄:現状と、何一つ変わってないんだよぉ。
朱:出世の見込みがほとんどありませんし~、ちょっと魅力的ですよね~。
黄:まあ、こっちも復帰できる気がしないし、
 その気持ちが分からないでもないのが困りものなんだよぉ。

 悪魔に泣けるような裏事情は無いでしょうが、それなりに腹を括って悪魔をやってると妄想すると、血も涙もない人に悪魔と罵倒するのを躊躇う気持ちがあったりなかったり。人生のどこでそんなシチュエーションがあるねんと言われると、そうなんですが。

2015

0508

 花粉症の季節が、終わりました。ばんじゃーい、ばんじゃーい。ああ、何と清々しいことか。何よりも、考えれば面白いネタが思い付くというのが素晴らしいことです。あくまで私基準ですが。しかし、毎年毎年あの悪魔に挑んでは敗れ去るパターンを繰り返していますが、我ながら全く学習していません。これ、なんとかならないんですかね。確実に色んな方面で損失しまくってるはずなのですが、花粉症グッズが売れるとかいう小さい理由で対策しないふざけっぷりです。愚民の人生の喪失なんてどうでもいいと思ってる辺り、為政者は傲慢なものだと思います。あんましふざけてっと、革命起こすぞ。花粉症如きでと思うやも知れませんが、こちとら死活問題なんだよ。国益に反してるって意味では、充分以上に国賊行為ですわ。

(・ω・) 毎年、二、三ヶ月もロスしてんだから、愚痴も本格的だよ

【零線上の綱渡り人生】
月:あれだな。やっぱり、ポイント制を採用しよう。
  善行を一つしたら何点か与え、悪行だったらマイナスにして、
 死んだ時のトータルで処遇を決めるというのが合理的だ。
黄:若い内に溜めるだけ溜めて、死に逃げが流行りそうなんだよぉ。
マ:生きてる限り、何かしらやらかすリスクはあるし、しゃーないな。
月:結局、ヒキニートが最も安全な生き方ってことを証明してしまったな。
黄:それはそれで日々マイナスを溜めてる気がするけど、
 片足突っ込んでるだけに、否定しづらいものがあるんだよぉ。


【死んだこと無いから分からない】
月:トラックに轢かれそうな子犬を助けたら、プラス五十点を進呈しよう。
黄:それが、高いのか低いのかが分からないんだよぉ。
月:しかし、自分の命を粗末に扱ったから、そっちはマイナス百点だ!
黄:もしかするといくらでも言いがかりをつけられるのではないかと思ったけど、
 閻魔の審判も、案外、こんなものな気がしてきたんだよぉ。


【ギャンブルで言う逆張りだね】
マ:天使の奴らも、適当な理屈で天国地獄を決めとるで。
黄:前に、そんな話を聞いた記憶があるんだよぉ。
月:少しは、死んだら全部黄泉の国行きの日本を見習え。
黄:それはそれでどうなんだよぉ。
マ:個人的には、とりあえず全部地獄に送ってもろて、
 気に食わん奴を天国に送りつけたいんやけどなー。
黄:悪魔に嫌われることで天国に行けるとか、
 何となく、人生の必勝法を垣間見た気がするんだよぉ。


【怪盗が失業しちゃうじゃないか】
朱:結局、どういう風に生きたらいいんですかね~?
月:日本にはいい言葉がある。お天道様は見ていると。
黄:要するに、天照の管轄なんだよぉ。
月:オーケー分かった、今の無しで。お月様は見てるで行こう。
黄:何かこそ泥しか取り締まれない気もするけど、
 世界中が二十四時間動いてる現代なら、割かし仕事はある気もするんだよぉ。

 月が太陽サイドにある場合、夜に誰が取り締まるかは知ったこっちゃありません。

2015

0506

 黄龍ちゃん世界の強さ設定は、基本、適当です。朱雀以外は、何かこう、格が上っぽい方が強いだろうくらいのノリで処理しています。ええ、朱雀以外は。滅多に見れませんが、本気出した黄龍とサシで勝負になるのは天帝を除けば、麒麟、暴走フェンリル、メタトロンくらいの扱いだったような。メタトロンは唯一神の代理人とかいう、どうやら凄い立ち位置なので、頭一つくらい強い感じじゃないでしょうか。ガチ黄龍以上にレア度が高い気もしますが。サンダルフォンはどうなんでしょうね。双子は同格という論理で言うとそんなに変わらないはずなのですが、黄龍に勝てるイメージが湧かないので、姉に比べて随分落ちるということにしときましょう。ね、こんな適当なノリで決まる訳です。バトル展開になることは絶対にないので、こんなのでも成り立つのだ。

(・ω・) バトル作品だって、雑な作りなの幾らでもあるだろと言われると、うん、まあ

【反面教師として最強という理屈】
月:東洋なら、仏教も大きな影響を及ぼしている。
  創成期には、両親を大切にすることなどが重要視された。
朱:基本的なことですよね~。
月:ただ、仏教の開祖である釈迦は跡取り息子のくせに、
 老いた父と、嫁、子供まで捨てて出家しているので、説得力があるかと言われると。
朱:ひ、一人くらい、現代でも通用する人格者は居ないんですか~?


【数の問題じゃないという暴論】
マ:あっちの業界では、後に億万の民の心を救うことになったから、
 セーフっちゅうことになっとるで。
朱:詭弁に聞こえるのは、気のせいなんですかね~。
黄:審判も首を傾げる程度には、微妙な判定なんだよぉ。
マ:悪魔かて、結構な人間に希望の光を与えとるのになー。
黄:その何十倍も絶望の底に叩き落としてると、
 言って然るべきかが悩ましいところなんだよぉ。


【西洋系は超肉食だからしょうがない】
月:十万の外敵を虐殺して、数百万の民を養った為政者はありかなしか。
黄:現代の倫理基準だと、コメントしづらいんだよぉ。
マ:普通にええ領主やろ。これがあかんっちゅう奴は間違いなく偽善者やで。
黄:さすが、悪魔は迷いが無いんだよぉ。
月:問題は、天使の方も同じようなこと言い出しやがりそうなとこだがな!


【ダメな方に嗅覚が抜群】
黄:結局、善悪なんて時代や場所で変わるということなんだよぉ。
朱:深く考えるのは、やめることにしました~。
マ:案外、それが正解かも知れへんで。
月:悪には、悪の美学や挟持があるからな。
  お子様の朱雀が理解するのは、早すぎるってもんさ。
黄:とりあえず格好付けてみたはいいけど、中身は無いという、
 実に月読らしい話なんだよぉ。

 偉人っていうのは、頭がイカれてるから歴史に名を残せるんじゃないかと、割と本気で思いつつある昨今です。
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