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 幾つかの新聞、テレビ局の世論調査を一通り見ました。調査日や調査方法にバラツキがあるので、一概には言えないのですが、どうも、先週の段階で、内閣支持を内閣不支持が上回ったようです。支持層がマイノリティに転落した訳ですが、まあ、見方に依っては、まだ無党派層が離れただけですからね。選挙に於いては、それが致命傷とも言えるのですけど。

( ・ω・) ここから民主党支持層が離れていけば、致命傷に釘を打ち込むような話になるのです

「っていうか、シルビーさんとリオール君って、血は繋がってないんでしょ?」
「まー、それはあくまで、孤児院の人にそー言われただけという話で、何らかの確証がある訳でもない」
 仮に本当の姉弟だった場合、リオール君の恋慕はどこに向ければ良いんだろうか。
 うわ、ひょっとして僕、すごーく厄介なことを知っちゃったんじゃないのかな。これって、伝えるのと黙ってるの、どっちが親切なのか、さっぱり分からないんだけど。
「続きを読め」
「え?」
「先に進まなきゃ、何も分からねぇだろうが」
 それも、そうか。何だか怖くてしょうがないんだけど、それでも読みたい感情は消えないから、人間ってのは厄介だよね。
『最初に、実の子でありながら、私が育てられないことを、深く謝っておく』
 うわーい、めくった瞬間から、随分と絶望的な情報だよー。
『あれは、何年前になるか。ことは、バラモスという輩が、世界を支配せんがために動いているという噂を聞いたに端を発する。真偽は定かでないが、人の世の為にあるべき賢者として、見過ごすことは出来ない。
 アリアハンの勇者オルテガ殿や、サマンオサの戦士サイモン殿と連絡を取り、情報を収集した。どうやらバラモスは実在し、イシスの南方、ネクロゴンドの山奥に住んでいるらしいことを知る。
 この時点で私はバラモスに相対する決意をし、同時に、お前達に迷惑が掛からないよう、その辺りを含ませて孤児院に預けたのだ」
 な、成程。筋は通ってる様な気がしないでも無い。ってか父さん、メロニーヤ様と知己だったんだ。
 まあ、一応、どっちも世界的に名が知られた人だし、自然と言えば自然な接点なんだけどさ。

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