2019
荒天という言葉があります。コウテンと読みます。天が荒れる、という字からも推察できるように、雨風が激しい状態を意味します。一方で、好天という言葉もあります。好ましい天候、即ち穏やかな晴れの日に使われることが多いです。こちらもなんとコウテンと読みます。小学生辺りの時分に気付いていたら、ふざけんなと食いついたことでしょう。いや、いい年した現状でもちょっとくらいは思ってますが。文語なら特に問題はありませんが、口語では使うのを躊躇われる単語になります。爺キャラでも無い限り、わざわざ荒天、好天なんて言い回しを選ぶことなんか無い気もしますが。同音異義語は文脈で理解しろとは言いますが、同ジャンルでの被りは勘弁してくれと思う訳です。
(・ω・) 日本語で、意外と以外以上に誤植された熟語は存在するのであろうか
【雨に濡れた捨て犬に優しくしても通報されるタイプ】
天:衣装は、月読のを借りることで賄いましょう。
黄:あのアホも、たまには役に立つんだよぉ。
朱:人間性にどれほど問題があろうと、
一つくらいは世の為になることがあるものですから~。
白:持ち上げる気配すら感じさせずに扱き下ろすって割と酷いような。
ア:あの方は前提がマイナスですから、褒め称える困難さが違いますわね。
【高潔だった独裁者が徐々に腐っていくのと似た理屈】
朱:一声掛けただけで、学生服っぽいのが何十着も送られてきました~。
黄:頼られるということが滅多にないから、加減が分からないんだよぉ。
白:それよりも、やたらとバリエーションに富んでるのがちょっと怖いんだけど。
天:全てカタログを参考に自作しているので合法です。
黄:倫理的な話をしてると思うんだよぉ。
朱:神様を裁ける機関は存在しないですから、野放しもしょうがなしですよね~。
【そう認定されることは社会的な死を意味するからな】
黄:個人的には、朱雀の身体に合うサイズばかりなことにヤバさを覚えるんだよぉ。
白:贔屓目に見て、せいぜい中学生ってとこなのにね。
朱:その程度のことに怯えていたら、この世界では生きていけません~。
黄:大物っぽく見せかけて、現実を直視してないだけなんだよぉ。
白:たしかに、許可無く他人用の服作るのも違法性皆無ではあるけど。
黄:世間一般の女性が生理的嫌悪感を示すことをキモいで片付けるけど、
こうやって考えると侮れないものだと思わされるんだよぉ。
【満ち欠けの周期が一億年くらいあるとすれば辻褄は合う】
ア:この女の子を最高に可愛く見せる為の細かい装飾、同志の匂いを感じますわ。
黄:たまには、同じ月の女神ということにシンパシーを感じて欲しいんだよぉ。
白:なにしろ新月と満月くらい輝きが違うからなぁ。
天:同じ月である以上、いずれ光を取り戻すということです。
朱:前向きなお姉さんですね~。
黄:それ以前に月読が輝いていた時期なんかあったのかという、
悲しい現実を思い出させてやるべきなんだよぉ。
月読の衣装マニア設定は、月読教授の専門が服飾文化というところにも引き継がれています。まあアレは、興味を持ったことなら何でも材料にする、小さな子どもみたいな感じなんですけどね。
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2019
膝から足の付け根までを直線で結んだ、いわゆる向こう脛は人類の明確な弱点の一つです。日本語だと弁慶の泣き所、つまり勇猛果敢な武蔵坊弁慶でもここを攻められると泣いてしまうという慣用句的な表現があります。他にも英語圏ではアキレスの踵と言うそうです。西洋では代名詞的なウィークポイントですが、具体的な身体の一部が名称に入ってるのはどうなんでしょうか。さて、下腿の前面を触ってみると分かりますが、ほとんど薄皮一枚で骨に至るので衝撃を吸収できません。故にちょっと固いものが当たった程度で激痛が走るのです。似た理由で、膝や肘といった関節部も直接的なダメージに弱い部位です。一方で腕を触ってみると全方位が筋肉で覆われていることを確認できます。人間が元々四足歩行だった為、前足の防御を優先した名残と推察されます。障害物があったとして、後ろ足下半分の前面だけぶつけるなんて起用な真似、やろうと思わないと難しそうですよね。
(・ω・) 猫はどうなんだと調べてみたいけど、近場に触れる猫が居ない
【極東の中でも一部の地域に限った話じゃなかろうか】
ア:脚本は、この日の為に書き溜めたものを供出しますわ。
黄:世間はそれを妄想ノートとか、封印すべき禁書と呼ぶんだよぉ。
天:心の内を赤裸々に解放できる精神性は尊敬すべきなのでしょうか。
白:むしろ、さらけ出すことで喜びを得られるタイプなのかも。
朱:何事にも上級者は居ますから~。
天:端的に表現すると変態になりますが、
それすらも褒め言葉と受け取る猛者が多いようです。
【登校拒否の引き籠もりであろうと肩書きの有無で見る目が変わる】
朱:私達の配役は高校の生徒なんですね~。
黄:王道を通り越して、思考放棄と言ってもいいんだよぉ。
天:ですが学校のセットを用意するのが難しいのではないですか。
白:神様権限で借りてくるってのも気が引けるし。
ア:登下校中や自宅という設定で工夫すれば問題はクリアされますの。
黄:そこまで行くなら別に学生じゃなくていい気もするけど、
頑なに反対されそうだからスルーするんだよぉ。
【技術力と人間性の両面でってのが難儀なのです】
朱:そういえば、知り合いに現役女子高生が居ませんでしたっけ~。
黄:あのポンコツ科学者をそう呼ぶのは、躊躇いしか無いんだよぉ。
ア:純粋な趣味でやるというのは、無限の浪漫を感じますわ。
白:ヤバい奴を二人揃えたところで、相殺どころか二乗になるだけって典型例だね。
朱:どちらかというと、化学反応に近い気もしますが~。
黄:何にしても、会わせたらいけない感じなのが多すぎて、
放し飼いにしてる現状に疑問を持ちつつあるんだよぉ。
【錯誤なくして成長なしと格言めいたものを残していけ】
朱:ですけど先代玄武さん以上に詳しい方も、そうは居ないと思うんですが~。
天:役作りをする上で参考になる話を聞けるやも知れません。
黄:いっぱしの役者気取りなんだよぉ。
白:ちょっとしたことで調子に乗るのは私達の伝統芸みたいなもんだし。
ア:この前向きさを、良い方向に消化するのが総監督の務めですの。
黄:なんかどいつもこいつも勘違いしてる感じが拭いきれないけど、
若さとはそういうものだって誰か言ってた気もするんだよぉ。
映画のスタッフロールを見ると、とんでもない人数が関わっていて、苦労して作られたんだなと思います。それでもやっぱりつまらんもんはつまらんと言わないといけない気もしてなりません。
2019
予定という言葉があります。予め定まっていること、という読み下しからも分かるように、今よりも先の時間に起こる、或いはやると決まっている状態を意味します。過去、現在、未来と、時間の概念をこれほどまで明確に持つ動物は人間だけやも知れません。その上で、先々のことなど誰にとっても不確定なものでもあります。にも関わらず予定という単語が当然の如く使われていることは時に縛られている証明の一つなのかも知れません。一方で、予定という文字列には、そうするつもりだけど確実ではないよというあやふやさも感じます。あくまで、予定は予定で絶対ではないからという軽い逃げと言い換えても良いでしょう。過去に幾度となく、発売予定を反故にされてきた個人的恨みが混じってるような気がしないでもありません。そこら辺も楽しんでこそプロだぞと、自分でもなんだか良く分からない結論に至ろうかと思います。
(・ω・) 延期が既定路線になってるシリーズは、もはや誰も信じてないからね
【大衆受けする作品を求められてる事実は放り投げていく】
黄:それで、どんなジャンルにするんだよぉ。
ア:愛をテーマとして壮大なものにしたいですわ。
朱:実にざっくりした提案ですね~。
天:扱いきれずにコケるパターンと言わざるを得ません。
ア:分かる方にだけ分かれば問題ありませんの。
黄:それもまた、芸術家気取りの三流創作屋が、
失敗作を自己弁護する時の定番な言い回しなんだよぉ。
【積極的に働かないという一点に於いて一部で固い絆が結ばれてる】
朱:愛と言っても、範囲は広いですけど~。
ア:無論、女性同士の恋愛以外にありませんの。
黄:そこは聞かなくても分かってたところなんだよぉ。
朱:意識の共有は大事だと思いまして~。
白:たしかに、スタッフの連携ちゃんとしてるのかなってのは多いよね。
黄:自分達の本業をさておいて良く言ったもんだなと、
御意見番的立場としては呟かせてもらうんだよぉ。
【天然とやや天然の組み合わせは発展性に欠けやしないだろうか】
天:主人公はどなたにするのでしょう。
ア:朱雀さんをメインに据えて、相手役に天照さんを考えていますわ。
朱:正気なんですかね~。
黄:自分で言うのは、微妙に新しいんだよぉ。
ア:きっと今までに無い斬新な物語を奏でてくれますの。
白:肉に例えさせてもらうと、
あまりに不味すぎて捕食対象から外れてきた珍種だと思うなぁ。
【朱雀の場合は年代とか以前に埋めないといけない溝が深い】
ア:そして敵役を白虎さんにお願いしたいと思いますの。
白:いいよー。
黄:軽いノリで承諾したんだよぉ。
白:あれでしょ。靴に画鋲とか入れて、物陰から腹黒い笑みを見せる的な。
黄:大分、悪者像が古いんだよぉ。
天:私達、長命のものには良くあるズレだと思いますが。
朱:中途半端に数十年前な辺りが、神様業界では若手の白虎さんらしいですね~。
女性同士の恋愛を百合という花に例えることがありますが、語源は男性同士の薔薇に対応したものと言われいます。まあ、BLとゲイが限りなく別ジャンルなのと同様に、百合とレズもそうっぽいですけどね。
2019
ブルジョアと呼ばれる言葉があります。フランス語のbourgeoisに由来するカタカナ語です。本来は貴族や聖職者といった支配者階級と下層労働者の間くらいに位置する中産階級を指します。具体的には、そこそこの商人や技術者などのようです。ですが現代日本語では主として富裕層、それもちょっとした嘲りを籠めて使われます。この乖離は何処から生じたのでしょう。フランスと言えば市民革命の本場と称しても構わない地ですが、その主力は力を持ったブルジョアジー(ブルジョアの複数形)でした。その辺りから、資本家としての上流階級という意味が強くなったようです。そして二十世紀、共産主義が一定の発言力を持つ時代になると、金持ちは一部の層に目の敵にされるようになります。その影響で現代に至るまでブルジョアに負の印象が残ってしまった訳です。そもそも最近は使われることが減っている気もしますけど。金満が憎いとか貧乏人の僻み根性だろと、自己責任論が強くなってるので死にゆく表現の一つになりそうです。
(・ω・) 昨今の下流は、反発すらしないで愚痴るのがトレンドになってるよね
【あまりにやることが無くてテレビをつけてみた結果がこれだよ】
黄:つまらない映画なんだよぉ。
天:演技、脚本、演出、全てが残念とは、
どうやって予算を確保したのかが気になるところです。
白:平日の昼下がりにやってるのなんて、そんなもんじゃないの。
ア:そのような時間帯に皆さんが揃っていることはどうですの。
朱:もはやいつも通りですので、
誰も触れないというのが正しいところだと思いますよ~。
【開始五分で切り捨てられるようになるのは上級者なのか否か】
天:映画は百年そこそこといった若い文化ですが、
その僅かな期間に玉石混淆が生まれすぎて混沌としてますよね。
黄:名作一つを掘り当てる為に、良作を三、佳作を十、
駄作を百近く観る羽目になるのが辛いんだよぉ。
朱:自分にとって何が面白いのか分からなくなりそうな話です~。
天:思考を放棄して、売れているから観るという判断を下すのが正しい日本人像です。
黄:割と世界的にそんなものの気もするけど、
楽しんでるならどうこう言うこと自体野暮ってもんなんだよぉ。
【君らが思っているほど制作者側は大したことを考えてない】
ア:でしたら、自分好みのものを作れば良いんですわ。
黄:アグレッシブな神様なんだよぉ。
朱:このバイタリティは見習うべきでしょうか~。
白:方向性はさておきって但し書きは入れておいた方が良いような。
黄:注意書き一つで何しても許される昨今を風刺してるに違いないんだよぉ。
天:そういった無駄な深読みも、近頃よくあるやつですね。
【そもそもの話として暗黒大魔王は有事じゃないって解釈なのか】
黄:まあ、機材一式は物置にあった気がするから好きにすれば良いんだよぉ。
朱:掘り起こせば、なんでも出てきそうです~。
白:それ、封印しておいた方が良いものも混じってる流れじゃないかな。
天:暗黒大魔王とかが出てきましたら、真っ先に逃げさせてもらいます。
朱:日本の最高神としてどうなんですかね~。
天:ここ一番で根性を出す為に、普段は出し惜しみするのが日本的なんです。
黄:そして制御不能な形で暴発するから、
他国からすると実に扱いが難しい存在なんだよぉ。
アルテミスメインというのは決めていたのですが、サブメンバーどうしようかなぁと考えた結果、トリ・アステールの面々で良いかという結論に至りました。黄龍と朱雀が居るので、味わいは変わるでしょう、多分。
2019
道連れという言葉があります。旅は道連れという言い回しがあることから推察できるように、同じ道を歩む同行者が第一に来ます。しかし何がどうなったのか、死出の道連れ、つまりは無理心中の意味合いが強くなってしまった感があります。小物キャラがやられそうになった時、『道連れにしてくれるわー』と叫んで、結局一人でやられたり、逆に全員助かったりするのは様式美とすら言えます。道という単語に、それほど後ろ向きな雰囲気が籠められているとも思えません。とすると、使われている内に何かしら負の印象が溜め込まれて現状に至ったのでしょうか。まあ一緒に歩く人という使い方での道連れも、最初から予定されていたというより、たまたま向かう方向が同じだったから感があるので、必ずしも全肯定では無い気がしますけど。
(・ω・) 道連れダイナミックという必殺技を思いついたけど、完全に自爆技だな
【そこまで行くと略奪に該当する気がしてならない】
マ:まあ、あれや。ゆうて、文化に貢献せーへんやつを貴人扱いしたないわ。
朱:お金をバラ撒くだけの方が下品に見えるのは、
そういう面もあるからなんでしょうね~。
黄:とはいえ、具体的に何をすれば良いかと言われると難しいんだよぉ。
朱:とりあえず、美術品を蒐集してみましょうか~。
マ:紛いもん掴まされる鉄板の流れやな。
則:国中からめぼしいものを全て吸い上げれば、多少の粗は気にならなくなるぞえ。
【大赤字だろうと一人でも大成すれば歴史に名が残りそう】
朱:学者や芸術家を養うとかどうでしょう~。
マ:ちゃんと働かせられるんやったら、悪ない線やな。
黄:人材の見極めと、労働意欲の維持が難題なんだよぉ。
朱:それだけ聞くと普通の会社と変わりませんね~。
マ:パトロンも、見方に依っちゃ単なるビジネスやし。
黄:当たればでかいけど、あの手の人種は朱雀並に制御が難しいし、
道楽野郎の烙印を押されるのが関の山なんだよぉ。
【スローライフから脱するには無我夢中だった頃以上の馬力が必要になる】
朱:結局のところ、黄龍さん達みたいにあくせくせず日々を謳歌できれば、
それが最も貴族的な気がしてきました~。
黄:ダイレクトな上司批判なんだよぉ。
マ:青龍の格は高いけど、えらい社畜っぽいもんな。
朱:あの生き方を真似するくらいなら、
偉くなりたくないっていう方が多いんじゃないでしょうか~。
黄:昔は似たような働き方してた気がしないでもないけど、
もういっぺんやれと言われて出来る自信は全く無いんだよぉ。
【肩代わりが期待できない代償に余計な仕事も増えない】
則:雑務は下々に委ねるのが正しき有り様という話であろうか。
マ:乗っ取られん程度に有能な大臣飼い慣らすんが手っ取り早いで。
朱:そう考えると、麒麟さんはうまいことやってますね~。
黄:あれはあれで微妙に無能なだけで、自分でやろうとしてる気がするんだよぉ。
マ:それ、上役として最悪の部類ちゃうか。
黄:だから青龍が尋常じゃない苦労してるんだよぉ。
朱:私達という部下を抱えてるせいな気もしますが、
出来ないことを最初に出来ないと言うだけマシだと思っています~。
アーリーリタイアとやらで優雅に暮らしてる人達は居ます。だけど黄龍は好きで半隠居状態な訳じゃなかった気もしますが、どうなんでしょうね。