炊飯器がイカれてたのでリサイクルショップで新調。中古品でも新調で良いのかしら。何はともあれ試し炊き、と。
( ・ω・) 炊き立て御飯、ウマー
【食・中・毒! 知名度だけは上がったメタミドホス!】
岬:2008年1月、千葉、兵庫両県の一般家庭で、
立て続けに食中毒事件が発生しました。
後の調査で、JTの子会社であるジェイティフーズが、
中国の天洋食品から輸入した餃子に、
メタミドホスを始めとする有機リン系殺虫剤が混入していたとして話題となりました。
公:あー、あれは怖かったわ。
中国系冷凍食品の撤去や叩き売りが始まったよな。
岬:その明らかな即効性や濃度より、残留農薬ではなく、
何らかの過程で意図的に混入したものと推察されました。
日本政府は中国当局に調査を要請しましたが、
返答は『中国国内で混入した可能性は極めて低い』でした。
公:じゃあ、何処で入ったと?
岬:こう、外装のビニールを浸透して餃子本体に付着したと主張し、
実験データも提出してきました。
公:……爆笑するところですか?
岬:もちろん、そんなもので納得する国民が居るはずも無い訳で、
警察庁も、『日本国内で混入した可能性は極めて低い』と叩き返しました。
公:おお、いいぞ、もっとやれ。
岬:ですが、戦後日本政府の伝統芸、土下座外交に依り、調査は平行線のまま、
真相は未だに謎のままです。
公:ダメじゃん!
岬:これは同年8月、北京オリンピックが開催される予定だった為、
中国の食の不信を煽りたくなかったというのが一端にあるかと思われます。
公:興行の為に犠牲にされる国民の健康って……。
岬:実際、北京五輪終結後の9月、中国製粉ミルクにメラミンが混入され、
乳児14名が腎臓結石になっていたという事件が発覚しました。
これは6月の時点で発生していたもので、
意図的に隠蔽していたと言われても文句が言えないところかと思われます。
公:中国在住なら、消されかねない発言ですね。
岬:尚、この毒餃子事件、朝日新聞、2008年2月1日付けのコラム、天声人語で、
『あぶない食べ物の筆頭といえば、古来フグだろう。(中略)
▼その河豚汁を、ギョーザと言い換えねばならないような事態である。
正確には中国製冷凍ギョーザ。農薬の混入したのを食べた人たちが、
中毒の症状を訴えた。(後略)』
と、フグとこの問題を同一視しているかの様な奇怪な文章を残しています。
公:何これ、又しても、巧くも何とも無いんですが。
岬:同じ中毒でも、フグは『食べて美味しいけど、毒もある。
その毒を回避する手段を確立した先人の智慧は素晴らしい』という話なのに対して、
餃子の方は、『意図的犯罪』なのはほぼ確実ですからね。
同列に並べるということ自体、倒れた方に失礼でしょう。
公:ところで岬ちゃんは、朝日新聞に何か恨みでも?
岬:いえ、そういう訳でも無いんですが、色々と調べていると、
凄い確率で朝日新聞に当たるというだけです。
公:そんなゲリラ戦のトラップみたいに言われても。
岬:この毒餃子問題、色々な意味でうやむやになったままですが、
中国産食品への不信は、それなりに残ったままの模様です。
非常に忘れっぽい日本人にしては珍しいことですが、
それだけ、衝撃的な事件だったってことなんでしょうね。
今項目の纏め:あれから一年くらい経つけれど、毒餃子問題は殆ど進展していない。そもそも、本腰で取り組んだとしても、中国国内に於ける極秘情報を日本が獲得するということ自体、難しいとも言えるのだが。
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