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2025

0411

 蓬と呼ばれる植物があります。ヨモギと読みます。キク科ヨモギ属に所属する多年草の総称です。繁殖力が旺盛で、日本列島だけでなく北半球の温帯地域全般に広く分布しています。独特の風味を持ち薬効も期待できることから、各地でハーブとして親しまれてきました。日本ではそのまま調理もしましたが、近年は団子や餅に混ぜ込む印象が強いと思われます。乾燥させれば生薬になり、貧血予防、消化促進、冷え性対策などが望めます。また葉の裏に生えている綿毛は、お灸で火を付けるモグサの原料です。語源は諸説あります。一面を緑色に染めるので善萌木から来た説、可燃なので善燃木が由来説、地下茎を広く張り巡らせるので四方木とした説など様々です。学名はアルテミシアなのですが、これはギリシャ神話の女神アルテミスが元とされています。薬として見た時、女性向けの効能が多い為というのが通説です。春の風物詩としてヨモギ摘みなんてのもあります。文字通りそこらのヨモギを回収するのですが、昨今のコンプライアンス的にセーフかは微妙です。家庭菜園で育てるのも手ですが、加減を間違えると庭を埋め尽くされるので注意が必要になります。サバイバルを迫られる可能性はいつでもあるので、可食かの知識を蓄えておくと助かるかも知れませんよ。

(・ω・) トリカブトに似てることだけは憶えておくか

【授業中テロリストが乱入する妄想に近い】
朱:権力に腐敗は付き物ですが、
 青龍さんが堕落したらどうしましょう~。
玄:その為に黄龍さんが四神の枠組みから外れたのでは。
白:ポジティブな解釈。
黄:正直なとこ、絶対に止められる自信は無いし、
 そもそも杞憂より無駄な心配してる気がするんだよぉ。


【そこまで行ったらしがみつく理由ないもの】
玄:ですが五龍時代から支えてきた両名ですし、
 中国聖獣の最期としては相応しいかと。
朱:完全に外野からの物言いです~。
黄:機械に歴史の重みは理解できないんだよぉ。
白:私は一応ナマモノだけど、
 所詮は腰掛けだから似た意見だけどなぁ。


【狩られる側なのに建設的な提案をするのか】
白:ネコ科にだけ通じる言語を開発予定なんだけど。
朱:いきなりどうしました~。
白:情報共有したいけど、獲物に筒抜けは嫌みたいな。
黄:人はそれを暗号と呼ぶんだよぉ。
朱:近頃は簡単なのだとすぐ解析されるらしいですし、
 専門家に依頼すべきな気がします~。


【伝える意思が必要だからサトリの類ではない】
黄:にゃーにゃーがるがる言ってるだけで、
 意思疎通できてると思ってたんだよぉ。
白:そんな訳ないじゃん、朱雀じゃあるまいし。
朱:不可思議現象扱いされました~。
黄:あれは脳波を直接読み取ってるから、
 発してる音声は関係ない説が有力なんだよぉ。

 バトル作品だったら最終回は黄龍vs青龍で締めが最もスッキリするのでしょう。正直、ガチでやりあったらどっちが勝つか私にも分かりません。単純なパワーなら黄龍ですが、知性と使命感は青龍が上回ってますし。完全燃焼して河原で笑い合うタイプでないことだけは、予想が付くんですけどね。
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2025

0409

 飛行機雲と呼ばれる現象があります。飛行機の軌跡に残る、白い筋のことです。そもそも雲とは水蒸気を含んだ空気が冷やされて凝集し、目に見える規模で浮いている状態を指します。自重を支えきれなくなると雨として落ちてくる訳です。これが地表近くで起これば霧として扱われます。余談ですが霧は秋、霞は春の季語で科学的には同じものです。飛行機雲も発生原理は変わりません。ジェット燃料は純度や構成に差はあれど基本は炭化水素ですから、燃やせば水蒸気を含んだ排ガスが出ます。それが高高度の冷気に晒され、一気に液体もしくは固体化するのです。元々の湿度が高いと濃くなりやすいので、気象状況を予測する参考にもなります。一方で、別の作られ方もあります。飛行機は揚力が生命線なので周囲の気圧は不安定です。減圧されると温度が下がるので、やはり凝縮して水になるのです。疲れた時にふと星空を見上げて呆けるのは定番ですが、現代人は飛行機雲で似たような感慨にふけってしまうのかも知れませんね。

(・ω・) 今のところ季語には認定されてないらしい

【純粋な庶民にはとても考え付かない】
ア:仮面舞踏会を開きますわ。
黄:あれは素性を隠すのが目的なんだよぉ。
朱:私達だとバレバレです~。
ア:分からない体で楽しみますのよ。
朱:ピンと来ません~。
黄:中世ヨーロッパで流行したらしいけど、
 お貴族様らしい退廃っぷりなんだよぉ。


【なりすましですら看破は困難なのに】
朱:ですけど、インターネットでの交流は、
 現代の仮面舞踏会な気もします~。
黄:一理あるっちゃあるんだよぉ。
ア:文面だけで心の内を読み解きますの。
朱:現実的に可能なのかは、
 この際ですから触れないでおきましょう~。


【残念ながら既にミルフィーユ効果があるんだ】
玄:名詞に効果を付ければ、
 学術用語っぽくなると気付きました。
朱:ラザニア効果とかでしょうか~。
黄:ありそうな雰囲気を漂わせてるんだよぉ。
玄:幾層も積み重ねることで相乗効果を期待できる、
 みたいな感じですかね。


【何ならどっちも粗雑な立案をするやつが多い】
玄:これを応用し、玄武効果を浸透させます。
朱:全くジャンルが分かりません~。
玄:そこは広まれば何でも良いです。
黄:大雑把なんだよぉ。
朱:目的がハッキリしてるだけマシですけど、
 手段が曖昧な作戦は失敗します~。

 世には効果を付けた専門用語がたくさんあります。光速に近付くと時間の流れが遅くなるウラシマ効果も一例です。なんと英語でもUrashima effectで通じるらしいです。三大太郎の一角が、いつの間にか国際的な存在となっていたことに驚きます。

2025

0406

 日本では禁止されている漁法が幾つかあります。地域に依ってバラつきはありますが、爆発、毒物、電気ショック、石打はほぼ全国共通です。これらは目的の魚介類だけでなく、一帯の生物を根こそぎ殺してしまうリスクを抱えています。生態系の破壊と長期的な漁獲を鑑み、法律で縛っているのです。爆発漁法は、ダイナマイト漁の名でも知られています。そのまんま、ダイナマイトに代表される爆弾のエネルギーで魚を死、または気絶に追い込んでから回収する手法です。単純に危ないですし、珊瑚礁を傷付ける可能性もあって例外を除き違法になりました。毒物漁法は文字通り、毒を用います。物騒な響きですが歴史は古く、かつては山椒などを流していました。現代ではシアン化合物を使うケースが一部の国で問題になっています。電気ショック漁法はビリビリ漁とも呼ばれ、電流で打撃を与えます。外来種駆除など有用な面もありますが、個人では許可されません。石打は古典的で、水中の大岩に強い衝撃を加えることで行動力を奪います。原理は爆弾と同じです。水辺の民にとって水産物は重要な資源でした。人間らしく知恵を絞ったものの、あまりに効率的すぎて自制せざるを得なくなった訳です。人類史が凝縮されている感があって、興味深いですよね。

(・ω・) 無視する連中とのイタチごっこまでがセットなんだけど

【自ら小物であることを追認していく】
月:地球なんて一惑星に拘っても仕方ないよな。
  本物は宇宙規模の活躍するから。
朱:何を言ってるんでしょう~。
黄:地球を日本に、宇宙を世界に置き換えるんだよぉ。
朱:足元が固まってないのに大言壮語な方です~。
黄:器と共に自分も相応になると考えてしまう、
 悲しい生き物なんだよぉ。


【個人としては頭空っぽの方が幸せだし】
黄:実力に見合ってない肩書は、
 自らを苦しめるだけなんだよぉ。
月:貴子の名を重荷と感じたことは無いが。
朱:何も考えてないだけじゃないですか~。
月:一見すると酷い暴言だが、
 あながち否定できない気がしてならない。


【省略したせいで発言の主旨が不明瞭だ】
天:もしや私は今まで甘すぎたのではありませんか。
朱:何が対象か分かりません~。
黄:弟妹なのか、国家運営なのか、
 はたまた部下なのかハッキリするんだよぉ。
白:会話の構成っていうオチは否定しきれない。


【逃げ癖が治ったとは言い難い】
天:端的に言えば、全てです。
朱:かなり漠然としてます~。
黄:ビジョンが無い辺り、計画性も残念なんだよぉ。
天:そこら辺も含めて締めていきます。
黄:まず己を律しないと話にならないけど、
 残酷だから触れないであげるんだよぉ。

 仮にも日本のトップ層なのに、こいつら何も考えてねーなとは思っています。そんなことで良いのかという疑問も湧きますが、実に我が国らしいと言えるのが困りものなのかも知れません。

2025

0404

 マドレーヌと呼ばれる洋菓子があります。フランス発祥で、原語表記はmadeleineです。バター、小麦粉、卵、砂糖、ベーキングパウダー、更に風味付けとしてアーモンドパウダーやバニラエッセンスなどを混ぜ、焼き上げたスイーツを指します。特に貝殻を模した形状が有名です。材料がシンプルで万人受けする為、定番になっています。語源は諸説あります。知られているのは、18世紀の逸話です。1755年、ロレーヌ公スタニスラス・レクチンスキーは諸侯を招いてパーティを開いていました。しかしパティシエが諍いを起こして飛び出してしまいます。困った公爵ですが、召使いであるマドレーヌ・ポルミエ氏が祖母のレシピを元に、貝殻を型にして作り上げました。これが好評で広まったという説です。日本では幕末から明治初期に掛けて横浜で教わったのが始まりとされています。しかし本場の道具は無かったので、和菓子用の菊型を流用しました。手近で代用した通説が正しいのだとすれば、本道とも言えるんですけど。後に留学した職人が一式を持ち帰り、帆立タイプも定着します。見た目なんてグチャグチャでなければ何でも良いようでいて、まずは目で楽しむ日本式からすれば重要な部分です。形だけでマドレーヌと分かるのが個性ですし、やっぱり貝が最適なのではないでしょうか。

(・ω・) グルメ漫画なら、マドレーヌとは何だと問い詰める

【性格に合うならこんな楽しい仕事は無いだろ】
マ:ここんとこ、地獄がナメられてる気ぃすんねん。
黄:死んだら何処に行くかは大事だったんだよぉ。
白:脅しになってない感はあるかも。
マ:せやから、もっと現代人が嫌がる場にしたるわ。
黄:悪魔は悪魔で苦労してる雰囲気出してるけど、
 ウッキウキに見えるんだよぉ。


【別に趣味でいたぶってる訳ではない】
マ:文明人は何かしらの中毒やからな。
  取り上げるだけでダメージちゃうか。
朱:スマホ抜きで生きていけない方は多いです~。
黄:単なる矯正施設なんだよぉ。
マ:本来の役割は刑務所と一緒で、
 二度と来るんやないでってことやし。


【悪魔に言わせるって相当では】
メ:となると、天国ももっと魅力的に。
白:とりあえず肉があれば満足だけど。
黄:犠牲が必要って、相性が最悪なんだよぉ。
メ:食べた気になる暗示を掛ければ何とか。
マ:それで各々の理想郷を見せればええんやろけど、
 道義的にどうなんて考えてまうで。


【上の気まぐれが丸投げされるのは世の常なので】
マ:でも潜在意識に働きかけて、
 いっちゃん恐ろしいことするんはアリやな。
黄:責め苦もオーダーメイドの時代なんだよぉ。
朱:我儘な顧客のニーズに応えます~。
白:やられる方はそっちのが苦痛だろうけど、
 下っ端の仕事がとんでもなく増えるんじゃないの。

 冥界が実在するかはともかくとして、信賞必罰は現世での行動を抑制する為に必要なものでした。倫理も、本質的には似たようなものです。逆に言えば天罰を信じない、ないしは受けないと思い込んでる人には効果が無いどころか後押しになる脆いシステムではあるんですよね。

2025

0402

 天橋立と呼ばれる土地があります。アマノハシダテと読みます。京都府北部、宮津湾にある砂嘴(サシ)のことです。砂嘴とは、海に向かって伸びる細長い砂地を意味します。天橋立は突端から突端をほぼ繋いで狭い海域を形成していて、内側は阿蘇海という独立した名前が付いています。この天橋立、日本三景の一つです。白砂に松の木が7000本近く生えている珍しい地形で、季節に依って様々な顔を見せます。また背にして前屈することで両脚の間から伺う股覗きは有名です。天橋立ビューランドは文字通り、この景観の為に作られた遊園地です。ここからの眺めは天に昇る龍のようだと例えられ、飛龍観とも称されます。天橋立傘松公園からだと、まるで天空の島を渡る橋のように見えます。天橋立の名は、ここから付いた訳です。これだけ由緒ある地なので、伝承もたくさんあります。元々は伊邪那岐が天地を行き来する為のハシゴだったものの、寝ている間に倒れてしまったなどです。だからある時期を境に登場しないと言われたら、辻褄が合ってしまいます。天橋立の初出は、奈良時代の丹後国風土記とされています。そこから約1300年も続く観光名所なのですから、日本史の生き証人と表現して良いのかも知れませんね。

(・ω・) 地震とかで崩れてないのは普通に凄いよな

【理屈が説明可能なら有用なのに】
亜:ゲームで消える足場ってあるじゃん。
朱:時間経過で消滅と復活を繰り返すのでしたっけ~。
黄:原理が分からないんだよぉ。
亜:完全再現に成功したよ。
朱:どうしていつも無駄なことに技術を費やすのかも、
 かなり謎に満ちていると思います~。


【親心を言い訳にしないだけマシなのかな】
亜:という訳でちょっと試してみて。
黄:何で実験台にならないといけないんだよぉ。
亜:落ちても怪我しない頑丈さは大事だよね。
黄:自作のロボを使いやがれなんだよぉ。
亜:衝撃で回路がおかしくなったら、
 再調整するの私じゃんか。


【問題発生時に解決策を提示できない】
黄:そもそもどうやって浮いてるんだよぉ。
亜:多分、反重力。
朱:科学者にあるまじき大雑把さです~。
亜:私は理論家じゃなくて発明家だから。
黄:にしたって良く分からんもんを採用するのは、
 倫理的にどうかって話なんだよぉ。


【行けると思ったから作っただけだし】
黄:ちょっと面白かったのが腹立たしいんだよぉ。
朱:普通にアスレチックですものね~。
亜:テーマパークに売り込もうかな。
黄:一般受けは難しいんだよぉ。
亜:たしかに自分でやる気にはならなかった。
朱:さりげに残念な告白が紛れ込んでませんかね~。

 元々アクションゲームは大してやらないので詳しくありませんが、最近のにも搭載されてるんでしょうか。基本的なギミックは初期に出尽くしているっぽいので、あるとは思うんですけど。乗って少し経つと落ちる足場なんてのもありますが、あれも技術的には相当なものですよね。
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