2010
昨日、電子レンジでスパゲティを作れるという器具を買いました(498円)。本当に、こんなので作れるのかよー。出来なかったらここで愚痴ってやるからなー。とか思っていたのですが、普通にもちもちのスパゲティが完成しました。
すげー。科学すげー。どういった理屈でこうなんだよ、割とマジで。
( ・ω・) この程度で感動する私に、科学者は端から無理だった気がしてならない
だけど、クリスさんに後事を託すといのを条件に協力することも無いとは言い切れない。運が良ければ助かるかも知れないし、例え果てても、ヤマタノオロチの首を刎ねることが出来るほどの剣士に遺志を継いで貰えるんだ。基本的に合理主義者である姉さんなら、そういう選択をしないとは言い切れない。
「そういえば、気になること言ってたよね。霊力を持った武器じゃないと倒せないとか何とか」
あれって、どう解釈したらいいんだろうか。兄さんと姉さんの剣は業物ではあるけれど、素材はタマハガネで、特段、魔力的な力を帯びている訳でもない。それでも首は飛んだんだから、やりように依っては、絶命まで至らせられる様な気がするんだけど。
「そもそも、ヤマタノオロチってまともじゃない生き物だよね。ずっと疑問なんだけど、頭八つって、何処が身体動かす指令出してるんだろう。ってか、頭五つ飛ばされて、まだ生きてるってどういうこと?」
「ヒトデなんか、五つに分割して放っておいたら、五匹、独立して再生するって聞いたことあるけど」
「それ、本当の話?」
シスの言葉は、半分くらい嘘だとした上で聞かないといけないから困ったものだ。
「スライムも、真っ二つに切って水と餌さえあげとけば、二匹になるらしいよ」
一気に、話が胡散臭くなった気がしないでもない。
「その理屈で言うと、頭を切り落として餌を与えて育てたら、ヤマタノオロチの増殖も可能ってことになるんだけど」
あんな上級モンスター、増やしたくなんて無いけど。いや、鳥が生まれて最初に見たものを親だと思う様に、育て方次第では味方につけることも――。