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2019

0614

 総会屋と呼ばれる稼業があります。総会とは、組織に所属する、或いは関係する人間が集まって話し合ったりする場のことです。この場合は株主総会、つまりは株主が企業に対して直接意見を言う大会議を意味します。今くらいの時期に行われるのが一般的で、場合に依っては株価に直結する為、企業側から見ても一大イベントとなります。株式を発行してる企業にとって、株主というのは実質的に所有者です。企業という資産を、株式という数字で切り売りしていると言い換えることも可能です。しかし何割も保有している大株主と違って、小口の人は普段、売り買いすることでしか意思表示が出来ません。なので株主総会は何かしら言いたいことを口にする貴重な機会となるのです。総会屋というのは、僅かばかりの株式を保有して株主総会に殴り込み、場を荒らす人達のことです。もちろん、何の目的も無くそんなことをする訳もありません。穏便に済ませたい企業側が金品で懐柔したり、ライバル会社と繋がることで利益を得るなどのパターンがあるようです。一昔前は結構居たようですが、昨今は絶滅寸前になったようです。法律の厳罰化や、不透明な支出が企業イメージに与える悪影響などが要因となっているのだとか。ネット配信等で実質的に監視されているのもありそうですね。消費者側から見ればゴロツキに金が流れるなんて何のメリットもないので、良いこと以外のなにものでもないのですけど。

(・ω・) むしろ総会屋を見逃してた昭和の株主って、何考えてたんだろ

【黄龍なんて知名度からして壊滅してるという自虐ネタなんですね】
則:世俗に疎くなって久しいのじゃが、
 今の世で最も力を持つ肩書きとは何になるのであろうな。
黄:難しいこと言い出しやがったんだよぉ。
朱:超大国の首脳辺りですかね~。
マ:そいつらを裏で操る闇社会のドンとか定番やで。
黄:何にしても大して尊敬されてないって意味では、
 御期待に添える解答では無い気がしてならないんだよぉ。


【外敵に対しては強行派と懐柔派が居たけど彼女はもちろん前者です】
朱:皇帝が居た時代は、その支配が及ぶ範囲が世界の全てでしたからね~。
マ:自動的にいっちゃん偉いやつになるわな。
則:蛮地など、ものの数で無いであろう。
黄:現代の権力者が言ったら、間違いなく糾弾されるんだよぉ。
則:面倒な時勢になったものじゃ。
マ:もう、こないなんが天下を牛耳る時代は終わったんやなと、
 ひしひしと思わされるで。


【七割くらい朱雀の話にすり替わってないだろうか】
則:つまるところ妾が覇を唱える為には、
 世界大統領なるものを目指せば良いのであろう。
黄:小学生が考えた凄い人みたいなフレーズなんだよぉ。
マ:強欲の悪魔的には、この純粋な野望は育ててみたいわ。
黄:どっちかって言うと濁りきってる気がするんだよぉ。
朱:謎の卵を孵化させてみたらクリーチャーが誕生したみたいな、
 そんな危険性を感じる話ですね~。


【いざとなったら宇宙空間で心中くらいはしてくれるだろう】
朱:それで具体的に、どうやってなるつもりなんですか~。
則:肉体に魂が囚われていた頃と違い時の束縛は無いのじゃ。
  ゆるゆると考えることにいたそう。
マ:割とこの家でダラダラ過ごすんを気に入っとるよな。
黄:こうやって、爆弾が炸裂するのを先延ばしにしてるんだよぉ。
朱:時間が経つ程に火薬の量が増える気もしますが、
 未来の黄龍さんがなんとかしてくれますよね~。

 一体いつくらいから庶民は権力者を崇めなくなったのかは、研究に値するようで割と昔からのような気がしないでもありません。
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2019

0612

 人間の肩から手首までを一般に腕と称します。稀に例外もありますが、腕は肘という関節を境界として二分されています。手首から肘までを前腕、肘から肩までを上腕と呼ぶことが多いです。後腕、下腕という言葉は無いみたいです。何故、前後、或いは上下で統一しなかったのでしょうか。ちなみに脚の方はというと、腰の付け根から膝までを大腿、膝から足首までを下腿とするのが最も通じます。こちらも、どういった理由か分かりませんが一本化されていません。腰を中間点とした上半分を上半身、或いは上肢、下半分を下半身、或いは下肢と呼ぶのですけどね。奥深いのか、適当なものなのかは知りませんが、部位の名称については色々と謎が多いようです。

(・ω・) 前頭葉は有名だけど、後頭葉の存在って地味なところあるよね

【悪さして補導されても単独じゃ釈放されなさそう】
マ:ほんなら本題の、現代の貴族はどないな生活すべきかっちゅう話や。
朱:私も特権階級なところあるんですけど、さっぱり分かりません~。
黄:朱雀が持ってる権限なんて、学級委員長と良い勝負なんだよぉ。
マ:生徒会長より少ないんかいな。
朱:教師的な青龍さんの指示が無いと何も出来ませんから~。
黄:凄まじく好意的に解釈すれば命令系統がしっかりしているになるけど、
 いざって時に独自の判断で動けないのは危険極まりないんだよぉ。


【世界で三番目くらいに受けたくない授業としてネット配信しようかしら】
マ:言うたら、朝の挨拶をちゃんとするでと提言したけど無視されるくらいやな。
黄:色々と生々しい例えなんだよぉ。
則:立場だけで人を従えようとするからじゃ。
  思惑や欲得を把握して自在に操らねばならぬぞ。
黄:こっちはこっちで、プロの意見なんだよぉ。
朱:どちらにしても、世間的な意味で教育に悪い感じは否めません~。


【一部統計では今のままの君で居て派が九割を超えるとかなんとか】
朱:未来のパーフェクト朱雀はきっと、
 歩くだけで高貴な雰囲気を漂わせてくれるんじゃないでしょうか~。
黄:この他人事感が、どこまでも庶民なんだよぉ。
マ:浮世離れしすぎて、逆にお嬢いう気もするで。
則:そもそも、この小鳥は成長するのかえ。
黄:転生して早十数年が過ぎ去ったけど、
 肉体的な変化は見られないし、精神に至っては退行してる感すらあるんだよぉ。


【この血脈を断つべきか保護すべきかには複数の見解がある】
則:出自で持ち合わせる品格など微々たるもの。
  真に授かるということは、神が現世の依代を選ぶが如きじゃ。
マ:下層からのし上がったもんは、自信がちゃうで。
朱:この理屈ですと、私はやっぱりダメなんですかね~。
マ:これに関しては今生を諦めて、次に賭けるんが定石やな。
黄:一般的にはもののたとえなんだけど、
 こと朱雀に関しては二百年もすれば次世代になるのが軽く残念なんだよぉ。

 朱雀という生き物は、設定上は凄い神聖なのですが、いつまで経ってもそんな気がしない辺り下々に寄り添っているのだと適当なことを言っておきましょう。

2019

0609

 出馬という言葉があります。文字通り馬に乗って出かけることです。戦場に出撃したりする場合にも用いられます。他にも競馬で出走登録をすることも意味します。これらから転じて、地位の高い人が赴いてくることにも使われます。馬を保有するということは、ある程度の立場か財力の証明なので納得できる話と言えましょう。しかし現代日本語で最も使用頻度が高いのは、選挙戦への立候補ではないでしょうか。政治家にとって最大の戦場であるとも言える訳ですが、議会が本番だろという気がしないでもありません。いや、切った張ったをする戦地より、戦後処理の方が政治的に重要だと言われれば、合ってるのやも知れませんけどね。

(・ω・) 戦術屋が終戦後に安穏と暮らせるかと言われると、割と怪しいものよ

【余った食材は近侍が美味しく頂いたのでセーフです】
黄:次は、権力があったらどうするかなんだよぉ。
朱:やっぱり、どでかいお墓は建てるべきなんでしょうか~。
則:死んだ後、そこで眠るとは限らんがの。
黄:地縛霊だか浮遊霊だか分からん存在が何か言ってるんだよぉ。
マ:えげつない労力と血税つこて建てた陵墓をなんや思てるねん。
則:鶏を食す気分じゃったのが、直前に魚にしとうなることなど良くあるじゃろ。
黄:本来、こういうワガママを通す為の力では無いはずなんだけど、
 現実の使われ方はこんなのばっかな気がしてならないんだよぉ。


【最近の言葉だとセーフティネットと呼ばれるやつですね】
朱:お風呂上がりにウチワで扇ぐだけの人を雇ってみたい気持ちはあります~。
黄:只の金持ちでも、やろうと思えば出来るんだよぉ。
マ:正直、エアコン辺りで充分やけどな。
朱:科学の進歩が、人間の仕事を奪っていくんですね~。
黄:最初から無くてもいい職業なんだよぉ。
則:無能に役目を与えてこそ、真の為政者であろう。
マ:言うて頂点を極めたもんやし、微妙に説得力あるんが難儀やな。


【レアアイテムは手に入れるまでが楽しい訳で】
マ:よう考えてみたら、金抜きの権力とか、
 嫌いなもんをイビるくらいしか使い道無いんちゃうか。
黄:残念な本質に気付きやがったんだよぉ。
朱:嘘でも、世の中を良くしたいとか言えないんでしょうか~。
マ:ウチら悪魔に絶対的な権限渡したらどないなるか、試してみるんも一興やで。
黄:反骨精神が原動力なところあるから、
 意外に職務放棄しそうな気もしてならないんだよぉ。


【その能力だけ特化してるのがチラホラ出てしまうものなのです】
則:邪魔なものを全て排除した末が、天下というものじゃ。
黄:とんでもなく恐ろしいことを、しれっと言いやがるんだよぉ。
朱:趣味は粛清ですか~。
マ:これで有能やなかったら、最悪の国になるで。
黄:何事も紙一重なんだよぉ。
則:益体無しに真似の出来ることでは無かろうに。
黄:案外そうでもないのが、人間社会の厄介極まりないところなんだよぉ。

 権力を行使する側に回ったことが無いので良く分からない部分もありますが、人はどんな小さな組織でも上下関係を作って殴り合う生き物だというのは間違っていないと思っています。

2019

0607

 チャラいという表現があります。軽薄である、或いは安っぽい雰囲気を醸し出しているといった意味の俗語です。チャラという音には、ちゃらんぽらんと同源のいい加減さが含まれています。借金などを棒引きすることをチャラにするなどと言いますが、不誠実な取引をすることから派生したもののようです。同時に、金属製の装飾品をたくさん身に着けることで鳴る音から、人として薄っぺらいことをチャラチャラという擬音的なもので表すことがあります。これらが複合して1980年代辺り、特に女性に対して不真面目な男性をチャラいと呼称するに至ったようです。更に変化というか、直接的にチャラ男などというものも生まれました。考えてみたら、アクセサリーをたくさん着けていたら適当な人間であるっていうのも、偏った考え方ではあるよねと思わなくもありません。

(・ω・) 見た目一つで面倒事の何割かを回避できるのは事実だから仕方ないな

【憧れや畏怖の感情がいつしか変質するんだろうな】
黄:まず、使い切れない程の金銭を持っていたら、
 現代人は何をするのかから始めるんだよぉ。
朱:豪邸や巨大クルーザーを購入とかですかね~。
マ:昔のもんやったら権威付けの意味あったけど、
 今やとやっぱ、金しか能が無い感じになってまうわな。
則:貧者の妬みなど軽くいなすのが、持つ者の責務であろうに。
 

【社会不適合者の逆張りをしたからって普通人になれる訳でもない】
朱:真の富豪は、意外に生活は質素って説もありますけど~。
則:妾に言わせれば、その様な輩は自分に酔ってるだけの小物じゃの。
黄:どっちが正しいのか分からなくなってくるんだよぉ。
マ:方向性はちゃうけど、ぶっ飛んだ頭しとる二人やからな。
黄:つまりどっちも不正解が世間的に合ってそうなんだよぉ。
マ:そないな解答出すんも、頭が相当湧いとる証拠や思うで。


【生活費を除くと中学生の小遣い程度しか残らないとかなんとか】
朱:自由に使えるお金が少ないんで、贅沢のイメージが湧きません~。
黄:国家予算規模の借金持ちが言うと重いんだよぉ。
マ:宝くじに当たったもんが貯金とか言うんは夢があらへんけど、
 この嬢ちゃんの場合、生々しすぎて恐ろしいもんがあるで。
朱:歴代最高額に当選しようと、一割も返済できないみたいです~。
黄:赤字で休眠してる会社を税金対策に使うことがあるらしいけど、
 なんか有用な活用法がありそうな気がしてならないんだよぉ。


【朱雀なら確率を歪ませる位どうとでも出来そうなのが怖い】
則:借りなど、死ぬまではぐらかしておけば良いだけの話じゃろて。
朱:逃げ切った方が言うのはズルいですね~。
マ:やりたい放題やったんを、死後にようやっと修正入れたらしいな。
黄:実際問題、皇帝に取り立て出来る根性あるのは居ない気がするんだよぉ。
朱:偉くなるのが解決法ですか~。
黄:といっても、現状からだと少なくても青龍は踏み越えないといけない訳で、
 実現性としては競馬かなんかを百回連族で当てる方が楽な気すらするんだよぉ。

 朱雀の借金設定が出来て十年以上経つ気がしますが、返済する気配すらありません。使い勝手がいいものは消されず細々と生きながらえるものなんでしょうね。

2019

0605

 野球という競技は、三振と四球が一つの絶対的基準となっています。ストライクゾーンという、基本的に投手が狙う範囲を三回通過したら三振という勝ちになります。逆に四回外したら四球という負けとなり、打者は無条件で出塁の権利を得ます。この数字は黎明期に色々と試行錯誤があって、メジャーリーグが発足した頃、三振は既に使われていましたが、四球(フォアボール)は九球(ナインボール)でした。その後、徐々に減っていき、1889年に四球となって以降、百年以上に渡って四球のままです。その間、打者と投手に有利不利が生じた場合、ボールとバットの反発係数やストライクゾーンを見直すことで調整がされてきました。三振と四球という数字の方を改めようという動きは基本的に無かったようです。バスケットボールの世界でもラインの内側でシュートを決めれば二点、外側なら三点というのが五十年程前に採用されました。このゾーンを何処にするかの検討はされても、点数自体を変えようという動きは余り聞きません。一桁の小さな自然数で落ち着いたルールを弄くろうとするのは、根幹を否定するような気がして、禁忌感があるのやも知れませんね。

(・ω・) 私のコントも一回四個だけど、意味があるかと言われるとゼロである

【月読は認定悪魔だからセーフになるんじゃなかろうか】
マ:最近の金持ちて、成金趣味が強うて貴族っぽさが足りへん思うねん。
朱:お金を持っているだけで権力が伴う訳じゃありませんから~。
黄:マモンが考える上流階級って、どんなのなんだよぉ。
マ:とりあえずやたら広い部屋で、
 装飾ゴテゴテで座りにくいやろって椅子に腰掛けてることは必須やな。
黄:発想が月読並に貧弱なんだよぉ。
マ:その例えは、ウチら悪魔に宣戦布告してる言うても過言ではないで。


【ここまで臨機応変なのは天使を辞めた影響だとは思う】
黄:昔の下級貴族は収入微妙なのに体裁を整えなきゃならなかったから、
 台所は火の車ってのが良くあるパターンだったんだよぉ。
マ:その無駄な見栄が文化を育んだいう考えもあるやろ。
黄:いざって時、経済的に困窮して領地領民を守れないのも有りがちなんだよぉ。
朱:本末転倒ですね~。
マ:やっぱ金をちゃんと使えへんやつに命運預けたらあかんわな。
黄:この一瞬で意見を反転させられる辺りが、
 悪魔が悪魔たる証左の気すらしてくるんだよぉ。


【悪魔は契約を絶対に守るけど解釈論に持ち込んで有耶無耶にするからね】
黄:そもそもの話として、品が足りないのはあくまでも小金持ちで、
 ある程度を超えると政治と切り離せなくなるんだよぉ。
朱:偉い人への根回しなんかをしないと潰されますから、
 必然として作法とかも身に付く訳ですか~。
マ:賄賂とか袖の下いうんは、大好物やで。
  もろたからて、便宜を図るかは別の話やけどな。
黄:久々に、この悪魔めと言いたくなる案件なんだよぉ。
朱:これくらいやってくれないと、むしろモヤモヤが残ります~。


【最終的に私欲全開になるのは変わらなそうだけど】
マ:今の世の中で、財力と権力を兼ね備えたもんはどないな生き方をすべきなんやろ。
則:興をそそる話をしておるではないか。
黄:やべーのに聞かれたんだよぉ。
朱:アドバイザーとして元皇帝は、これ以上を望めない方では無いでしょうか~。
黄:適応という概念が欠如してるから、
 現代に王朝を復活させるとか言い出しかねないんだよぉ。
朱:当時の社会システムを利用して上り詰めたんですから、
 ちゃんと学習させれば意外にいけそうな気もしますけどね~。

 強欲の悪魔と貪欲の果てに皇帝にまでなった女傑の相性は良いと思うのですが、人の業が如何に深いかをひたすらに考えさせられるだけではと言われると、そんなに間違ってない気がします。
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