忍者ブログ

2016

0624

 イギリスで、EUからの離脱の可否を問う国民投票が執り行われ、離脱が過半数を獲得しました。これに伴い、残留派のキャメロン首相は辞意を表明し、様々な手続きに二年ほどを要するとはいえ、連合王国のEU離脱が確定的な状況になりました。
 ……。
 えらいこっちゃ、えらいこっちゃ。何がどうしてこうなった。正直、スコットランド独立の時と同じく、一種のアリバイ作りだと思っていた人が大半でしょう。私も、そうでした。もっと言えば、別れちゃおうっかなぁと友人に相談する女性とか、ネトゲで引退宣言する人と同じく、構ってちゃんの一種だと思っていました。これにて、元々崩壊寸前と言われていたEUですが、完全にぶっ壊れるのは時間の問題となった訳です。二十年くらい前、EUはアメリカを抑えられる唯一の勢力になると言っていた人は、今、どんな弁明をするのでしょうか。専門家も、所詮は自称だと、何のあてにもならないのだなとしみじみ思わされます。
 ついでに、このタイミングだと参議院選にどのような影響があるかを考えてみましたが、与党である自公に不利になる要素は何一つ無い気がします。消費増税延期は、世界経済への不安を懸念してのものだと先んじて言ってましたし、この円高株安が安倍政権のせいだと思っちゃう人は、元々、与党系には入れない人でしょう。安倍総理って、どんだけ影響力を持った大物なんだよ。世界経済を裏で牛耳るユダヤ系の財閥か何かだと勘違いしてないでしょうか。更に言えば、人間心理として不安が煽られれば安定を望むものなので、現状維持で与党に入れる人が増えるというのが妥当な見方だと思います。先日の世論調査で野党が虫の息状態だったのに、ブーストするというのでしょうか。あと二週間くらいあるので、もうひと波乱あるやも知れませんが。

(・ω・) 共産党が猫の役にも立たないのが、この件でバレちゃったじゃないですか

【ローカル言語の和訳って裏を取るのがほぼ不可能だよね】
朱:では改めまして、仏教とはなんなのか教えてください~。
阿:端的に纏めると、叡智と摂理の終焉を探求することを目的としている。
朱:ふ、ふに?
天:もっと噛み砕くと、因果律を解析し、真理を獲得しようとしているのだとか。
朱:わ、訳が分からないんですけど~。
黄:まあ、映画にしても洋書にしても、翻訳が酷いと本質から外れまくる訳だし、
 天照にそういう才能が無いと分かっただけでも、収穫としておくんだよぉ。


【家族の諍いにどれだけ尺を使ったのやら】
朱:全知の書みたいな存在があるとして、
 それを読み解く手段が無いみたいな感じですか~?
黄:なんか、一気にファンタジー色が濃くなったんだよぉ。
天:私達、ザ・ファンタジーと言っても過言ではない存在なのですが。
黄:これほど生活臭が漂うファンタジーは、今時受けないんだよぉ。
天:日本神話の俗さ加減はギリシャ神話に匹敵すると言われていますから、
 そちらに回帰して欲しい部分もあるのですけどね。


【朱雀に掛かると霊験あらたかじゃなくなるな】
天:それはそれとしまして、更に分かりやすく仏教を解説するのであれば、
 世の中にはたくさんの理不尽がありますよね。
  それらを如何にして克服すべきかを考える学問という解釈もあるでしょうか。
朱:お勉強なんですか~?
阿:開祖たる釈迦牟尼を神格化する向きから宗教とする者も多いが、
 二つの性質を持ち合わせているというのが適切だろうな。
朱:チョコとバニラの二種類が入ってる、
 二度美味しいアイスクリームみたいなものですかね~。


【勇敢に戦死するといいとこ行ける宗教は多いしな】
朱:それがどうして、一部宗派では、極楽へ行くのが最終目標になってるんですか~?
黄:ぶっちゃけて言えば、過程を省略して、結果だけを手にしようとしてるんだよぉ。
朱:猿蟹合戦の猿ですね~。
天:そういう風に表現すると、仏教が浅ましい物に思えてしまうではないですか。
黄:まあ、そういった目の前の人参が無いと勧誘が大変だし、
 今ならレアカードが貰えるネットゲームみたいなものだと思えばいいんだよぉ。

 いつものことですが、これらはあくまで私個人の宗教観に基づくものですので、そんなに深く考えてはいけません。
PR

2016

0622

 私は常々、次期大河ドラマには松永久秀をと主張してまいりましたが、どうも無理っぽいので新たな企画を用意しました。それは、『信長を裏切った男達』シリーズです。歴史に名を刻んだ人物は数居れど、織田信長ほどダイナミックに寝返られまくった者は、あんまし居ません。普通は、二度三度やらかせば、死んじゃいますからね。本能寺まで生き残った方が不思議でならないくらいです。
 そして構成ですが、序章は、実弟信行編。父母共に同じ兄弟ですが、信長とは違い、実にまともな人物であったと言われています。それゆえにうつけと評された信長が家督を継いだことに不満を抱いて反逆した末に、殺害されてしまいます。戦国の常とはいえ、何ゆえ彼は兄を廃そうとするに至ったのか、充分にドラマになりえる題材でしょう。次章は、義弟浅井長政編。信長の妹である市を娶るものの、長年の盟友たる朝倉家と板挟みの末、織田家を敵とすることを選びます。因習と革新、時代が新しく生まれ変わる時には、それを受け入れきれない人も居るという、一種の悲劇として描けるでしょう。
 他にも、最後の室町将軍足利義昭編、戦国最強のトリックスター松永久秀編、出世街道をドブに捨てた男荒木村重編なんかを経て、最終章、明智光秀編へと繋がる訳です。これだけたくさんの大物が信長を殺そうとし、達成した光秀が一月と生きていられなかったと言われているのですから、歴史の儚さというものを感じてしまいます。しかし物語としては盛りだくさんで面白そうですが、陰鬱で一般受けは難しそうです。戦国時代なんてこんなもんだぞと、変な幻想を抱いている層の目を覚ましてやる意味では、一考の価値があるかも知れません。いえ、これだけ商品価値のある時代なのに、わざわざぶっ壊す必要があるのかはまた別の話になりますが。

(・ω・) ところで桶狭間で裏切った奴って、居たかしら?

【教育係だからって教育しなければいけないと誰が決めた】
朱:今日は、阿弥陀さんと一緒に、仏教のお勉強をしようと思うんですよ~。
阿:うむ、よい心掛けだ。
黄:朱雀の場合、本業の五行すらあやふやなところがあるのに、
 よくそんなことが言えたものなんだよぉ。
朱:だって黄龍さん、面倒臭がって、あまり教えてくれないじゃないですか~。
黄:当事者として関わってきた期間が長すぎるせいで逆によく分からなくなる、
 世の中なんて、割とそんな風に出来てるんだよぉ。


【本人が分かってるのかすら時たま怪しい】
朱:それで、仏教ってそもそもなんなんですかね~?
黄:とりあえず根本的な質問をすればいいという、王道的発想なんだよぉ。
朱:これを抑えておけば、賢く見えますからね~。
黄:お手軽テクニックみたいに言われても困るんだよぉ。
阿:よいではないか。智の根源は、虚実を解することだからな。
黄:そして朱雀でも解読に苦労しそうなこの言い回し、
 専属翻訳家である天照の降臨が待たれるんだよぉ。


【心の壁を暗喩したものだと思えば神話っぽい】
天:お呼びでしょうか。
黄:声はすれど、姿が見えないんだよぉ。
朱:この、不自然に置かれた巨大な亀の甲羅には、触れてはいけない感じですか~?
天:世の中には、段ボール迷彩というものがあると聞きました。
  私はそれを更に発展させ、防御力をも手にしたのです。
黄:いや、どう引き籠もろうが自由といえば自由なんだけど、
 酸欠になりゃしないかと、変な方向に想像が広がってしまうんだよぉ。


【誰にだって一人になれる空間は必要】
天:その点は心配ありません。現代科学の粋を尽くし、空気を通す新素材で作りました。
朱:甲羅の形をしてる意味あるんですかね~。
黄:そこら辺は、アートと言っておけば、優しい眼差しでスルーしてもらえるんだよぉ。
朱:それ、いわゆる腫れ物扱いじゃないですか~。
黄:世の中、構ってもらえることが無条件で素晴らしいこととは限らないという、
 素晴らしい教訓を与えてくれる神様の鑑ということにしておくんだよぉ。

 新キャラの割に、何か久々な感じのある阿弥陀さんですが、忘れていた訳ではありません。単に、扱いに困っていただけです。そっちの方がキャラクターとしてまずいじゃねーかと言われるとそんな気もしますが、深く考えてはいけないのです。

2016

0619

 来月7月は、選挙の月と相成りました。まず7月10日は参議院選挙の投票日です。選挙権が18歳に引き下げられて初めての大きな選挙ということで、240万の浮動票がどう動くかが注目されているようです。彼らを含めて、何を争点とすべきかは国民一人一人が勝手に決めろというのが私の主義ですが、個人的にはアレですかね。せめて、政党の体を成しているところに投票しようかなと思います。要は、再編の為の淘汰選挙です。これだけで、片手で数えられるくらいに絞れそうなのが、あまりに残念なところだと思います。
 そして7月31日は、誰が受かるのかはおろか、誰が出るのかすら想像が付かない東京都知事選です。舛添氏はアレですね。もっとうまい撤収方法もあったのに、国民、マスコミ、政党と、全方位挑発するという離れ業をやってのけたのですから、再起の道を絶たれた上での辞職はやむなしといったところでしょう。彼の人生は、自民党参議院議員時代に、『総理にしたい人物』ナンバーワンになってしまった時に狂ってしまったのです。アレで俺に風が吹いていると勘違いして新党改革を作って、これといった実績も残さないまま、本命不在の都知事選でなんとなく当選してしまっただけの男なのです。そういやあのアンケート、どこの誰が調査したものでしたっけ。調べてみると、時事通信社の世論調査ですね。民主党が政権に居た時代なので、俺にもワンチャンあると勘違いしてしまうのは人の性としては理解できます。ですがやっぱり、自分の器は正確に見極めないと悲惨なことになるという典型例だと思う次第です。

(・ω・) 逆に、こんなふわっとした調査、何の参考にもならんとよく分かる事例でもある

【ハンバーガーにハマるお嬢様状態だったのか】
則:ほむ。どちらも、ぱっとせん出来栄えじゃのぉ。
黒:なにを言う! この白龍が足を使って集めた食材の輝きが分からぬのか!
黄:この方は元皇帝様だから、そういうのはむしろ日常だったんだよぉ。
則:所詮、個人で収集できるものなど、たかが知れてるわいな。
黄:そして美食を極めすぎて、逆に庶民の食べ物が珍味になるという状態なんだから、
 あんま変に揺り動かさないで欲しい次第なんだよぉ。


【石器じゃ切り分けが限界だと思うんだ】
則:こちらも、素材の味を活かしていると言えば聞こえはよいが、
 技巧足らずの言い訳に過ぎんの。
白:それ以外の調理法を知らないからしょうがないよね。
黄:煮るとか焼くとかしてるだけで、随分な進歩なんだよぉ。
白:あ、逆にイノシシの活造りとか出したら珍しがってくれた?
黄:何か原始的料理の代表格みたいに言ってるけど、
 それだけ優秀な刃物はかなり高度で、少なくても丸焼きよりは後の時代のものなんだよぉ。


【常識人に見せかけてるけど狂人じゃないと務まらないよね】
青:これは一体、何の騒ぎですか。
玄:流石は青龍さんです。
  どう考えても収集が付きそうもないところに颯爽と現れてくれる素敵な方です。
朱:困った時は青龍さん、は既に故事の域ですよね~。
白:いやー、こんな立派な上司を持って、私達は幸せだなー。
青:この手前勝手な部下達を抱えて明日も頑張らないといけない現実に、
 目眩を覚えることが無い訳でもないのですがね。


【温情人事で潰れた国は幾らでもあるから仕方ない】
青:美食対決で勝ったら職責返上?
  その様な話、認めると思っているのですか。
黄:まあそうだよねと、誰もが分かっていた結論を突き付けやがったんだよぉ。
黒:青龍、貴様! かつての同僚に、その様な仕打ちをして楽しいのか!
青:では伺いますが、貴方に五千年の空白を埋め、
 現代社会に対応できる程の才量があるのですか。
黒:ウヌヌ。
黄:流石、青龍さんは頼りになるなぁと感心してしまったけど、
 同時にこっちの再就職もドンドン難しくなってる現実を突き付けられたんだよぉ。

 という訳で、言うほど対決してなかったグルメ勝負は、これにて終わりです。このメンバーでまともなものになる訳がないというのは分かりきったことなので、逆に想定内ということで、問題無いはずです

2016

0617

 最近、LGBTという言葉が話題となっています。レズビアン(女性同性愛者)、ゲイ(男性同性愛者)、バイセクシャル(両性愛者)、トランスジェンダー(心身の性の不一致)の頭文字を取ったもので、性的少数者を総称して使われる言葉なのだそうです。差別をなくして欲しいという皆さんのシンボルとなっているのはレインボーフラッグと呼ばれる、文字通り多色の旗です。それぞれの色に何か意味が籠められてると思いきや、多様性を認めて欲しいというだけなのだとか。ちょっと肩透かしを食らいました。
 さて、不勉強な私が今一つ分かってないことなのですが、何が達成されれば、差別されてないということになるのでしょうか。例えば、就職で不利益になるのは、差別と言えるでしょう。しかし、民間の場合、採用するかどうかは企業側の自由なので、どうしようもありません。公務員であれば問題でしょうが、採用されたとしても、上司が疎んじれば出世は望めません。結局は、個人個人の意識が改められないと、枠組だけ整えても大した意味は無いでしょう。結婚を認めて欲しいという問題もありますが、あれも究極的に言えば只のシステムですしね。差別問題を云々するなら、結婚そのものを無くしてしまえばいいんじゃないかとは、以前にも触れましたが。
 他にも思ったことなのですが、この四つだけ差別するなと言うのも、少し偏ってる感があります。一夫多妻制や多夫一婦制なんかも、一つの愛の形なんですから、認めるべきだと主張すべきな気がします。それを言い出したら、猫や二次元と結婚させろと言い出す方々が出るので、キリがなくなりますが。これからの世の中は、どうも個が好き勝手をやって、社会的には混沌としていくっぽいので、この際、なんでも認めていけばいいんじゃないかとも思いますが。そこまでいくと、数百年後には揺り戻しでガチガチの規制社会が生まれるんじゃないかって気がしますが、私は多分死んでるので、どうでもいいってことにしておきます。

(・ω・) 次代のことは次代にぶん投げるのが、正しい前世代のあり方だ

【金庫番の背信は雇った方の見る目の問題だという考え方】
朱:ところで、お料理対決はいいですけど、審査員は誰がするんですか~?
白:ま、消去法的に黄龍しか居ないでしょ。
黒:バカを言え。俺らを嫌っているそいつが、正当な評価を下せるものか。
黄:自覚があるんなら、そもそもうちでケンカ売るのをやめればいいんだよぉ。
セ:アハハ。この子達の職場に赴いたら麒麟殿に会わなくてはいけないですか。
黄:そういやこいつ、麒麟に仕えてた頃に金をちょろまかした、
 しょうもない過去があったんだよぉ。


【自国領が荒らされないくらいしか思い付かないな】
則:そなたら、誰か忘れてはいないかえ。
黄:これはこれで、人選としてはどうなんだよぉ。
朱:公平な判断はしてくれそうですけど、どっちも論外とか言い出しそうですよね~。
白:ま、そん時は引き分けで、チャンピオン側が防衛扱いになるからいいんじゃないの。
黒:なんだか、一方的に不利な戦場が構築されつつないか。
黄:敵地で戦うメリットなんてあんまし無いという、
 数千年以上に渡って実践された基本に今更気付くというのも、本格的にどうなんだよぉ。


【ノーガード殺法は世界最強だと人は言う】
玄:あのー。実は私、調理というものがあまり出来ないのですが。
朱:今の発言、『実は』の部分、必要でしたか~?
黄:本人が隠してるつもりになっていることは、触れないであげるのが作法なんだよぉ。
白:思い出した!
  妹の真武は色んなソフト入ってて、雑務どころか、家事も万能なんだっけ。
黄:まあ、あそこまでいくと逆に心には突き刺さらないということにしておけば、
 見てるこっちも痛々しさを感じなくて済むんだよぉ。


【戦力外なりに役に立とうとしてるとも言えるけど】
玄:冷凍食品とか、食べさせたことありますか?
  昨今の技術って凄いですし、意外に騙せると思うんですよ。
黄:たしかに、残念主婦より美味しいのは間違いないけど、なんだよぉ。
朱:黄龍さんが味を知ってるってことはダメですね~。
玄:でしたら、デリバリーサービスを活用してですね――。
黄:こうまでして妹を頼らないのは潔いのか、単に意地になってるだけなのか、
 いずれにしても自力で何とかしようという気概が無いのが残念過ぎるんだよぉ。

 一家に一台、青龍か真武かという、堕落した話になってしまいます。そういやこの世界、能力が高いのほど、口が悪い気がしたのですが、全体的に酷いのでそうでもないと気付きました。

2016

0615

 弓道警察というものがあります。アニメやゲームなどで、弓道を嗜むキャラクターが出た時、主として作画の粗を探して指摘する個人、或いは団体のことを指します。この単語自体は割と最近のもので、色々と騒動を起こしたものらしいので封印しようとする向きもあるようです。が、弓道経験者が首を傾げる感じなのは、私の知る限り昔からあります。野球もので、ピッチャーが投げてからホームベースに届くまでに解説役が問答したり、サッカーものでボールが物理的におかしい挙動をしたりと、他スポーツならば流されるのですが、何故だか弓道はよく話題に上がります。その理由を私なりに考えてみるに、型を重視する武道であること、静止画で溜められるので粗が目立ちやすいこと、そもそも正しい描写をする為には人体構造を把握した上で弓道をそれなりに理解し更に漫画的なデフォルメを施さないといけないと、さりげに難易度が異常に高いことなどがあげられるかと思われます。しかしまあ、根本の問題として、何で弓道を作中に出すのかと言われれば、合法的に袴姿の女の子を描写できるからというのが大半でしょう。柚葉が弓道部になったのもそれですし。道としての弓道をキチンと追求する作品ならともかく、アクセントとしてならそんな目くじらを立てる必要もないんじゃないですかね。弓道警察という言葉自体、そういった層を揶揄する目的で作られたという話も聞きますから、何とも言えない部分がありますが。

(・ω・) 短いながらも語呂がよく、意味が分かりやすいから嫌いではないんだけどね

【何事も報連相って大事だよね】
赤:けけか。
朱:み、見事な包丁さばきを披露してますよ~。
黄:本当、コミュニケーション以外は、そつなくこなすんだよぉ。
赤:くかか。
黄:それはそれとして、あの十玉分のキャベツの千切りを何に使うのか、
 聞いたところで朱雀以外に理解できないのが恐ろしい話なんだよぉ。


【悪魔の証明の域に達している理不尽】
朱:勢いに任せてやっただけで、特に深い考えはないそうです~。
赤:かかこ。
黄:ひっでー話もあったものなんだよぉ。
赤:くくか。
朱:『このキャベツに関しては、
 スタッフという名の黒龍が美味しく頂くから安心してくれ』だそうです~。
黒:なんだと!?
黄:この場合、朱雀が発言を捻じ曲げてる可能性も考えられなくはないんだけど、
 仲間として責任を取るのは当然だから、しょうがないかなって感じなんだよぉ。


【なんだその最新鋭掃除機みたいな触れ込みは】
黒:うっぷ、戦う前から、腹が膨れてしまった。
白:これで大分、勝算上がってない?
黄:あまりのしょうもない展開に、無かったことにしたいんだよぉ。
玄:敵の弱みに付け込むのは、兵法の基本です。ここは一気呵成に畳み掛けましょう。
朱:つまり、対決内容を大食いものにすればいいんですね~。
黄:龍族の消化力舐めんなと言いたくなったけど、
 一気に飲み込んでじっくり吸収するのが得意なだけで、
 吸引力が最後まで落ちない白虎を相手に勝てる気がしないんだよぉ。


【過食が道楽のローマ貴族にも言ってやれ】
赤:かくか。
朱:『飯を食べた量で競うとはなんという不道徳だ。
 美味しく頂ける範囲が適量だ』だそうです~。
黄:こんなやつに、まともな意見を言われるとは思わなかったんだよぉ。
白:どんだけ食べても美味しさが変わらないうちの一家は、倫理観抜群ってことだね。
黄:それはそれで何かが間違ってる気がするけど、
 世の中に絶対的な正義がないことを鑑みれば、一つの正解なのやも知れないんだよぉ。

 そういえば、黄龍ちゃんに登場するキャラの殆どは一人称が私なのですが、黒龍だけは数少ない、ってか、多分唯一の俺です。男が少ないから、致し方なしといった感もありますよね。
カレンダー
03 2025/04 05
S M T W T F S
1 3 5
7 8 10 12
14 15 17 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
フリーエリア
最新コメント
[09/14 taka]
[09/10 美綾]
[09/10 taka]
[09/01 美綾]
[08/31 taka]
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
自己紹介:
バーコード
ブログ内検索
忍者ブログ [PR]
* Template by TMP