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 メドちゃんこと、ロシアのメドベージェフ大統領がいわゆる北方四島の内の一つ、国後島に上陸したそうです。何か、普天間を発端としてで日米関係がギクシャクしてる間に、領土問題が次々と動いてますなぁ。分り易い話だ。むしろ韓国と竹島の問題が、ひっそりしてる方が不思議なくらいで。年がら年中マキシマムなもんだから、盛り上げようが無いという説もありますけど。

( ・ω・) 一方、こじれさせた張本人の鳩山前首相は、捕まりたくないから国会議員を続けようとした

「それで、僕達が旅してる間のジュリの引取り先に、アクアさんの修道院を考えてみたんですけど」
「お爺様の所、ですの?」
「ええ。今後のことについては全てが終わってからゆっくり考えるとして、当面はお願いできませんかね」
「恐らくお爺様も断らないと思いますけれども、何でうちですの?」
「いや、一応、幾つか心当たりを検証してみたんですよ。候補に上がったのは、僕の実家、クワットさんの所、ないしは知り合いに当たって貰う、トヨ様にお願いしてみる、そしてアクアさんの実家辺りかなぁと」
「あれ、あたしのギルドとトランスのところが無いのは何で?」
 何処の世界に、前途有望なお子様を、敢えて賊と名が付く所に引き取って貰おうとする人が居ますかいな。
「まあ、何処でも大差無いようでこれ以上クワットさんに迷惑掛けるのもあれかなぁと思いまして。似た理由で、母さんと爺ちゃんの所っていうのも、変な気がしますし。
 その点、基本的に団体生活の修道院でしたら、融通が利く気がしたもんで」
「トヨ様を外したのは、どういった理由ですの」
「同年代の友達って意味では良いかなとも思ったんですけど、人格に致命的な影響を与える気がしませんか?」
 いや、一応言っておくと、実に良い子ではあるよ。だけど保護者という観点では、染料として濃すぎて、怖くてしょうがないんだよ。
「でもそれは、あのじーさんのとこでも一緒じゃないの」
「アクアさんという実例もあることだしねぇ」
「ですの?」
 いやいや、ここは別に乗りたかった訳じゃなくてさ。

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 中国での反日デモが起こる度に、反政府へ不満が取りざたされますが、こうテンプレ化されると勘繰りたくなるのが、人情というものです。でもまあ、ネットが常に監視されていて、報道機関が基本全て国営とか、真っ当な現代人の感覚だったら、不満も溜まりますよね。それでも物質的に裕福ならまだしも、内陸部はまだまだらしいですし。やっぱり、もうすぐ戦国時代がやってくるで。
 それはそれとして、生まれて五年の朱雀も、国家への忠誠心が大概でしたよね。あののんべんだらりとした性格は、若年層の反政府的な性格を投影していたんだよ!

( ・ω・) こんな適当なことばっかり言ってるそれゆけ黄龍ちゃんを、どうぞ宜しく

「だけどこれは偽りの命。幾らそれなりに動いているいても、私から離れるだけでその力を失う存在。喜びも、悲しみも、痛みさえも感じない、只のモノ。
 何で神様は、私にこんな力をくれたの。私は唯、心許せる人達と暮らしたいだけなのに」
 天を仰ぎながら、流れ続ける涙をジュリは拭おうとはしなかった。
 恵まれた才能は、必ずしもその当人を幸せにする訳じゃない。むしろトヨ様みたいに全てを受け入れられる人の方が稀有なのかも知れない。僕は、僕自身の才能をどう思っているか考えを巡らせてみたけど、そもそも褒められたことがさして無いのを思い起こして、少し気分が落ち込んだ。
 そんな僕だけど、ジュリの気持ちは充分に分かる。僕の場合、僕自身は才気に溢れてる訳じゃないけど、父さんと兄さんが自分の意思とはいえ、その能力の為に旅立って、家族は離れ離れだ。その上で、どうしても言いたい言葉があった。
「たしかに、モロゾフさんと、トーマスさんは、僕達が言うところの人間じゃないのかも知れない。でもさ、人にとって心のありようがどうとかって、案外、小さなことなんじゃないかな」
「ん……?」
 僕の言葉を飲み込みきってくれなかったのか、ジュリは小首を傾げて怪訝な顔をした。
「ほら。結局、人って誰かと関わったり、何かをしたことで他人の記憶に残って始めて人としての価値が出る訳でさ。僕なんか全く動かないモロゾフさんに触るまで人間だって思ってたし、知った今となっても変な人だなって以外の感想が特に無かったりするんだよね」
 さりげなく、とんでもない悪口を言ってる気がするけど、それはそれとして。

 最近、民主党に対する文句がやや和らいでいる様な印象を受けられるかも知れませんが、私にも色々と思うところがあるのです。ぶっちゃけて言えば、真に無能力な存在を無能力と呼ぶことは、差別的なものがあるのではなかろうかと。いやまあ、彼らは私達の血税を動かせる立場であり、民主主義的に文句を言うのは実に筋が通ってはいるんですけど。

( ・ω・) 擁護する様でいて、すげー貶めてる辺りが、実に俺っぽいと思う

「……」
 え、ちょっと待って。何でそこで、泣き出すのさ。わ、わ。しかも涙目ってどころじゃない、号泣だし。
「あーあー。泣ーかした、泣ーかしたー」
 そしてシス。君は小さな子供ですか。ってか、それは、集団でやるから威圧的なんであって、一人でやると結構、寂しいものがあるよ。
「う、う……」
 途端、モロゾフさんとトーマスさんが膝から崩れ落ちた。同時に、ジュリもその足を止める。どう接していいかは分からないけど、このまま置いていく訳にもいかない。僕達もその場に留まって、次の言葉を待つことにした。
「私は、家族が欲しかった。小さい時、両親が死んで、一人ぼっちだったから。財産を幾らか残してくれたから食べるのにすぐさま困りはしなかったけど、甘いものに群がるアリみたいに醜い大人達もたくさん寄ってきた。
 同じ時期に、魔法の才を持つ子を集めてるって誘いがあったんだけど、何度断ってもやってくる人達に恐怖を覚えて、私はお父さんが集めてた人型の人形と一緒に逃げ出した。それが、トーマス。子供だけで旅は危険だから、最初はトーマスに保護者になってもらった」
「モロゾフさんは、何なの?」
 言葉遣いが若干、大雑把だけど、僕の心中を的確に表現してるんだから大目に見てもらいたい。
「旅の途中で見付けた限りなく人間的な魔術人形に、私独自の応用を加えて、自立した思考を持たせた。トーマスはまだ小さい時に動かしたから、余り人間的じゃないし、甘えられる父さんが欲しかったから」
 う、ん。父さんが居ない点では一緒だけど、母さんと爺ちゃん、そして兄さんに姉さんも居た僕は、果報者なのかも知れないと思った。

 何とはなしに、キャラクターの思考パターンを分析してみる。公康は典型的商人思考ですし、アレクは学者肌ですよね。じゃあ、黄龍は一体、なんなんだと考えてみたところ、あいつ、マジで生粋のニートだな。とはいえ、それじゃあんまりなんで、更に色々考えてみたところ、強いて言うならお姉さんかなぁ、と。職業じゃないけど。何で母親でも祖母でもなく、お姉さんなのかというと、母親程の愛はありませんけど、そこそこは面倒を見ますし、同時に幾らかうざったさも感じてるから、この辺りが妥当かなぁと。お祖母ちゃんなら、そのうざったさも可愛がるものでしょうし。年齢的には、お姉さんってレベルじゃねーぞっていうのは敢えて気にしないことにします。

( ・ω・) 精神的に、まるで成長していないっていう事実は気にしてはいけないのです

「流石に、消化器系が無いと無理じゃない」
「かなぁ」
「ってか、頭の形してるだけで、指みたいなもんなんじゃないの。無くなったら痛いは痛いけど、別に死にはしないっていうか」
「意外と、全部飾りで、本当の頭脳は背中辺りにあったりするのかもね」
 あれ、何の話だったっけ。
「もしかしたら、姉さんを救うのと、ヒヒイロカネには何か関係が……」
 うん、ここは動揺してる場合じゃない。トヨ様に連絡を取って、下手な手出しをしないようにして貰おう。海路でジパングに向かうのは簡単な話じゃないし、かなりの時間が掛かる。仮にルーラかキメラの翼を使うにしても、大国ポルトガの公女様が挨拶も無しに直行はしないだろう。先手を取っておけば、何とかしてくれるだろう。って言うか、何とかして貰おう。
「こういう時、コネってやっぱり便利だよね」
 もう既に、勇者としての発言じゃない様な気がしないでもないけど、敢えて目を逸らしておくよ。
「ん……」
 おっと、今ここにある、もう一つの難題を忘れかけてたよ。
「どうして……余り驚かないの?」
「ん?」
 改めて言われると困るけど、端的に纏めると――。
「色々なことがありすぎて、とりあえず考えるのを先延ばししてたから、驚く余地が無くなったからかな」
 後、よくよく考えてみれば、モロゾフさんの正体が何であろうと、僕の生活には何の影響も無いということに気付いたのも大きいと思うんだ。声に出しては言えないけど。
「まあ、ジュリが何か意図を持ってやってるんなら、それでいいんじゃないかな」
 ゴメン、僕、随分と適当なこと言ってます。

 昨日、電子レンジでスパゲティを作れるという器具を買いました(498円)。本当に、こんなので作れるのかよー。出来なかったらここで愚痴ってやるからなー。とか思っていたのですが、普通にもちもちのスパゲティが完成しました。
 すげー。科学すげー。どういった理屈でこうなんだよ、割とマジで。

( ・ω・) この程度で感動する私に、科学者は端から無理だった気がしてならない

 だけど、クリスさんに後事を託すといのを条件に協力することも無いとは言い切れない。運が良ければ助かるかも知れないし、例え果てても、ヤマタノオロチの首を刎ねることが出来るほどの剣士に遺志を継いで貰えるんだ。基本的に合理主義者である姉さんなら、そういう選択をしないとは言い切れない。
「そういえば、気になること言ってたよね。霊力を持った武器じゃないと倒せないとか何とか」
 あれって、どう解釈したらいいんだろうか。兄さんと姉さんの剣は業物ではあるけれど、素材はタマハガネで、特段、魔力的な力を帯びている訳でもない。それでも首は飛んだんだから、やりように依っては、絶命まで至らせられる様な気がするんだけど。
「そもそも、ヤマタノオロチってまともじゃない生き物だよね。ずっと疑問なんだけど、頭八つって、何処が身体動かす指令出してるんだろう。ってか、頭五つ飛ばされて、まだ生きてるってどういうこと?」
「ヒトデなんか、五つに分割して放っておいたら、五匹、独立して再生するって聞いたことあるけど」
「それ、本当の話?」
 シスの言葉は、半分くらい嘘だとした上で聞かないといけないから困ったものだ。
「スライムも、真っ二つに切って水と餌さえあげとけば、二匹になるらしいよ」
 一気に、話が胡散臭くなった気がしないでもない。
「その理屈で言うと、頭を切り落として餌を与えて育てたら、ヤマタノオロチの増殖も可能ってことになるんだけど」
 あんな上級モンスター、増やしたくなんて無いけど。いや、鳥が生まれて最初に見たものを親だと思う様に、育て方次第では味方につけることも――。



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