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 電気料金が、高い! ふざけんな! 八月だからって、意地でもクーラー、エアコンを使わぬうちの料金がこんなになる訳が無い。つーか、なったことがない。確実に、陰謀です。普通に、東電補償の補填や、火力偏重のシワ寄せを食らってる訳ですが。
 『節電対策には、電気料金上げれば解決さ、HAHAHA』とかぶっこいていた私ですら、自分に被害が及ぶとなると話は別です。これでも、東電社員は給料大してカットされてない上に、ボーナスまで支払われたんですよ。納得いきますか、皆さん。立てよ、国民! 今こそ、革命の時じゃ!

( ・ω・) 人間、何故にここまで公共料金の値上げには厳しいのか、自分でも良く分からない

 さぁて、若者らしい、罪の無い復讐はこれくらいにして、船長室へ、と。
「船長ー、居ますかー。名目上の船の所有者が帰ってきましたよー」
 一年半くらい乗ってきたけど、未だにこの船が借り物っていう意識が抜けてないよ。
「ほぉ。予定の日数の半分程で戻ってくるとは……帰ってくる時、ルーラを使いましたね」
「半身で振り返りながら、大仰な顔して言うことですか」
 海の男をやってると、精神年齢が全然、成長しないんじゃないかって疑惑が湧いてきて困るよね。
「結論だけ端的に言いますね。僕達これからノアニールとレイアムランドに行って、もしかしたらしばらく戻ってこないかも知れないんで、船は別行動でポルトガに戻って、待機して下さい」
「な、何ですって!?」
 それは、もう良いですから。
「我々海の男に、陸に上ったマリンスライムになれと?」
「海の男ったて、港から港に行くのが基本的な仕事なんですから、年中海の上に居る訳でも無いでしょうが」
 しかし、この人達、妙にテンションが高いなぁ。もしかして、ものの数日で暇を持て余してたんだろうか。もう少し、海の男は有意義な時間潰しを開発した方が良いと思うんだけど、どうなんだろう。

 


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 経緯はよく憶えていませんが、昨日、20世紀のサイエンスエボリューションである、量子論と、相対性理論の概要を軽く復習しました。英訳してみたのには、意味がありません。
 まあ、21世紀のこの現代、科学を嗜もうと思ったら避けては通れないこの二つですが、一般の感覚からは理解し難いこと、この上ないのです。
 光とは、波動であり、粒子である。粒子である光を光子と呼ぶが、重さはない。微小なのではなく、ゼロである。粒なのに、ゼロ……だと? 
 世界は、微視系に於いては不連続である。階段状!? 世界は全て、階段っぽく出来てる訳!?
 電子の位置を確定すると、保有する運動量を確定できず、運動量を確定すると、位置を確定できない。は、はいぜんべるくのふかくてーせーげんり。語呂は微妙に良いのが、何か悔しい。
 シュレディンガーの猫、マクスウェルの悪魔、ラプラスの悪魔といえば、三大、何となく凄そうな科学用語としてマンガなどにも登場しますが、正しく解釈して用いられてる作品は少ないですよね。かくいう私も、良く分かってません。この三つは、量子論を用いなければ正しく理解出来ないっぽいのですが、そこんところを挫折した私には何が何やら。なんとなーくで良いなら語れるんですけどね。肉まんで言うと、薄皮くらいは分かってると思います。肉餡までは、とてもとても。

( ・ω・) 割と本気で、高校でこの二つは教えるべきだと思うんだ!

 こう、商売の話じゃないけど、氾濫というか、数が増えてくると、一つ一つの価値はどうしても下がるよね。
「そりゃあ、しょうがねぇなぁ。俺ぁ、自分が見た中でその道で上位に入りそうなのは、とりあえず褒めとくことにしてるんでな」
 一般論として、器量が大きい人は歴史とか、客観視点から物を判断し、逆に小さい人は自分個人の経験でするって言うけど、お師匠さんって、まんま後者だよね。
「まあいいや。アントニオ船長は何処?」
 とっとと伝えることを伝えて、次の目的地に行こうっと。
「船長なら、船長室に居たと思うが」
「何の捻りもない返答を、どうもありがとうございます」
「居場所を聞かれて、どう面白くしろってんだ!?」
「そこを何とか考えるのが、大人ってものじゃないですか」
「聞きましたか、皆さん。こいつはこういう人間なんですよー。勇者なんて表向きで威張ってても、所詮はこんなものですからねー」
「仲良いわね、あなた達」
「とりあえずは、褒め言葉として受け取らせて頂こうかと。
 ああ、僕はちょっと船長のところに行ってきますから、六年ぶりに、どれだけ剣の腕に磨きを掛けたか、旧交を温めておいては如何でしょうか」
「おい、コラ、バカ弟子!」
「うふふ」

 新防衛相の一川氏が、『私は安保問題の素人だから、これが本当の文民統制だ』的な発言をしたことが物議を醸しています。
 み、民主党のアホは底無しか。次から次へと、ニューフェイスが。何か、柳田法相の時も同じこと書いた気がするぞ。どういう脳構造してるんだろう。建前上、その筋の専門家が大臣になるのが当たり前というか……え、このレベルで突っ込まないといけないの? 素でビビったんだが、どうしよう。

( ・ω・) 柳田法相の時と同じく、辞めなきゃしょうがないんじゃないか、これは

「むしろ、その経緯とやらを聞きたい感じなのですが」
「ケインズ翁が、私の上達度合いを見る為に、同等な相手を選んだってだけの話で、面白いことは別に無いわよ」
「あんの腐れ爺。腕を見る目が確か過ぎて、日が暮れるまで打ち合っても、ケリがつきやがらねぇ」
「ちなみに、それってどれくらい前の話です?」
「六年、かしらね。大体、今くらいの肌寒くなってくる季節だったと思うけど」
 クリスさんが指折り数えて、記憶の糸を手繰ってくれた。
「えっと、クリスさんが剣を始めたのが、八足す一で、九年前で……お師匠さん、修行歴三年の女の子と同等だったということになりますよね」
「哀れみの目で見るんじゃねぇ!」
 この船では間違いなく一番の剣の腕を持つ人だけど、こういう物の見方をすると疑問符がついてくるよね。
「こいつの剣才が尋常じゃねぇんだよ。何人か爺の弟子を見る機会があったが、あのアホみたいなシゴキに平然とついていったのは、この嬢ちゃんだけだ」
「そんなに持ち上げたって、士官の口利きはしてあげないわよ」
 そういった意図で出た発言なのだろうか。
「と言いますか、そうポンポカ持ち上げられると、僕の魔法の才についての発言が安っぽく聞こえてくるんですが」


 野田新総理の組閣が終了しましたが、何だ、この布陣は。安住財務相に、玄葉外相、山岡国家公安委員長、だと。何、このオールレンジツッコミどころ。政権運営する気無いだろ。これで回るとか思ってたら、真性のバカ以外の何者でもないぞ。もう、言葉を選ぶ気にすらならないわ。
 村田蓮舫氏もサラッと復帰してますが、まあ、これは仕方ないでしょう。彼女のバブルはとっくに弾けてますが、あれより人気のある女性議員なんて、居ませんし。谷議員? 死人が出るぞ。
 それにしても、只でさえ悪党面で苦労しそうなのに、アホなのかなぁ。もう本当に、何か大どんでん返しを用意してるとしか、思えないことばっかなのですが。

( ・ω・) 人間って、余りにガードが甘いと攻めるのを躊躇う生き物だよね

「これが、人徳というものやも知れませんよね」
 どうしようもないのは間違いないけど、一応は師匠だから乗ってあげるのが筋かも知れない。
「いや、別に女性ばっか選んでる訳でも無いんですがね。普通に、男の知り合いも居るんですよ。今は魔王軍に囚われてますけど」
「どういうことだ、そりゃあ!?」
 一年以上の付き合いだけど、何処をどういじったら怒るのか、未だに良く分かってない。
「あのなぁ。普通、囚われるのは女の仕事だろうが。何で男がそうなるよ」
「僕に言われましても」
 物語の常識を、現実に当てはめられても困るんだけど。
「あら?」
 と、不意にクリスさんが小首を傾げて、お師匠さんを見遣った。
「ダニエルって、もしかして昔、衛兵をしてたことがあったりする?」
「あぁん?」
 ガラの悪い声を上げながら、お師匠さんはクリスさんをマジマジと見詰めた。
「……もしかして、クリス嬢ちゃんか?」
「他人の空似ということに、ここではなってるわよ」
 もう、そろそろその設定、捨てても良いんじゃないかなぁ。
「顔見知りなんですか?」
 一応、元ポルトガ兵に、ポルトガの貴族様なんだから、ありえない話ではないよね。
「まあ、その、何だ。経緯は端折るが、昔、剣の手合わせをしたことがあってな」

 


 日本には、何度か副総理という肩書きを持つ大臣が誕生していますが、そんな役職は公式には無いそうです。一応、内閣法では、総理に何かあった時の為に、そういう人を設定できることになっているらしいのですが、非常時の総理代行は官房長官が筋ですよね。いざって時の為に、日本から殆ど離れない人ですし。実際、震災直後は総理がアレすぎて、枝野氏が実質総理でしたし。何の為の女房役だ。大臣とか、考えがかなり掛け離れてるのも居るんだから、このシステムが必要な理由が分からないのです。
 結局のところ、箔付けの為の、ほぼ自称みたいなもんですから、ハイパーメディアクリエイターと同レベルってことですよね。今度誕生したら、そういう目で見てやって下さい。

( ・ω・) スーパーベジータに通じる、何か凄い感があるよね

「皆様、お元気でしょうか。元ポルトガ兵にして、勇者アレクの剣の師匠を務めさせて頂いているダニエルです。今は海の男として充実した時を過ごさせて頂いております。まあ、女性関係以外に限りますが」
「帰って早々、どういう立ち位置で喋ってるんですか」
 本当、この人は大人だというのに。
「さて、これが不肖の弟子、アレクです。魔法の才覚は間違いなく抜群。時代が安定し、キチンと世に出る機会さえあれば、天才少年として世間に知られたことでしょう。ですが時代はそんな彼を許さず、勇者の息子や弟であることを求めたのです」
「何で他人に、僕の半生を振り返られてるんだろう」
 段々と、自分の立ち位置が危うくなってくるのが興味深いような、恐ろしいような。
「そして、ここからが本題。そんな偏った力を持つこの男にも、戦闘とは別の才能があったのです。そう、何故か女をやたらめったと引き込む能力。男ならば欲しいと思うような、むしろ怖いような、良く分からないものではあるのですが」
「それが言いたいが為に、随分と長々と喋ったもんですよね」
 ああ、ついさっき魔王軍幹部と争った空気感が、既に何処にもないや。
「数日の旅を終えて帰ってきてみりゃ、何で女が二人も増えてやがんだ」

 




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