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 昨日今日と自民党が委員会を欠席していますが、これって選挙的な意味では微妙な線なんですよね。去年までは民主党も良くやった戦術ですが、大勢には影響ありませんでしたし。本当、野党って出来ることが少ないなと思わされます。

( ・ω・) まあ、だから『野』党なんだって、話もなくもないですよね

「あぁん? てめぇ、その面、やっぱ誰かいやがんな」
 どうでも良いけど、お師匠さんは人間心理を読む能力は、限りなく零に近い。
「ちきしょー。俺なんか兵士時代に結婚しても良い女が居たってのによぉ。
 『あんたの将来はバブルスライムより安定性がない』とかなんとか言いやがって。今でも一人もんだってのによ」
 あれ、どこら辺で愚痴を聞くっていう主旨に変わったんだっけ。
「何にしても女は、男の俺らから見れば下手な魔物より恐ろしいからな。深みにだけは嵌るんじゃねーぞ」
「大丈夫です。概ね、理解してるつもりですから」
 どことなく、ニュアンスの違いを感じながらも、敢えて聞き流すことにした。
 大人と付き合うのは、同性であろうと女の子並に骨が折れる。そんなことを思う、旅の中の一日だった。

 建前上、アリアハンの北東に位置する二つの大陸はサマンオサの領地ということになっている。だが王都が山に囲まれている上に、北方、南方、共に独立した民族が多数ある為、実質的な支配域は半分にも満たない。
 その少数民族が単独で自治を維持出来れば、それはそれで問題ないとも言えるのだが、魔王軍に依る情勢不安を受け、人心は揺らいでいた。当然の如く治安は悪化し、略奪の類も頻発し始める。だが地方の領主や豪族もさしたる対策を講じることもなく、むしろ助長し上前をはねる有様であった。
 そんな折、大陸の南端近くに、一つの勢力が台頭し始める。その集団は海賊自称し、たしかに略奪行為を行っていた。だが、一般人への被害は限りなく零に近く、又、悪銭を溜め込んでいる船舶ほど被害が大きかった為、地元での認識は義賊という方が近かった。

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