2010
以前、玄武と月読の掛け合いを読んだ-keighさんに、『お前ら、酒も飲まずに酔ってるのか』と言われたことがあります。
( ・ω・) 世の中、酒も飲まずに迷走してる奴が、一番怖いんだぜ
『しかし、いつしか二人との連絡が途絶え、後に行方不明になったと知った。このままでは、バラモスに対抗する人物が居なくなってしまうと悟る。又、私に何かがあった時、意志を継ぐ者が必要であるとも判断し、弟子をとることを決意した。
そんな折、知り合いの傭兵団に、素晴らしい素質を持った若者を見出す。私は恥も外聞も無く団長を口説き落とし、その若者、クレインを譲り受ける』
「……」
『彼はすさまじい勢いで私の魔法技術を吸収し、こと魔法使いの能力に関してはほんの数年で追い抜いたと言っても良いだろう。これで、万一のことがあっても、私の意志が絶たれることは無い』
「何という、ベタボレ状態」
「茶化すな!」
えーと、続き読んでも良いですか?
『心残りがあるとすれば、やはり二人の子供達についてだ。妻は、リオールを産んだ折に産後の肥立ちが悪く、逝ってしまった。四歳と零歳の子供が、親の愛を知らずに育つというのは、良いこととは言えないだろう。
分かってくれとは言わない。この文章が、子供達に触れられることを、必ずしも望んでいる訳でもない。だが、何処かに想いを吐露したい情動を抑えきれず、ここに書き記す。
我が弟子、クレインよ。これをお前が発見した場合、私がこの世に居ない公算が強いだろう。その時は、この事実をお前の心の内に秘めておいて欲しい。だが二人に対し、何か気を配ることを、勝手ながら望む』
「……」
えーと、思いっきり縁者二人に対して読んじゃったんだけど……こういう大切なことは、最初に書いて欲しいかなかって思ったり。構成や文章の散逸さから言って、本当、勢いだけで書いた雑記に近いんだろうけどさ。